真島昌利

【真島昌利/マーシーのソロシングルのカップリングは名曲しかないので全曲レビュー】

投稿日:2021年12月11日 更新日:

こんにちはUMEです。

マーシーがソロ活動でリリースしたシングルは全部で6枚あります。1989年〜1994年にかけてリリースされました。タイトル曲はもちろんですが、聴き流されがちなカップリング曲もいいメロディ、刺さる歌詞に胸熱なアレンジと名曲揃いです。

カップリング曲まで含めてマーシーのソロ活動の良さなんです

ソロのシングルを集めたシングルズベスト的なものはリリースされていません。オリジナルアルバムの方にもシングルのカップリング曲は1曲も収録されていません。そのスタンスはマーシーらしくて好感が持てますが手軽に聴くには少々面倒だというのも本音です。

マーシーのソロの音楽にハマっていくとシングルのカップリングのあの曲が聴きたいという欲求にしばしば駆り立てられます。それはやはりその曲にしかない熱さと良さがあるからです。

すべてのシングルタイトル曲はオリジナルアルバムに収納されているので気軽に聴くことができます。

カップリング曲についてはそうは行きません。とはいえ、カップリング曲もマーシーのソロの世界が全開なわけでいつでも手元に置いておきたい曲ばかりです。どのカップリング曲もメインのタイトル曲に一切引けを取りません。

これまでにリリースされたすべてのシングルタイトルとカップリング曲の現在の入手可能方法をまとめました。

① 「アンダルシアに憧れて」(1989年)
c/w『ドクターペッパーの夢』

※2002年にマキシ化されたCDが現在も入手可能

② 「オーロラの夜」(1991年)
c/w『真夜中過ぎの中央線』

※2002年にマキシ化されたCDが現在も入手可能

③ 「夜空の星くず」(1991年)
c/w『バラ色の人生』『うな重』

※2002年にマキシ化されたCDが現在も入手可能

④ 「GO!GO!ヘドロマン」(1992年)
c/w『踊り踊れば』

※2007年にリリースされたソロ3rdアルバムの再発盤「RAW LIFE-Revisited-」のDISC2に収録

⑤ 「俺は政治家だ」(1993年)
c/w『I FOUGHT THE LAW』

※2007年にリリースされたソロ3rdアルバムの再発盤「RAW LIFE-Revisited-」のDISC2に収録

⑥ 「カレーライスにゃかなわない」(1994年)
c/w『空席(version2)』

※入手困難(オリジナルアルバム未収録でマキシ化もされておらず、この曲を聴くには当時の8cmシングルをヤフオクとかで割と高値で買うしかありません。)

オリジナルアルバム未収録のカップリング曲が全部で7曲あるわけですね。マキシ化されたシングルと「RAW LIFE-Revisited-」に収録の2曲は現在でもAmazonなんかで入手可能です。「空席(version2)」のみ当時の8cmシングル以外に収録されているCDが存在しないのが残念です。中古で探すと結構な高値が付いています。

聴くべきカップリング曲をオススメ順に3曲選びました。

1 ドクターペッパーの夢
2 真夜中過ぎの中央線
3 バラ色の人生

どちらかというと初期の曲ばかりになりました。他の曲も素晴らしいですが特に後期のカップリング曲は力の抜け具合が絶妙なのと意外なアレンジがポイントです。

真島昌利/ソロシングル(1989〜1994)

どのシングルもマーシーのソロの世界という意味では一貫しているものの音楽性で見た場合はバラつきがあります。良く言えば多彩です。そこがマーシーソロの楽しさでもあります。ブルーハーツとは違います。全然違います。マーシーのソロの音楽に決してブルーハーツのパンクを求めないでください。それを期待すると失敗します。根っからのパンク好きには多分合いません。

マーシーの書く歌詞というのは果てしなくロマンチックな言葉も多いので美しい歌詞が好きな女性にもオススメですね。歌い方は強いし声はしゃがれているけどそれ以上の優しさがすごく出ているのがマーシーの好きなところです。

頭と心に残りやすい文学的な歌詞もマーシーにしか出来ない神技なので注目です。

タイトル曲については収録のオリジナルアルバムの記事で紹介しているので割愛させて頂き今回はカップリング曲のみ全曲レビューしていきます。

①『アンダルシアに憧れて』(1989.10.21)

M1「アンダルシアに憧れて」

収録アルバム【夏のぬけがら】

M2「ドクターペッパーの夢」

作詞・作曲/真島昌利

アコースティック全開です。エレキギターは入っていません。それこそがこの曲の雰囲気を決定しています。演奏時間は8分を超える大作でアコギ、バリオン、ボーカルのみとシンプルなアレンジが唯一無二の存在感を放っています。ドラマティックな展開があるわけではなく単調な曲ですがマーシーの歌う声がこの曲の世界観を引き立てています。歌詞はマーシーにしか使いこなせない言葉たちで構成されていてすぐに引き込まれます。8分という長さをまったく感じさせずに最後まで圧倒的な曲の世界に浸りっぱなしです。初めて聴いた時は中学生でしたが心に響く強烈な印象を残しました。30年後の今でも変わりません。つまり名曲です。

マーシーの歌詞のすごいところは抽象的な言葉を使いながらも曲の物語の情景が頭に浮かびやすいことです。この曲は特にそれです。それがとても美しい。

タイトルにもなっている「ドクターペッパー」が歌詞の中に出てきます。

“よっぱらった天使が宙に舞い上がる ニッケル鉱山を飛び越えて ドクターペッパーをいつも飲みたかった キャブレターの中でことばは泣くばかり”

この特徴的な言葉の組み合わせと使い方がマーシーらしいです。ちなみにドクターペッパーとはコカ・コーラ社が販売している炭酸飲料で1885年に誕生したアメリカでもっとも古い炭酸飲料です。あの独特すぎて好き嫌いがはっきり別れる味の缶ジュースを今でもたまに買って「ドクターペッパーの夢」を聴きながら飲んでいるのはマーシーの影響です。どうでもいいけどラム酒をドクターペッパーで割るとめちゃくちゃ美味しいですよ。

②『オーロラの夜』(1991.3.21)

M1「オーロラの夜」

収録アルバム【HAPPY SONGS】

M2「真夜中過ぎの中央線」

作詞・作曲/真島昌利

シングルCDのジャケットのアート性が素晴らしいです。竹ぼうきにバンダナを巻いています。一体これは何を表現しているのか。それはもう完全にマーシーの姿にしか見えないので脱帽です。

バンド演奏で誰にでも聴きやすいアレンジです。すごく切ない雰囲気の曲ですね。イントロのドラムの音が聴こえただけですでに切なさを感じます。さらにハーモニカが吹くメロディが切なさを盛り上げます。このハーモニカについて記憶が曖昧なのですが、この曲のハーモニカはヒロトが吹いているとかなり昔なにかで見聞きした覚えがあります。シングルCDにミュージシャンの記載がなく真相を確認できません。

最終電車に乗りながらここまで色々な感情をロマンチックに抱けるのはマーシーだけです。ただ電車に乗っているだけなのにすごく広い夜空の星にまで言葉が飛躍していくところは一見いつもの日常とはかけ離れているように思えますが誰にでもある感情の歌詞です。

“つかれた会社員がヨダレをたらしてる さみしさを僕は背中に押しつぶす”

さみしさを背中に押しつぶすという表現がすごく共感できます。こういうことはありますよね。このさみしさを癒してくれる存在も登場します。

“真夜中すぎの中央線 天使の待っている場所へ 鉄橋こえ野原をこえ 君に会いたい今すぐに”

一人で最終電車の中だけど「君」を想っているところが人間らしいですね。この曲もマーシーの世界に浸れます。とても美しい。やっぱり詩人です。

ちなみにタイトルは真夜中過ぎの中央線なんですけど歌詞では真夜中すぎの中央線とひらがな表記になっています。なにか意図があるんでしょうかね。

③『夜空の星くず』(1991.8.21)

M1「夜空の星くず」

収録アルバム【HAPPY SONGS】

M2「バラ色の人生」

作詞・作曲/真島昌利

待ってましたと期待させるギターリフで始まる狂ったロックな1曲です。テンポはそんなに速くはなくミドルテンポです。狂ったように吹きまくるサックスも曲の雰囲気にバッチリ合っていて重要です。この曲の聴きどころはマーシー流の荒々しさですね。無法者たちの演奏するロックという印象です。

そんなロックな曲なので実はロマンチックなタイトル曲「夜空の星くず」の後では流れとしては合っていない感じもあります。どちらかといえばロックなソロ3rdアルバムの「RAW LIFE」の雰囲気に近いです。聴くと踊り狂いたい気分になります。これが「HAPPY SONGS」に入っていたら浮いていたのではないでしょうか。だからシングルのカップリング曲なのかもしれません。初めて聴いた時はシングルのカップリングにこんなにカッコいい曲が入っているのかと衝撃を受けました。

「バラ色の人生」とは誰もがこの言葉から連想する羨まれる人生のことではなくマーシー得意の皮肉な歌詞です。心に刺さるほどの共感できる言葉たちです。

“LA VIE EN ROSE ベロの先っちょで LA VIE EN ROSE 凍りついた言葉はどこへ行く”

マーシーならではの主張と表現方法の上手さをビシバシ感じます。この歌詞はマーシーに求めているもののひとつです。

M3「うな重」

作詞・作曲/RAY DAVIS 日本語詞/真島昌利

イギリスのロックバンド『キンクス』の「I Need You」という曲の日本語カバーです。もちろんマーシーによる日本語詩なので痛快です。「I Need You(アイニージュー)」という英語を「うな重」という日本語にしてしまうセンスはマーシーでしかあり得ません。しかも「I Need You」とは「あなたが欲しい」という意味を「うな重が食べたい」と原曲の意味とかけ離れてはいない絶妙な日本語の使い方が天才的だと思いました。

曲調はバンドのグルーブ感がバチバチに出ているロックです。マーシーのシビれるシャウトもバッチリ入ってます。ギターソロもマーシー得意のチョーキング多様の頭振りたくなってしまうあの音です。やっぱりバンドサウンドは熱くなれるのがいいですね。

“うな重 うな重が食べたい うな重 ほかほかのうな重が食べたい”

はっきり言ってうな重の歌です。そんなうな重の歌がバキバキのバンドサウンドになると体も心も踊り出してしまうのはマーシーの凄みによるところです。

『うな重ライブバージョン』

こちらのライブバージョンはCD収録の「うな重」よりかなりテンポを下げています。

「夜空の星くず」とはタイプが違いすぎるカップリングの2曲は最高です。オリジナルアルバムには収まるところがないのも納得でした。

④ 『GO!GO!ヘドロマン』(1992.10.1)

M1「GO!GO!ヘドロマン」

収録アルバム【RAW LIFE】

M2「踊り踊れば」

作詞・作曲/真島昌利

マーシーの音楽の中ではかなり異色な作品だと感じます。曲調がなんと言えば正解なのか分かりませんが…サンバ的な感じ?聴くと明るい太陽が出ます(笑)楽しさしか存在しません。タイトル通り踊りのイメージが浮かびます。ポジティブとか楽観的という言葉がこの曲にはすごく合います。コンセプトは「楽しもう」ってことですね。力みすぎていない絶妙な力の抜け具合が特徴的です。素直で前向きな歌詞とこのアレンジなので皮肉なロックの「RAW LIFE」の中の曲としては合いません。

“陽が沈むまで 夜が明けるまで 楽しむことは 悪い事じゃないだろう?”

一日中踊って楽しんでいる印象を受ける明るい気分になれる1曲です。楽しむことを忘れてしまいそうな忙しい日常に警笛を鳴らすきっかけになります。

※「RAW LIFE-Revisited-」のDISC2に収録されています。

⑤『俺は政治家だ』(1993.1.21)

M1「俺は政治家だ」

収録アルバム【RAW LIFE】

M2「I FOUGHT THE LAW」

日本語訳詩/真島昌利 作曲/Sonny Curtis

『THE CLASH』でおなじみの「I FOUGHT THE LAW」の日本語カバーですがこれは決してパンクなアレンジではありません。意外にも陽気なカントリー調です。力の抜け具合が「踊り踊れば」の雰囲気に似ています。この曲はCLASHのパンクバージョンが一番印象が強かったのでマーシーバージョンはすごく新鮮でした。日本語で歌うというのも意外性があって良かったです。

マーシーによる日本語訳詞は原曲に割と忠実に訳されていますが、そこはさすがマーシーと感じさせる言葉の使い方が見事です。「うな重」では日本語詞と表記されていましたがこちらの「I FOUGHT THE LAW」ではマーシー本人の意図なのかはわかりませんが日本語訳詞と表記されています。確かにオリジナルに沿った訳詞になっています。歌詞自体は3rdアルバム「RAW LIFE」に入っていてもおかしくはない内容ですね。

“冷たい檻に ぶち込まれ 法律と俺は闘った 法律が俺に勝った あの娘も どっかへ 消え去った 法律と俺は闘った 法律が俺に勝った”

ほとんど直訳なのにバッチリとマーシーの感性が出ています。「法律と〜」の部分はマーシーがコーラスも歌っていて一人で高音と低音を歌い分けているのが好印象です。他の誰かの声だったらなんか違うなと思ってしまう。

⑥『カレーライスにゃかなわない』(1994.10.21)

M1「カレーライスにゃかなわない」

収録アルバム【人にはそれぞれ事情がある】

M2「空席」(version 2)

作詞・作曲/真島昌利

マーシーの大名曲「空席」の別バージョンです。(version 2)とはレゲエバージョンのことです。めちゃくちゃ熱いレゲエというより良い加減に力の抜けたレゲエです。マーシーのボーカルもオリジナルバージョンに比べると軽やかな感じで歌っています。少しだけ歌い回しも変わっているのが分かります。アレンジを変えるとまったく別の曲に聴こえるから不思議ですね。歌詞は変えていません。

“唯新論の迷路 悲観主義者の理想は 半円描いてあわだつ ミルクセーキに溶けてった”

レゲエバージョンだとこの歌詞が妙に印象に残ります。バージョンが違うと刺さるポイントが違うというのも面白いです。

どちらのバージョンが好きかというとオリジナルバージョンの方ですが、こちらにはこちらの良さがあるので聴き比べてみることをオススメします。入手困難なのが痛いですね。聴きたくても聴けない曲にしてしまうには惜しいです。

【プレイリスト】を作っておくと便利です

マーシーファンの僕はこれらのカップリング曲も含めたシングルリリースの13曲を年代順に入れただけのプレイリストを作って聴いています。13曲で58分という丁度いい再生時間がたまらなくいいです。これが意外にも再生する頻度が高いです。やっぱりカップリング曲が聴きたくなるからですね。とはいえ、この内容でベスト盤がリリースされたところで「名盤」にはなりません。マーシー本人が作ったオリジナルアルバムではないので当たり前ですが統一感がなく曲と曲の流れに気持ち良さがないです。つまり便利アイテムの枠を超えないただのプレイリストにすぎません。正式にはリリースされていない自分だけのベスト盤てところには愛着があります。

8cmのシングルCDを並べてみるとこんな感じです。小さいです。曲名も付いてるので拡大して見てみてください。

当時の定価はどれも税込800円です。

「アンダルシアに憧れて」の当時の8cmシングルと2002年のマキシシングルです。オリジナルにかなり忠実に12cm化しているのがわかります。内容はまったく変わりません。

紹介したすべてのカップリング曲をこれから入手して聴くには手間がかかりますが、どの曲も聴かないまま人生を終えてしまうには名曲すぎます。マーシーのように繊細な感性の持ち主には必ず心に刺さるなにかがあるはずですので是非とも聴いてみてください。

マーシーはソロをやらなくなってしまったけど4枚目の「人にはそれぞれ事情がある」で本人の中では完結したのかもしれないですね。

5枚目のソロアルバムが出たら真っ先に買いますけどね。

マーシーファンに朗報です

ついに念願のマーシーの本が発売されます!これは超楽しみです。

『ROCK&ROLL RECORDER』

2022年2月10日発売決定!

【ブルーハーツ】でのマーシーも「TRAIN-TRAIN」「青空」といった心に刺さる名曲を生み出しています。その2曲が収録されたオリジナル3rdアルバム【TRAIN-TRAIN】はバラエティに富んだ名盤です。

ブルーハーツの他の作品では聴けない曲(バージョン)を含む【後期ベスト+前期ベスト】

【THE HIGH-LOWS】

マーシーの一ファンとして。

ありがとうございました。

それではまた。

-真島昌利
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【クロマニヨンズNEWS】

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2022年12月14日に26枚目のシングル「イノチノマーチ」が発売されます。7inchアナログ盤とCDも出ます。

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