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つまらない世界に“心のロックンロール”をブチかます無謀な企画 ★ロックンロールが鳴り響く!! ★

↑THE HIGH-LOWS↓

【THE HIGH-LOWS/Tigermobile】最強無敵!!トラジャケの色気暴走!!2ndアルバム

投稿日:2022年2月5日 更新日:

こんにちは。

『Tigermobile』は1996年リリースのザ・ハイロウズのセカンドアルバムです。

1stアルバムよりパワーで暴走します。

「トラジャケ」とは、CDの初回生産分のみのトラ皮仕様ジャケットのことです。(当たり前だけど本物のトラではありません)

それまでになかったとんでもないジャケット。

ジャケットに既に色気があります。

発売日に買いに行って初めて『Tigermobile』を見た時の衝撃は、「何これ⁉︎すげえ!!!」という超刺激的なものでした。

内容はもっと衝撃です。

THE HIGH-LOWS/Tigermobile(1996)

Tigermobile(タイガーモービル)は1996年12月6日に発売された2枚目のアルバムです。

1stアルバム『THE HIGH-LOWS』から約1年後のリリースです。

6thシングル「ロッキンチェアー」と同時発売でした。

前作『THE HIGH-LOWS』に引き続き、アナログ盤も同時発売されました。シングルの方も「ロッキンチェアー」からはアナログ盤が同時発売です。

これがきっかけで、私にとってはシングルレコード収集の始まりです。

『Tigermobile』発表の前には4thシングル「胸がドキドキ/そばにいるから」(オリジナルアルバム未収録)と、5thシングル「相談天国」(シングルバージョン)がリリースされました。

この2枚のシングルはアナログ盤の発売はなく8cmのシングルCDのみ。

反則級ジャケット : トラジャケの質感

初回盤CDの方のトラジャケの質感はこんな具合です。印刷ではないためCDの個体一つずつ、微妙に違っていたのを確認しました。

だから迷いつつ、自分なりに一番欲しいと感じたやつを選んで買いました。

本物のトラは多分すごいごわごわしていると思うけど、これはサラッと優しい感じ。

“トラ皮仕様ジャケット”とか見たこともなかったから想像できなかったし、その言葉自体が強烈なインパクトを放っていました。

実物を見た瞬間にロックの素晴らしきバカバカしさを感じました。最高です。

大事に扱ってきましたが、製造から既に28年が経過しているので劣化はしているのかもしれません。

買う時にワクワクさせてくれるこういう遊び心と、ロックのサービス精神が嬉しいです。

所有欲を満たしてくれます。

今回のCDの帯はそのままステッカーになっています。

『Tigermobile』収録曲

1. 俺軍、暁の出撃
2. 相談天国
3. オレメカ
4. アレアレ
5. レッツゴーハワイ
6. ロッキンチェアー
7. Happy Go Lucky
8. ヌゲヌゲ
9. 変身リベンジャー スーパーファイトバック
10. ブンブン
11. シェーン
12. 月光陽光

全12曲、48分。

私たちの平常心を突き破り、唯一無二の魅力をブッ放す強烈な歌ばかり。

インパクトありすぎ、興奮の連続。

一聴して誰が聴いてもロックの魅力全開なアレンジ多めのアルバム作りにヤラレます。

心揺さぶる曲順なんかすごく考え尽くされてるなと感じました。もしどれか1曲でも入れ替わってしまったらすごく気持ち悪いです。

アルバムという概念が大きく存在します。

このアルバムの特徴として、古い考え方という訳ではなく、数少ない古き良きものへの最大限のオマージュを感じるのが魅力的です。

1stアルバム同様に歌詞に意味がないとか意味不明とか言われてしまいがちですが、そんなことはありません。すごく深いし光ってます。

歌詞に出てくるストーリーは自分と関係のない遠い世界の話じゃなくて、自分と何も変わらない生活者の言葉です。

普通に生活をしている人間の言葉をロックのメロディに乗せてハイロウズは歌います。

だから自分なりの解釈はごく自然にされるし、そこにはいつも意味も伴っています。それが私の歌詞に対する態度です。

2ndアルバムも至るところに是非取り入れたい楽に生きるための考え方が溢れています。そういうものが、ヒロトやマーシーの繊細な感性で美しく鳴り響いてます。

『Tigermobile』には“攻撃力”や“パワー”というワードが似合います。

マーシー作のガツンとして攻撃的な「俺軍、暁の出撃」、ハードロックバンド“ディープ・パープル”を連想させる猛烈パンクの「相談天国」、ヒロトの度を超えたユーモアが表立つ「オレメカ」や「アレアレ」、今回も入ってるいかにもな下ネタソング「ヌゲヌゲ」、西部劇映画を華やかにオマージュした「シェーン」など存在感の強烈すぎる曲ばかり。

印象に残らない歌は一つもなし。

すぐに覚えて一緒に歌える親しみやすさ。

全部、誰かの心を動かす“歌”が入ってます。

それは誇り高いロックンロールのスタイル。

シングル曲が4曲も収録されていますが、シングル以外の歌が強力です。全曲がピカピカに光ります。

1曲ずつがこんなに際立つとか“名盤”です。

ひとつだけ少し残念なのは『Tigermobile』にはマーシーボーカル曲は入っていません。

とはいえ、アルバム全体的にマーシーの鋭い感性をバチバチに感じてグッと来ます。

インタビューでマーシーがキレた

2ndアルバム発表後のインビューでは、珍しくマーシーがキレます。

“世間一般には、ステージでブルーハーツの曲をやっていると誤解している人もいる。

マーシー「全然違うバンドだから・・・それはなんかね、もうさぁ、シャ乱Qの曲やってんじゃないの?っていうのと僕には同じ次元に聞こえるんだよ。そういうこと言う人たちって。ありえない事じゃない、そんなの。
・・・だからなんかいちいちそれの誤解を解くためになんか言うのも面倒くせえんだ、もう。」

Q.次のツアーの構想は練ってますか?

大島「特に構想も何もないし、う〜ん、やるだけですね。普通に。」

ヒロト「おーちゃんの普通って結構行きすぎだよね。」

マーシー「かなり、行きすぎ。」

調「僕もいつも通り、やるだけ。」

ヒロト「俺らはセカンドアルバムを出しました。それで、1stアルバムと2ndアルバムを上手い事混ぜ合わせて、ただやる。ステージで。それだけ。ただ0.1秒も気を抜くつもりはないよ。」

マーシーが苛ついてる姿をカメラの前で見せるのは滅多にないです。

何度もどうでもいい同じ質問されたり、ダサい誤解をされている事に、イライラしてたんだろうなと感じました。

同時に揺るぎないロックの自信を感じました。

最新型こそが、ザ・ハイロウズです。

シングル曲は5thシングル「相談天国」、6thシングル「ロッキンチェアー」、7thシングル「Happy Go Lucky」、8thシングル「月光陽光」の4曲が収録されています。豪華です。

5thシングル「相談天国」のみ、本作にはよりハードでゴージャスなアルバムバージョンで収録されました。

6thシングル「ロッキンチェアー」はシングルではラストがフェイドアウトしますが、アルバム収録のものは演奏し切って締めます。テイクとしては同じものに聴こえます。

「Happy Go Lucky」と「月光陽光」の2曲はシングル、アルバムともに同テイクの収録です。

1996年のアルバム『Tigermobile』リリース当時、CDとレコード(限定生産)で発売されました。

CDは歌詞カードの表紙に本物の色気が爆発しています。色気とロックを感じました。

レコードでは、超セクシーなインナージャケットの色気に圧倒されつつ、豪快な12曲のロックンロールのアナログサウンドに最新型の興奮を感じました。

レコードのジャケットは普通の紙製です。

当時レコードを買うとCDにはない煽り文句が帯に付いてきました。

レコードの帯のキャッチコピーは目につきやすいし惹かれます。

レコードにしかない特別なものとして毎回楽しみにしてました。『Tigermobile』の煽り文句はいかしてます。

“暴走‼︎ 誰かヤツらをとめてくれ‼︎”

M1「俺軍、暁の出撃」

作詞・作曲/真島昌利

1stアルバムの「グッドバイ」同様、マーシー作の歌からのスタートです。

攻撃的なリフ炸裂!

一発目の音は頼もしい軍隊が突っ込んでくる感じのビシッとした音で、早速の大興奮。

期待感MAX!!!

暴走開始!いきなり全開で突撃してる!!

印象的なギターリフがゴリゴリな感触です。

ロックのメリハリのある演奏に気分が高揚しない瞬間はありません。

アルバムの1曲目のテンションてすごく大事だなとか思いました。そのアルバムへの期待感とか全体的な第一印象が決まってしまう。

本当はそんな事を考える余裕はなくロックに圧倒されてます。

今回の1曲目は大成功だと認めざるを得ません。聴こえる音からハイロウズのテンションが突き抜けてるのが分かるからです。

ロックバンドの太々しいほどの自信を感じる。

イントロの圧倒的なギターリフに興奮気味のヒロトがロックの図太さで歌い出します。

イライラしててダメそうなおっさんに、一服しようよと声を掛ける余裕が勇ましい。

ギコギコしたギターの弦の音が部屋中に響き渡って、まだ解放してない私のテンションを煽る。頑丈なピックスクラッチも炸裂。

パワフルなメロディ。

メロディが太いと感じる新体験。

そのメロディに乗って次から次にビシバシとした言葉たちがブッ放される。

凄まじい展開の速さに思考が追いつかない。頭で考えてたら置いてきぼりにされてしまう。

考えるな!感じろ!!!

間奏もギンギンバリバリです。

マーシーのツンツンしたギターソロ直後の盛り上がりポイントが熱いです。

“NA NA NA NA・・・”

この掛け合い部分でヒロトの後に続いたマーシーの歌声が聴こえてくると気分最高潮。

この歌、過激だ!

私の感情がサボるところがない。

「俺軍」という軍隊、、、強すぎる。

歌詞 : 哲学の本よりも哲学的だと感じます。

アルバムの一言目の歌詞でおっさんを呼ぶとか衝撃を受けました。その人なんかイライラしててダメそうなおっさんです。

とはいえ、おっさんの歌ではなく“最強無敵”な俺軍の歌です。

このおっさんみたいにイライラせず、心にゆとりを持ちたいものです。それにはしっかり休むことが重要だと歌でも推奨してます。

私も同感です。

“俺は俺軍”という、笑いが出ちゃうほどの幸せな生き方が歌われています。他人の意見や価値観に振り回されることなく、自分は自分でいいってこと。

実際に聴くと“最強無敵だ”の歌詞がバチーンと私の胸の中で爆発します。

ラストの“まったく愉快だ”という自信満々な歌詞はギラギラに鋭く光ります。

強い意味を感じたアルバム1曲目の歌詞です。

M2「相談天国」

作詞・作曲/真島昌利

ハイロウズの5thシングル。

作者のマーシー本人曰く、この曲は発表する気はなかったということです。

それがシングルにまでなったということが、ハイロウズはロックを楽しんでいるんだなと感じます。

歌詞では昭和生まれには懐かしいフレーズが飛び出してきたり、遊び心と激しさのある歌です。

本作に収録された「相談天国」はアルバムバージョンになっています。シングルバージョンよりもギターを重ねていたりして随分とゴージャスな聴き心地になりました。

ハードな音の特徴的なギターリフ。

ゴリゴリ感強め。

この曲のリフと構成が、イギリスのハードロックバンド“Deep Purple”の楽曲「Burn」と「ハイウェイ・スター」のオマージュだと言われています。

とはいえ、完全にハイロウズです。

ハイロウズがやると猛烈パンクになってます。

もしハードロックバンドがやったとしても、この素晴らしく厚かましい雰囲気は出ません。

ロックのカッコいい図々しさとか大事です。

始まった途端にとんでもない疾走感。

暴走感かもしれない。

ハイロウズの5人が私の背中をグイグイ全力で押してくる。アクセルを踏めと言っている。

こんなの、煽り運転じゃんか!

アルバムバージョンのマーシーのギターが真ん中で歌うヒロトを更に煽ってる。

とにかく圧力がすごい歌。音圧最大級。

Bメロで聴こえてくる激しいアコギの音がドラマチックな印象まで感じさせます。

マーシーのとんがりまくりのギターソロはアクセル全開だ。続く白井さんのかっ飛ぶキーボードには多分ブレーキが付いていない。

もっともっとブッ飛ばせと音が言ってくる。

ど迫力のロックを聴いてる。

ぶっちぎりの勢いがあって止められないし、息つくヒマもありません。

ハイロウズが「圧倒的」で迫り来る。

こいつたちに敗北は、、、、ない!!!!!

歌詞 : 手当たり次第だし、反省しないし、大笑いしてます。

マーシーの歌詞の自分が自分を認めてる感じがすごく心に響きます。生きにくい人はよくいるけど、マーシーはその真逆なのかもしれません。

聴くと今日からは楽に生きられそう。

“相談しよう そうしよう”と、聞き馴染みのあるフレーズ。サビのこの歌詞を歌ってカッコいいのはハイロウズだけです。

子供の頃に遊んだ「はないちもんめ」です。

ただし、激しすぎるロックになってます。

このハイロウズカーを本当に作った人はいるんだろうか。私は子供の頃にはこういうの作ってました。

ジャケットにまで懐かしさのある遊び心が溢れてます。

M3「オレメカ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

感銘を受ける自己肯定ソング。

2曲目「相談天国」まではマーシー作なので、ここでヒロトの世界が『Tigermobile』で初登場します。

あからさまにヒロトの感性だと分かります。

ゴリゴリのロックが2曲続いた後に、いい具合に力の抜けた感のある曲が来ます。

どのプレーヤーで聴いても一音一音が粒立つ聴感としての魅力あり。

スローではないしみじみとしたテンポ。

イントロなし、“オレ メカに弱えーから”とヒロトが感情的に歌い出だすからなんとなく哀愁を感じてしまう。いつもグッと来ます。

心の優しい部分にジュワ〜っと響きます。

恋の想いがダダ漏れしちゃってる。

転調するBメロではその想いや感情が、遂に平常心を突き破ってしまう。

一度しかやらないそのメロディには、世界に一つしかない特別な恋を感じます。

間奏の後の歌い方がなんか衝撃的にしみじみしてる。演奏もズバ抜けてしみじみしてる。

何これ⁈心が柔らかくなっちゃうじゃん。

昭和の価値観は過去の物だけど、好ましい意味での昭和の和みっぽい感じが出てます。

自分でも知らなかった心の柔らかな部分をハイロウズが感じさせたのです。

強がるより認める方が幸せなのかもしれない。

これまで世の中のどこにもなかった新しいロックの魅力を「オレメカ」に発見しました。

ラストは鮮やかに突き抜けて和やかな雰囲気。

歌詞 : 強烈にしみじみとしてるし、ヒロトの表現にインパクトがありすぎる。

“不完全な人間だけど 完全なオレだ”という内容は、とても人間らしい歌詞で感銘を受けました。

ヒロトのこういう歌詞が大好きです。自分の軸を持って生きてる姿勢にリスペクトです。完全な人間なんて一人もいません。

“キス キス キス キス”と連発する恋心まで溢れていてすごく共感します。

その恋心が本当であればあるほどに、自分でなくなってしまいそうな感じ。人間らしさが爆発してる。

直撃ストレートなのがヒロトのカッコ良さ。

M4「アレアレ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

後退しない、前進する突進力。

タイトル見ただけではどんな内容の曲なんだろうと気になります。購入直後は、アレってやっぱりアレかなぁなんて思いました。

下ネタソングなのかと思いきや直接的な表現はされていません。

それどころかタイトルからは想像もつかない重要なことが歌われています。

サビの歌詞の“アレ”とはやっぱりアレなのかもしれないけど…

幕開けを感じるカウント風のイントロ。

突進していくロックンロールアレンジ。

心地よいミドルテンポ。

古き良きロックンロールの雰囲気を、最新型の録音技術の音で感じます。

ロックンロールのギターフレーズ満載です。

歌われるすべての言葉が強く鳴り響く。

白井さんのピアノが明るく弾けてて、キラキラ光ってて思わず元気になってしまいそう。

楽しげなフレーズを弾きまくるマーシーのギターは、体を揺らすためのきっかけ。

おーちゃんとべっちゃんの冴えまくる軽快なリズム。

それに合うのはやっぱりヒロトが感情で歌うロックのボーカルです。

ロックンロールのエンターテイメント性が一番前に存在してる。

「俺はテレビも信じない〜」のパートでは、声を張り上げて歌うマーシーのコーラスにドキドキします。

どの瞬間も全員で突っ込んでいく感じの頼もしいロック。

胸を張って腕を振りながら前進してる。

このリズムを感じながら徐々に後退していくのは、ほとんどの場合で不可能です。

爽快なロックンロールの余韻が残る。

歌詞 : 世の中への不満と、ショッキングなほどに自分という存在を前進させる意気込み。

お金のかかる事にうんざりしながらも、自分の信念を貫く「自信」が溢れてます。

興味を惹きつける言葉の並び方だし、理想の生き方に影響されたので、私はテレビは捨てて自分の頭で考えようと決心しました。

M5「レッツゴーハワイ」

作詞・作曲/真島昌利

冬の心軽やかハワイアンサウンド。

寒い冬の歌でありながら、暑いハワイを感じるという特徴的な歌です。

作者であるマーシーがハワイに行った時の印象がすごくよかったんだなと感じます。

軽やかなバンドサウンドが心地よいノリノリなアレンジです。冬に聴く方がハマる。

ハイロウズがイントロを演奏し始めた途端にロックがロールしてる。

明るく弾けたロックンロールを感じる。

なんだか楽しい気持ちになってきます。さっきまでのネガティブなんてもうどうでもいいかって思えました。

ハイロウズはいつも私の心の重さを、軽やかさやしなやかさに覆す。

ドライブにもバッチリ合いそう。

ヒロトのホットな歌とバンドの華やかな演奏が、部屋にハワイの気候を連れてきます。

サビに直前のコーラス“Let’s Go”はハジけてます。1秒でハワイへ到着。

軽快さが突き抜けるサビは、寒さで固まっていた心が溶けてスッと軽くなる奇跡。

あったかさだけを感じる言葉を連発してる。

サビの感情的なメロディに熱くなった心はうっかり健康を目指してしまいそう。

もう寒くない。ハイロウズの音あったかい。

この音は、ヤシの木が生えてるし、ヒラヒラしたフラダンスを踊ってる。

本編終了後には冷えた体まであたたまるホットな演出に心がトキメキます。

ハイロウズの演奏ではないですが、曲が終わった後のハワイアンサウンド(“タ・フ・ワ・フ・ワイ” by 山口軍一&ルアナ・ハワイアンズ)にはヒラヒラしたフラダンスが見えます。

歌詞 : 夏が好きなマーシーの冬嫌いな生活感が出ていてほっこりします。

日本の冬は、体に悪いことしてないのに風邪ひいたり、吹きつける木枯らしに肌がカサカサになったりという内容の歌詞の通りです。

マーシーが望んでいるのはこれじゃないということが分かりました。

サビではハワイに行って急に暑くなります。そのギャップがインパクト絶大です。実際には今行ってない空想的な雰囲気が素敵です。

寒い冬に聴くと心はあったかくなります。

M6「ロッキンチェアー」

作詞・作曲/甲本ヒロト

ハイロウズの6thシングル。

シングルは「ロッキンチェアー」からアナログ盤が同時発売されるようになりました。

とんがった休憩推奨ソング。

ロッキンチェアーでゆられたいと、ふわふわした感じの事を歌いつつ、すげえとんがってます。間違いなくとんがってます。

ギンギンです。

強烈なギターリフに速攻で心を鷲掴みにされます。この音、とてつもなくパワフル。

『Tigermobile』にはロックにやって欲しい事が、目一杯で詰め込まれています。

そのすべてに強いパワーが爆発してる。

ロックの音がビシッとしてる。

なんかよく分からないけどカッコいいと感じる音がハイロウズにはたくさんあります。

ロックの光が素早く光度を上げるフェイドイン。

分厚いイントロだけで瞬殺です。

ガツンとしたロックの音が、健康を脅かす忙しなさを片っ端から蹴散らしていく。

生きるの面倒くさくなった時のヒーロー。

嫌になってしまう前に聴いた方がいいです。

ヤバすぎる存在感を放つギターソロなんか鳥肌が立つ熱さです。とんがってるし、光ってるし、激しく自己主張してる。

「ロッキンチェアー」はインパクトの強すぎるロックンロール。心地よい圧迫感あり。

これも過激だ!

ロックってこんなに生命力あったっけ⁈

太々しく生きようとか思います。

聴くと仕事とかやめて、のんびりとビールが飲みたくなってしまうテロが発生します。

ラストは脱力してゆらゆらしながら寝てる。

今日はもう頑張らない。

歌詞 : 体調崩さないための休憩の誘い。

バタンキューな気持ちわかりすぎます。

ビール飲みながらゆらゆらしてるサビの歌詞のような至上の喜びを感じる休憩が必要です。

忙しい毎日を頑張る人たち全員への応援歌にも聴こえます。ビールとロッキンチェアーなんて最高だし、容易にイメージ出来ます。

お疲れ気味のみんなが求めてる歌。

M7「Happy Go Lucky」

作詞・作曲/真島昌利

ハイロウズの7thシングル。

アルバムからのリカットなのでシングルもアルバムも同一音源です。

アナログ盤だとここからが盤をひっくり返してB面に突入です。気は抜けません。

ハイロウズのベストアルバム『FLASH』には収録されなかったシングルだけど、強烈だし印象的なのは間違いないです。

ジャキジャキしつつも滑らかな雰囲気。

メロディもアレンジもエモいロックンロール。

Bメロなんか抜群のエモさで、人の感情を熱く刺激します。

マーシーのギターはジャカジカ掻き鳴らすコード全開な感じで、メリハリもあります。

『Tigermobile』では珍しくギターソロはなし。それなのに記憶に焼き付くギターの音。

控えめに入っているアコギの音が3番では前に出てきます。その瞬間に感情が刺激されない人はあんまりいません。

「Happy Go Lucky」の作者であるマーシーがイメージしたそのまんまの世界観をヒロトが感情的に歌っている印象。

この人たち、ロックンロールの演奏が上手すぎる。

一瞬で聴感を飛び越えて、感情に直接聴こえてくるのは、ハイロウズの魂が激しいからです。

メロディが人間らしい。歌詞も人間らしい。

煌びやかなアレンジはハイロウズらしい。

曲が終わるとなぜか、台風が過ぎ去った後のようないい意味での静けさが余韻で残ります。

happy go luckyとは

のんきな、楽天的な、行き当たりばったりの、運任せの

歌詞 : すごく人間らしくて刺さります。

それが悟っているような美しい言葉だけで表現されています。

マーシーの“ただ放っておかれてるサマがいい”という独特な表現に感動します。そこには“仰々しい飾りつけ”もなくて気楽な感じだけが存在してる。

日々の生活の中で意識していないとつい出てしまう悪口や愚痴は“不燃ゴミ”だと言い放つ誠実さ。分かりやすい表現は一回で記憶に残ります。

悟りの境地のような気がしました。考えすぎずに気楽に行こうと思わせてくれます。

M8「ヌゲヌゲ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

今回もブッ込まれた最高の下ネタソング。

ここで急に音の雰囲気がガラッと変わります。

イントロが鳴った瞬間からどっからどう聴いてもエロい。なんかエロい。ただならぬ雰囲気が漏れちゃってる。

ワウを効かせたマーシーのギターが曲の雰囲気を決定しています。

ギターカッティングもなんかエロい。一発でこちらにそう印象付けるのが尊敬しちゃう。

キーボードの音も異常にセクシーに響きます。

ブルースの重さをわずかに感じる独特な音の感触です。

とはいえ、憂鬱はすぐにどっか行きます。

こんなにも「やってる」歌は他にないし、聴いた事もないので。

真面目に生きようなんて考えてる余裕は一切ありません。

なんか知らないけど、服を脱ぎたくなってくる衝動はあるかもしれません。

どうなってるのこれ⁈

音だけでここまで表現してしまうこの人たち天才だと思いました。

いかにもって言葉がバッチリ合います。

人を丸裸にする歌詞と、容赦なく脱がせるメロディ。誰でも脱ぎやすいリズムと、それ用の色気ムンムンな演奏。

ハイロウズに煽られて全部脱ぐしかないし、全部出すしかなくなってくる。

ライブでは期待通りヒロトが脱ぎ始めるパフォーマンスを披露してくれました。

歌詞 : 見せろとか出せとかヌゲとか、ハイロウズの前で服を着てるのが申し訳なくなる。

“やってるもーん やってるもーん”って、出たしからこれだもん。すぐに下ネタソングだと気づかない人はいないんじゃないかという強烈さです。

ヒロトはハイロウズになってからこんな感じの下ネタソングを割とやり始めました。アルバムのどこかに入っているとなんかウキウキします。

この分かりやすさは尋常じゃない。

M9「変身リベンジャー スーパーファイトバック」

作詞・作曲/真島昌利

苛烈なバトルビート。

負ける訳にはいかない時のリベンジソング。

ブルース・リーの名作映画「燃えよドラゴン」のテーマ曲がサンプリングされているイントロにシビれます。その音はど迫力です。

心の底から闘志が湧いてくるので戦う時にはオススメです。

もし何かに打ちのめされてしまった時は、これを聴けば3倍のパワーで復活できます。

やり返す攻撃力最大限。

アレンジは鮮やなロックです。音がキラキラしちゃってて、またついうっかり元気が出てしまうやつ。

ギンギンに炸裂した歌ですが、全体的に耳への軽やかさがあるのが特徴です。

爽快なサビ始まり。

ハイロウズが打ち負かす!打って負かす。

前にしか進まない、ほとばしる勢いでブッ飛ばす快感。突き進むという感じ。

音が粒立っているというより、そそり立っています。つまり戦っています。

省エネなんてしないハイロウズ。

Bメロにはヒロトがマキシマムに声を張り上げて歌う激情の瞬間があります。

会心の一撃がキマッた。

間奏にギターソロはないけど、メンバーたちがケンカしてるのが笑えます。ケンカしてるのに世界で一番和やか。

ハイセンスなコーラスが楽しげでロックのエンターテイメントが成立してる。

ラストは香港の音が豪快に鳴り響き、映画のラストシーンを彷彿とさせました。

胸熱な結末を見た。

リベンジは大成功したと思われます。

歌詞 : 加害者になってやるときはやる3倍返しの攻撃力。

やられたんならやり返さないと、言い返さないと、そうしない限り相手は勝手に自分の方が立場が上だと勘違いしたままです。もっと嫌われるようにすれば相手の方から離れていくので大丈夫です。

そんな自分に変身できます。

「10億年」とか言い出して、バグったスケールの大きさが心の中学2年生を興奮させます。

“ボスザルからだ”というのが大事だし、徹底的に3倍返しって私も勝てそうな気がしてきました。すごく救われます。

さあ!反撃です!やっちまえ!

暴力を使う必要はまったくないけど、聴くとそんな感じの勇気を持って生きれます。

M10「ブンブン」

作詞・作曲/甲本ヒロト

ここからのラスト3曲は特に感動的なメロディで聴きながら自分の中に熱いものを感じます。

これはロンドン・パンクの音だ!

マーシーのギターなんか完全にセックス・ピストルズの音で胸熱です。

フェードアウトする曲はよくあるけど「ブンブン」は過激にフェードインしてきます。

最初は音が小さくて聞こえなくてだんだん音が大きくなってはっきり認識できた時には、「この音あれじゃん!!」とピストルズを連想しています。

この歌はアルバムに収録する曲が足りなかったからヒロトが慌てて作ったということです。それでこんなにも名曲とは恐れ入ります。

荒々しいロンドン・パンクのイントロを経て名曲の主人公「蚊」の登場です。

パンク仕様のアップテンポ。

パンクの激しさに興奮しつつも、歌のストーリー性が興味深く意識の中に入ってきます。

人じゃなくて、蚊の優しさとか応援する気持ちが溢れてておもしろい歌だ。

“ブンブン”飛び回ってて躍動感もあるし。

スピーカーから何かの異音がするなと思ったら、なんの楽器か分からないけど、演奏中に音としてモスキートがブンブン飛んでます。

一度しかやらないけど、転調するBメロに入る瞬間の心の奪われ方が最高です。

ギターソロは、よくこの音を録音できなたなと感激するほどめちゃくちゃ「Anarchy in the U.K.」です。

メンバーのコーラスの雰囲気までピストルズを感じてしまう。

この歌、そこら辺で中指を立てながらツバを吐いているパンクの音が鳴ってる。

歌詞 : 視点は「蚊」です。蚊の視点で感動できるほどの説得力がありすぎです。

よく分からないけど、蚊から果てしない思いやりと優しさを感じます。

通常はうっとうしいだけの蚊に刺されたことにより、体調の診断とその結果で心配をされている人間。

こんなロック聴いたことありません。

人間よりも生き方を理解している蚊。この蚊は深みのあるキャラです。

人間と蚊のただならぬ絆で結ばれた関係です。

聴き終わった時には健康に生きて誰かの役に立ちたいとまで思わせる神曲。

M11「シェーン」

作詞・作曲/甲本ヒロト

前に進みたい時に聴くガンマンのメロディ。

ただし、聴いたら後戻りは許されません。

タイトルの由来は1953年公開の西部劇映画『シェーン』です。劇中の超有名なセリフ“シェーン カムバック”がしっかり引用されているのが見事にいい味出しています。

イントロの音だけでガンマンの歌だと感じる分かりやすさが特徴です。

ストーリー仕立てのこの音は、映画を観ているような気分でもあります。

快活なハイロウズサウンド。

誰が聴いてもキビキビしてます。

曲のテンポとしてはそんなに速くはないですが、歌詞の影響で凄まじい速さを感じます。

“パーン パパーン”と拳銃も撃ちまくっているし、自分にとっての邪魔物である一般論が次々と粉々に破壊されていきます。

息の根を止める破壊力。

間奏ではハキハキしたギターソロの中に何かのセリフがサンプリングされているのが、ロマンチックです。いかす演出。

荒くれ者たちの誇り高きロックが鳴ってる。

終盤の“シェーン カムバック”のパートでは完全に映画のラストシーンと同化して、一瞬で胸が熱くなります。すごく感動的。

シェーンよりもキマッたかもしれない。

歌のラストシーンではまた“パーン パパーン”とロックの拳銃を撃ちまくって、まだわずかに残っていた私のネガティブの息の根を止めました。

スッキリ爽快な気分。

前に出る気力まで備わってる。

歌詞 : 後戻りなんか許さないガンマンの生き様に、遂に自分の勝機がやって来る。

個人的には歌い出しの歌詞「僕の小さなひきがねに〜」という一節がお風呂に入ってる時なんかによく頭の中に流れてきます。

ずっと一般的な価値観とか考え方が正しいんだと自分の思いは押し殺して生きてきたけど、なんかそれ違うなって「シェーン」の真っ直ぐな歌詞で気付きました。

それからだんだんひきがねに力がこめられて、自分の人生を生きることを誓いました。

「変身リベンジャー」のラストでは“やっちまえ”と言い放ち、心を奮い立たせてくれました。「シェーン」はサビで“やっちまう”と宣言しているのが勝機の到来です。

M12「月光陽光」

作詞・作曲/真島昌利

ハイロウズの8thシングル。

8thシングル「月光陽光」はアルバムからのリカットなのでここに収録の音源と同一です。

このシングル発売の前にミニアルバム『4×5』がリリースされました。

アルバムラストは超名曲です。

発売日であった1996年12月6日にCDを買ってきて、初めて『Tigermobile』を聴いた時は一番好きな歌でした。

発車のベルが鳴り響く美しいメロディ。

温度を伴う眩しい光に照らされる明朗なロックアレンジ。

感極まる瞬間の連続。

ギターのコードが鳴り響く高揚感のあるイントロ。熱いやつが始まる予感がビシバシとしてます。

覚えやすい綺麗なメロディに、心の人間らしい部分が即反応します。

絶対オレにアピールしてる。

左に聴こえてるアコギの音が生身の私に、生きていくための活気をくれます。

Bメロは人の心を動かすメロディで、歌詞と共に胸にジーンときます。

分かりやすく言うと、この歌は名曲のメロディです。光ってるし、心に聴こえます。

胸の奥に鳴り響いちゃってる。

ギターソロこそ「月光陽光」の美しさの象徴。

滑らかなメロディを奏でるエレキギターの音にうっとりします。

マーシーの感情と感性が心に突き刺さり、ジワジワと胸の中が熱くなってきます。いつも求めているものです。

とっくに夢が輝いちゃってる。

「月光陽光」に照らされていない人は一人もいません。

光の熱も感じます。

大らかさもあって、それまでに激情した気持ちを癒してくれるような効果まであります。

割と長めに引っ張るフェードアウトは、アルバムのグッと来る最高のエンディング。

歌詞 : 新しい決意の発車のベルが鳴り響く。

私たちは今だけが生きてる時間だから待ってる暇なんかないし、知識ばかりためこんでないで直感でいけよ!と鳴り響いた発車のベル。

あと何年生きる予定でいるの?と問われた気がするし、それまで人任せな考えだった私に警笛を鳴らしました。

「月光陽光」と高らかに歌うサビは、力強く!人間は弱いけど力強い意識で生きようと奮い立つパワーが光ります。

私も力強く照らされてる実感が今あります。

ドラマチックなラストシーンでした。

みんなの胸の奥にうるさいぐらいの発車のベルが鳴り響いたところでアルバムはおしまいです。

ロックの光に照らされて、明日からは力強く生きていけそうです。

それにしてもアルバム全体が強烈でした。

音楽聴くにも体力が必要です。健康でいよう。

誰もヤツらをとめられなかったハイロウズの2ndアルバムでした。

最強無敵です。

超豪快でカロリー高すぎる感じがしました。

ゴリ押しなロックンロール最高です。

どっかのレビューで捨て曲が多いなんて意味不明なことを言ってましたが、とんでもないです。そんな歌はひとつもありません。

ハイテンションなハイロウズです。

決して言葉を無視してなんかいない全12曲です。聴けば聴くほどに歌詞の深さに気付いてきます。

『Tigermobile』を好きになった時、自分の中に新しい生き方まで取り込まれている凄いアルバムです。

つまり名盤です。

未開封Tシャツコレクション

1997年のTigermobile Tourに行きました。

ツアーグッズで、ハイロウズのロゴが入ったトラ柄のTシャツです。

このオイル缶の中身はTシャツです。未開封です。中身がどんなデザインだったのかもう忘れてしまいました。

ライブに一緒に行った友達は、その場で缶を開けて電車の中でこのTシャツに着替えてました(笑)

もしかしたらトラ柄Tシャツがこれの中身だったかな⁈

2つ買って1つ開けたような気がします。

缶は開封したけど、Tシャツは未開封のままにしてるとか、自分ならあり得ます(笑)

全然覚えてません。

ありがとうございました。

また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。


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M☆MUSIC

『2024』

昨年はたくさんの方々に記事を読んで頂き、心より感謝申し上げます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

今はきっと人々が変えた未来。

来ないと思ってた平和な世界。

一つハッキリと言えるのは、以前より明るい笑顔が増えました。

今年も私は「無理せず、気張らず、頑張らず」で行きます。

現在は読みにくさのあった古い記事から順に、より楽しいものに一新していく作業をしています。

クロマニヨンズの新譜が心に響き次第、レビューいたしますので、また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。

いつまでも幸せがありますように。

健康に心穏やかに、ロッケンロー!!

M☆MUSIC/UME

【クロマニヨンズNEWS】

【クロマニヨンズNEWS】

ライブDVD『ザ・クロマニヨンズ ツアー HEY! WONDER 2024』発売決定!

9/25発売!早すぎです!

ライブハウス、ホールをロックンロールで熱狂させた「ツアー HEY! WONDER 2024」

今回のDVDはその中から3月25日の神奈川県 CLUB CITTAでのライブハウスの方の公演が完全収録ということで楽しみです。

▼収録曲
01.あいのロックンロール
02.大山椒魚
03.ゆでたまご
04.ハイウェイ61
05.よつであみ
06.恋のOKサイン
07.ランラン
08.雷雨決行
09.生きる
10.メロディー
11.くだらねえ
12.ダーウィン(恋こそがすべて)
13.SEX AND VIOLENCE
14.不器用
15.イノチノマーチ
16.暴動チャイル(BO CHILE)
17.エルビス(仮)
18.紙飛行機
19.ナンバーワン野郎!
20.男の愛は火薬だぜ 〜『東京火薬野郎』主題歌 〜
21.SEX AND DRUGS AND ROCK’N’ROLL
22.タリホー
23.ギリギリガガンガン


ニュー・アルバム『HEY! WONDER』
2024/2/7発売決定!

CDとアナログ盤が出ます。
完全生産限定アナログ盤はいつも通り良心的な価格です。
レコードの価格が高騰しまくった今の世の中で、普通に3000円て思いやりが溢れてます。

<収録曲>
1.あいのロックンロール
2.大山椒魚
3.ゆでたまご
4.ハイウェイ61
5.よつであみ
6.恋のOKサイン
7.メロディー
8.くだらねえ
9.ダーウィン(恋こそがすべて)
10.SEX AND VIOLENCE
11.不器用
12.男の愛は火薬だぜ ~『東京火薬野郎』主題歌~

今回も興味深いタイトルばかりで、既にテンションが上がってきました。
ツアーも楽しみです!

40代、人より物が好きです。

唯一の問題は冗談のセンスが全然ないということ。

繊細なものが好きです。

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【アントン・カラス/ハリー・ライムのテーマ】

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

レコードに次いでカセットテープの人気が上がってきてるみたいです。

私はカセットがとても好きです。もちろん私の中でも一度終わったメディアですが、個性的なものはもう一度好きになったという感じです。最近はカセットばかり聴きます。

小さくて手に馴染むサイズ感はかわいいと思います。A面とB面があるわずらわしさが、音楽を聴く楽しさに変身してます。

それで、ブルーハーツのシングルのカセットが欲しいとずっと思っていました。全シングルがカセットで存在している訳でもありません。たまに出品されていても割と高値が付いて買えません。

でも欲しかったし、貧乏なオレには買えないのはとっても悔しいので自分で作りました。

ジャケットも出来る限りオリジナルに忠実になるように自作しました。

生のテープが安く手に入ったので制作に踏み切りました。

自作カセットテープ↓

ハイロウズのカセットテープも作成しました。

ジャケットはレコードの帯の煽り文句をモチーフにしています。

見にくいだろ?イライラするだろ?(笑)

クロマニヨンズもあります。

クロマニヨンズのシングルカセットも自作しました。

素敵な音が出てます。

満足してます、納得してます、感激してます。だからもう高値で売られているものを買う気はありません。

ボロくても手作りには光があります。

こういうものが欲しかったけど、どこにも売ってなかったので自分で作りました。