こんにちはUMEです。
「TRAIN-TRAIN」は1988年リリースのブルーハーツの3rdアルバムです。
間違いなく語り継がれる名盤です。すでに30年以上も語り継がれています。
このアルバムまでが初期3部作なんて言われたりします。コンセプトアルバムと言われたりもします。
※ウィキペディアより
コンセプト・アルバム(Concept Album)は、ある一定のテーマまたは物語に沿った楽曲によって構成されたアルバム。アルバム全体でひとつの作品になっている作品をさしている。
アルバムの構成が確かにその通りだと感じます。1曲目の『TRAIN-TRAIN』が始まる前とラスト曲の『お前を離さない』の演奏後に汽車が疾走していくイメージのブルースハープのソロが入っています。これがアルバム全体でひとつの作品だと思わせる要素で物語を聴き終えたという気分に浸れます。
ジャケットのデザインにも汽車の切符がイメージされていて作品としてのこだわりを感じます。
THE BLUE HEARTS/TRAIN-TRAIN(1988)
2ndアルバム「YOUNG AND PRETTY」までのパンク中心だったバンドの音楽性がブルース、フォーク、カントリーなどの多彩な音楽を取り入れているのでバラエティ豊かという印象が強いです。
このアルバムではゲストミュージシャンが多数参加しているので音としてのその印象を更に強くしています。
パンク好きならご存知のRANCIDの3rdアルバム「…AND OUT COME THE WOLVES」にもあったバラエティに富んだ音楽性が「TRAIN-TRAIN」と似たものを感じました。どちらも3rdアルバムですね。バンドは3枚目になるとそういうことがやりたくなるんだろうか。
1stアルバム「THE BLUE HEARTS」のいかにもパンク!という耳触りではなく音がキレイなアルバムです。このミックスはパンク過ぎないところが好感が持てます。
・特にマーシー作の曲は繊細な感性で書かれた名曲揃い
・当時のCDは音圧が低い(音が小さいのでかなりボリュームを上げる必要がある)
ブルーハーツ史上初のヒロトとマーシーの共作曲が収録されているのも注目です。この共作があることでバラエティに富んだアルバムだという根拠にもなっています。
M1「TRAIN-TRAIN」
作詞・作曲/真島昌利
シングル第1弾。ほとんどの日本人が知っていると言ってもいいくらいの名曲です。メロディもアレンジも最高な上に歌詞なんか神がかってます。このアルバムに収録されているのは『TRAIN-TRAIN』というコンセプトアルバムの中の1曲なのでシングルにはないブルースハープとドラムによる汽車が疾走していくイメージのイントロがあります。そのイントロがすごくいい。まさに「導入部」といった感じです。汽車が近づいてきてもの凄い勢いで目の前を疾走して通りすぎたあとに本編の歌が始まるという演出にはアルバムへの期待が高まります。これはベストアルバムでは聴けないので本作を是非聴いてみてください。ライブバージョンではピアノによるイントロが入ってまた違う良さを聴かせてくれます。
どの曲にも言えますが、ヒロトの歌はパンクロックに合う野太い声ですがすごい繊細な歌い方なので心に響きます。
マーシーによる歌詞はこれまで多くの人の心に刺さったはずです。聴けば自分のままで生きようと思える魂の1曲です。
“聖者になんてなれないよ だけど生きてる方がいい だから僕は歌うんだよ精一杯でかい声で”
ここで曲の展開としても歌詞の繊細さに対しても奥の方から込み上げてくる熱いものを自分の中に感じます。涙と生きる気力です。
めちゃくちゃ感情に入り込んでくる瞬間があって、もうたまらなく涙が溢れてしまうよ。
音楽に込められた魂ってすごいパワーだなと実感します。
ストーリー性のあるこのPVは見応えあるので必見です。
本作に収録の3タイトルのシングルCDはこんな感じです。
「TRAIN-TRAIN」と「ラブレター」の裏はなんとマーシーとヒロトによる手書きの歌詞です。
M2「メリーゴーランド」
作詞・作曲/甲本ヒロト・真島昌利
この曲がヒロトとマーシーによる初の共作です。2人の共作曲はレアです。ブルーハーツではこの曲だけで、これ以降の共作曲というとハイロウズの1995年のシングル「胸がドキドキ/そばにいるから」の2曲ですね。
「メリーゴーランド」はブルースっぽいアレンジです。少し重い感じでスタートして2番で一気に軽快になる気持ち良さが印象に残ります。サビの直後に豪快なシャウトがあってマーシーが思いっきり弾くギターソロが長めで胸熱です。歌詞はかなり短いです。
“一人じゃできない事があるだろう 一人じゃ見えない事があるだろう カギを開けてくれ 回り続けよう”
どうやらこのメリーゴーランドとは遊園地の歌ではないなと解釈しています。音楽は自分の感性で聴くのが一番大事です。「一人じゃできない」共作だからこそできた曲です。
M3「電光石火」
作詞・作曲/甲本ヒロト
シングル「ラブレター」のカップリング曲でした。シンプルなアレンジに覚えやすいメロディの名曲です。勇気づけられて明るい気分になれます。
マーシーに影響されてギターを弾いていた僕にはアルバムを聴きながらギターの音を追ってしまう癖があります。マーシーの個性的なギターの音と弾き方が際立ちます。荒々しい1stの音に比べるとかなり録音がいいと感じます。河ちゃんのファルセットのコーラスがいい雰囲気を醸し出しています。「TRAIN-TRAIN」を聴くとそれが河ちゃんのポジションとして確率されているのがよく分かります。
この曲にはほとんどの人が忘れてしまっている当たり前のことに気付かされる言葉があります。
“歴史の本の最後のページ 白紙のままで 誰にも読めないよ 出かけよう さあ 出かけよう”
すごくヒロトらしい歌詞です。この歌詞の一節には人生のかなり重要なポイントが歌われています。それは何かというと、誰にとっても『未来はまだ白紙』ってことです。未来なんて余裕で変わるし、どうせ成長できます。
ヒロトがよくこういう嘘のない人間らしさのある歌詞を書くのが人の心に届くパワーになるんでしょうね。
M4「ミサイル」
作詞・作曲/甲本ヒロト
このアルバムの中では曲として印象に残りにくいかもしれませんがヒロトによるロマンチックな歌詞が深い曲です。歌詞に登場する「君」を愛していて自分の中で存在が大きいという気持ちを感じます。歌詞を聴き込んでみるとこの曲の良さが突然現れます。ゆったりしたテンポにシンプルな演奏なので楽器の音が聴き取りやすいです。
「ミサイル」という言葉はヒロト&マーシーの楽曲に割と出てきます。『1000のバイオリン』の歌詞“ミサイルほどのペンを片手に”だったりハイロウズのシングル『ミサイルマン』というタイトルもそうです。
初めて聴いた時は分からなかったですが、これはラブソングです。捉え方は人それぞれが正解ですけどね。
“今夜ボクはミサイルに 君は星になる 全てのルール ちょっとだけ忘れて 夜の階段をのぼる 星座を作ろう 忘れられない 思い出にしよう”
「夜の階段をのぼる」という表現がロマンチックすぎます。きっと歌の主人公は愛が深い。
1988年に発売された『ドブネズミの詩』というブルーハーツの本があります。ブルーハーツの歌詞とメンバーの語録をまとめた内容です。その本の中に興味深い発言がありました。
どうでもいいけど「駄さい」ダサいってこの漢字で書くんだろうか?本にはその表記で書かれていました。日本は漢字が難しいのが決定的な難点ですね。
M5「僕の右手」
作詞・作曲/甲本ヒロト
シングルになった訳でもないのにすっかりブルーハーツの代表曲です。つまり名曲です。ヒロトの友人のミュージシャンがこの曲のモデルになっているというのは有名な話です。
※ウィキペディアより
当初、ファンクラブの会報等で発表されていたタイトルは「僕の右手を知りませんか」だった。
この歌のモデルになったのは、甲本の友人でハードコアパンクバンド「GHOUL」の「片手のパンクス」ことMASAMI(細谷雅巳、小学1年の頃、ダイナマイト遊びをして右手首から先を失い義手となった。89年にステージで倒れ、昏睡状態のまま92年9月に死去)といわれる。甲本は彼の追憶ライブに出演した際に、この曲を泣きながら歌っている。
ライブバージョンでは定番になった河ちゃんの「1、2、3、4!」のカウントが印象的です。分かりやすいメロディとシンプルながらもブルーハーツらしいアレンジで感動的なパンクロックです。
“人間はみんな弱いけど 夢は必ずかなうんだ 瞳の奥に眠りかけた くじけない心 いまにも目からこぼれそうな 涙の理由が言えません 今日も 明日も あさっても 何かを捜すでしょう”
ヒロトの歌詞はやっぱりめちゃくちゃ人間らしい。胸熱な歌詞が刺さります。「いまにも目から〜」の歌詞から入るマーシーのアコギのメロディが繊細で心にジーンと来ます。泣けるパンクですね。
M6「無言電話のブルース」
作詞・作曲/真島昌利
シングル「TRAIN-TRAIN」のカップリング曲でした。マーシーの実話が元になっているという曲です。無言電話に対するクレームと考察。マーシーらしい音で録音されたギターソロもしっかりあります。曲のラストでは「はいーもしもしー!」というヒロトの電話に出る時のセリフが入っているのがポイントです。割と聴き流されてしまいがちな曲なのかもしれませんが、よく聴いてみるとマーシーの詩人ぶりが見事に表現されています。この曲で言いたいのはマーシーが歌詞でよく主張する、ほっといてくれってことですね。
“悪意ある悲しみなのか? 沈黙の憎しみなのか? はにかんだ寂しさなのか? ただの悪ふざけなんだろ?”
この言葉の使い方と言い回しが詩人だなと後になって気付きました。こういう後から気付く良さというのも貴重な体験です。自分の人生の経験値が上がったということなのではないでしょうか。

M7「風船爆弾(バンバンバン)」
作詞/河口純之助・甲本ヒロト 作曲/河口純之助
ブルーハーツで初の河ちゃん作詞作曲による曲です。明るい音の雰囲気に軽快なリズムとテンポで親しみやすいです。一度聴いただけで記憶に残るインパクトのある盛り上がること間違いなしの名曲です。途中でリードボーカルがヒロトから河ちゃんに変わるところが好印象です。その部分でのマーシーのリードギターも盛り上げるポイントです。元のタイトルは「恋は風船爆弾」だったらしいのですが、これは恋の歌ではなく戦争に関係しているのかもしれません。
※ウィキペディアより
「風船爆弾」とは実在した日本軍の兵器で、その詳細が書かれた同名の本を甲本や真島が読んでいた。
“明日に何が見える 明日に何ができる 涙の秒読みはかぞえちゃいけない 涙の秒読みはかぞえちゃいけない”
この歌詞の“涙の秒読み”という表現がインパクト大です。後にも先にもこの曲だけなんじゃないでしょうか。どういった意味なのかはわからないですが、確かに涙が溢れる前に秒読みを開始したらもっと悲しく切ないですね。
M8「ラブレター」
作詞・作曲/甲本ヒロト
シングル第2弾。ブルーハーツの恋愛ソングといえば「ラブレター」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。とはいえこれは「叶っていない恋」なので切ないです。ラストではそんな相手に対しての本当の気持ちが歌われているのが心に響きます。
パンクの荒々しい雰囲気ではありません。ふわっと柔らかな聴き心地で、ヒロトの力んでいない歌い方も曲に馴染んでいます。この曲でも河ちゃんのファルセットのコーラスが効果的に入っていて曲の雰囲気をより柔らかくしています。
“今度 生まれた時には 約束しよう 誰にも じゃまさせない 二人の事を”
これは切ないです。今、結ばれないことを受け入れている強さもあります。
“ほかの誰にも言えない 本当の事 あなたよ あなたよ しあわせになれ”
叶わぬ恋の相手に“あなたよしあわせになれ”と願えるのは優しい気持ちで本当の気持ちです。
ハワイのロケでメンバーのアロハ姿が観れる楽しげなPVです。

M9「ながれもの」
作詞・作曲/甲本ヒロト
完全にカントリーです。1993年にリリースされたマーシーのソロシングル「俺は政治家だ」の【カップリング曲】だった「I FOUGHT THE LAW」の雰囲気にかなり似ています。2分しかない短い曲なのであっという間に終わってしまいます。その短い時間の中で結構大事なことを言っているので歌詞にも注目して聴いてみてください。
“愛する事だけ考えて それでも誰かを傷つける そんな あなたが大好きだ そんな 友達が欲しかった”
この友達はきっと不器用な人なんですね。そんな友達に共感して大好きと言っているその気持ちはわかります。
“バイバイバイバイ さようなら 会いたくなったら また来いよ 言い訳なんかは いらないよ 会いたくなったら また来いよ”
この曲の主人公すごく好きになれます。言い訳なんかはいらないというのは思いやりですね。主人公のながれものは非常に魅力的な人間だと感じます。
M10「ブルースをけとばせ」
作詞・作曲/真島昌利
今作のマーシーボーカル曲です。マーシーが歌詞にもよく使う言葉「ブルース」です。この言葉を調べてみると“ブルース”には「憂鬱」という意味合いもあるそうです。歌詞のブルースという言葉を憂鬱と置き換えてみるとしっくり来ます。この曲のライブバージョンではマーシーがシャウトしまくりでカッコ良さに鳥肌が立ちます。
“70年なら一瞬の夢さ 70年なら一瞬の夢さ やりたくねえ事 やってる暇はねえ やりたくねえ事 やってる暇はねえ”
1988年当時の平均寿命は70年。今は人生100年時代なんて言われますね。平均寿命が何年だろうと100%終わりが来る訳で、人生の残りの時間は思っているより少ないからやりたくねえ事やってる暇はねえってことですね。
“運命なんて自分で決めてやらあ 運命なんて自分で決めてやらあ 悪い日もあれば 良い日もあるだろう 晴れたり くもったり 雨が降ったり”
まさにこの歌詞の通りなので、他人の人生を生きてしまうのはやめて自分で決めた運命を生きるべきだと哲学的な学びを得られます。
今現在のマーシーとヒロトを見ても、いつ見てもですがやっぱり幸せそうなので歌詞で言っていることは正確だと確信しました。
M11「青空」
作詞・作曲/真島昌利
シングル第3弾。詩人『真島昌利』が炸裂しています。この曲はただ者ではない唯一無二のオーラを放っています。ブルーハーツを初めて認識した曲でした。小学6年生の時に友達に録音してもらったカセットテープで初めて聴いたこの曲が心に刺さりました。あの時この曲が好きだと気付いていなかったら今のような自分は存在していなかったんじゃないかとさえ思えます。
「青空」の美しい歌詞とメロディとアレンジに心を鷲掴みにされました。エレキも入っていますがアコースティックなアレンジで胸が熱くなって涙がこみ上げてくることもあります。ヒロトとマーシーのツインボーカルになるところは病みつきになります。
歌い出しは“ブラウン管の向こう側”と分厚いテレビ画面の向こう側の自分とは別の世界を見ています。その内容から考えなければいけないことがあって「青空」が出来たのではないかと推測できます。この曲を作った時のマーシーと同じ感情を自分の中にも持ち合わせたいと強く思いました。歌詞全体が心に訴えてくる言葉しかないので、それまで感じたことのない何かが心に違和感を与えました。その違和感は年を取ってもなんとなくしかわからない人間の本質なのではないかと思います。
“誠実さのかけらもなく 笑ってる奴がいるよ 隠しているその手を見せてみろよ”
初めて聴いた日から30年以上も経った今では“誠実さのかけらもなく”という歌詞が何より胸に刺さります。過ぎていった時間の中で優しい顔をした誠実さのかけらもない人を見たような気がします。
“まぶしいほど青い空の真下で”
すっかり有名なフレーズですね。心にゆとりがなければ青空を見上げることもありません。この曲を思い出した時に青空を見てみるとびっくりするほど青いくて高いです。
モノクロの映像が曲と合っていていい雰囲気が出てます。今作『TRAIN-TRAIN』収録曲のPV3本の映像も神がかっているので楽しめます。
M12「お前を離さない」
作詞・作曲/真島昌利
ラストの曲はホーンも入っている楽しげなアレンジのラブソングです。歌詞はマーシーらしいクサいことを胸を張って言う美しさ。最後のドラムロールの後にラジオから流れているような音で「TRAIN-TRAIN」が流れた後に1曲目のイントロにあったブルースハープとドラムによる演奏で汽車が通り過ぎて行きます。このアウトロがあることにより、ひとつの作品を聴き終えた充実感で満たされます。
初めて聴いた時からかなり印象に残ったこの曲のポイントがあります。
“Oh! Baby give me one more kiss”
曲の中で何度も歌われるこのフレーズはマーシーが歌っていますが歌詞カードには記載されていません。
“でたらめばかりの世の中で 本当の事をみつけたよ 何よりも強い愛で お前を守ってあげたい”
この曲の世界が前作である2ndアルバム「YOUNG AND PRETTY」に収録の『ロクデナシ』シリーズに登場したパンクスそのまんまじゃないかと感じました。金はないけど強い愛はあるんでしょう。愛じゃ家賃は払えないけど救えるものは確かにあると自分の経験から分かりました。
“愛じゃ家賃は払えないと大家さんは怒るけれど”
よく聞きそうなセリフですがブルーハーツがやると非常にハマっています。
このアルバムに収録されて、たくさんの人の心に刺さったであろう名曲「TRAIN-TRAIN」も「青空」もマーシー作ということで、やっぱりマーシーはすごいなと今でも憧れのままです。どちらの曲も、もちろんそれ以外の曲もマーシーの繊細な感性が生み出したんだなと感銘を受けました。
このアルバム『TRAIN-TRAIN』は僕にとってはその先の「自分」を決定してしまうほどの影響力がありました。
ちなみにこの「TRAIN-TRAIN」のCDはやたらと音圧が低い(音が小さい)です。アンプのゲインを全開にするかボリュームをかなり上げて聴かないと、ブルーハーツの他のアルバムと同じ聴こえ方になりません。ゲインがばっちり合った時に最高の音質をぶっ放してきます。リマスター盤が発売されているのでそちらでは改善されているかもしれませんが僕はリマスター盤を聴いたことがないので分かりません。
2017年に発売されたアナログ盤では気になりませんでした。その辺も含めてアナログ盤のがオススメです。Amazonとかでまだ買えます。今だけなのか分かりませんが定価より少しだけ値引きされているので、オリジナル盤にこだわらないのであれば高値が付いた中古を買うのは間違いです。
「TRAIN-TRAIN」リリースの翌年の1989年にはこんな本が出てました。【ザ・ブルーハーツ『1000の証拠』】雑誌サイズです。紙質も雑誌のノリです。最後のページにはメンバー全員の手書きによるメッセージが掲載されています。
次作である4thアルバム【BUST WASTE HIP】はブルーハーツが良い意味で更に変わったと感じられる名盤です。そちらも全曲名曲です。『TRAIN-TRAIN』の音楽性とは違う疾走感のあるパンクを求めるなら【STICK OUT】がバッチリです。
他の作品では聴けない曲(バージョン)を含む【後期ベスト+前期ベスト】
名盤『TRAIN-TRAIN』で感じたような敏感に音質の違いに気付くのには訳があります。オーディオにこちらの【アイソレーション電源】を導入しているからです。
当時のカセットテープの『TRAIN-TRAIN』はこんな感じです。
これをまた聞きたくなったので筆者はカセットデッキを買いました。
ブルーハーツの一ファンとして。
ありがとうございました。
それではまた。