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★ロックンロールが鳴り響く!! ★ つまらない世界を照らす 馬鹿げた光

↑THE HIGH-LOWS↓

【THE HIGH-LOWS/THE HIGH-LOWS】ザ・ハイロウズ登場!! 1stアルバム

投稿日:2022年1月29日 更新日:

こんにちは。

『THE HIGH-LOWS』は1995年リリースのハイロウズのファーストアルバムです。

1995年にブルーハーツは解散しました。同じく1995年にヒロトとマーシーが結成してデビューしたのが『↑THE HIGH-LOWS↓』です。

バンド名の前後に矢印が付くのが正式名称。

ブルーハーツの解散は1995年6月で、ハイロウズのデビューがその年の10月だったので、当時はこんなにすぐにあの2人がまた一緒にバンドをやるとは思わなかったので大興奮しました。

誰も予想できなかった衝撃。

重要なポイントで、ハイロウズはピアノの入った5人編成のバンドになりました。

ブルーハーツのサポートメンバーであったピアノの白井幹夫さんが正式メンバーとしてバンドに存在しているのが最強です。

白井さんは絶大な存在感でロックンロールのピアノを弾くおっさんです。

衝撃を伴う「ザ・ハイロウズ登場!!」

つまりハイロウズ爆誕です。

“ハイロウズ登場!!”という言葉がレコードの帯の煽り文句になっていたし、最初のツアーのタイトルにもなっていました。

【THE HIGH-LOWS メンバー】

甲本ヒロト:ボーカル
真島昌利:ギター
調先人:ベース
大島賢治:ドラム
白井幹夫:キーボード

「シンプルでストレートなロックンロールバンド」をやりたかったマーシーが、ヒマそうな人を集めたのがハイロウズ爆誕の経緯だっということです。

ヒロトとマーシーのバンドがデビューするということでブルーハーツファンからしたら胸熱すぎの衝撃的なニュースでした。

ブルーハーツ解散直後にまさかのこの2人。

嬉しすぎて毎日が楽しくなったのを覚えています。

THE HIGH-LOWS/THE HIGH-LOWS(1995)

THE HIGH-LOWS(ザ・ハイロウズ)は1995年10月25日にリリースされたデビューアルバムです。

このアルバムにはこのタイトル以外、しっくり来ません。

各曲が、新しいインパクトを持ったロックの12曲が収録されている1枚目のアルバム。

全曲、衝撃が大きいし、衝撃の連続です。

1stアルバムと1stシングル「ミサイルマン」が同時発売でした。

1995年当時、私の周りでは「ブルーハーツと何か変わったの?」という意見をよく耳にしました。

そんなの簡単です。

「別のバンドです。」

ブルーハーツを求めるのはやめてください。

一つだけハッキリと言えるのは、全開でやってるロックンロールです。

ヒロトの言葉ですが“ロックは遊びなんだ”という、本物のロックの熱量がハイロウズから伝わってきます。

『THE HIGH-LOWS』収録曲

1. グッドバイ
2. ママミルク
3. ミサイルマン
4. BGM
5. ジュー・ジュー
6. ツイスト
7. スーパーソニックジェットボーイ
8. なまけ大臣
9. ヤ・バンバ
10. ビッグ・マシン
11. バナナボートに銀の月
12. 日曜日よりの使者

全12曲47分。

ヒロト作、マーシー作が6曲ずつの一番心を動かす構成です。

私はアルバム発売日に買ってきて、初めて聴いた時の感想は、素直に「好きだ!」でした。

全12曲の1曲ずつが“強烈”という印象。

名盤と言えます。

このアルバムとハイロウズ自体の楽しさの要素ですが、ブルーハーツよりもあからさまに音楽性の幅が拡張しました。

攻撃力の高い武器が増えたみたいな感じ。

ドラムのおーちゃんと、ベースのべっちゃんのリズム隊がやたらと強靭です。

1stシングル「ミサイルマン」のインパクトのある16ビートのグルーヴ感には、初体験の興奮をしました。デビューから強烈です。

再生を始めたら1秒もアルバムから意識を逸らすことの出来ない47分間。

この歌はつまんないからスキップしようというのは一つもありません。

それに、当たり前だけど“アルバム”という概念がしっかりあります。

ブルージーな「ママミルク」、古き良きロックンロールの「ツイスト」、重みがあってハードな「スーパーソニックジェットボーイ」、過激な下ネタソングの「ビッグ・マシン」、マーシーのしゃがれた歌声が心に突き刺さる「バナナボートに銀の月」、アコギ調で美しいメロディの「日曜日よりの使者」など名曲揃い。

12曲全部に、それぞれ違った強いインパクトがあるのが特徴です。

勢いがある。滑らかさもある。

デビューしたてのロックンロールがある。

スカッとしたい時に合います。

全曲にやり過ぎなくらいのやる気がほとばしってる。何これ!!最高じゃん!!!

この後、これを超えるアルバムが作れるのかと思ってしまうレベル。その結論としては、何枚も傑作を作ってしまいました。

よく言われるのが、ハイロウズになってから歌詞の意味を捨て去ったみたいなことです。

そうも取れるかもしれませんが、繊細な感性の人にはそんなことはないです。

細やかな感性で聴いた場合、至る所に心へ刺さってくる言葉たちがあります。ピカピカだしキラキラしてます。

歌詞に意味がないって主張しまくった第三者視点の文章なんかを見ると呆れます。

ハイロウズは誰が聴いてもロックですが、聞き流せる大雑把なバンドではありません。独自性の強い歌詞は生きるパワーになります。

シングル曲は1stシングル「ミサイルマン」、2ndシングル「グッドバイ」、3rdシングル「スーパーソニックジェットボーイ/日曜日よりの使者」が収録されています。

それぞれ3枚のシングルはCDのみのリリースでした。12cmのマキシシングルです。

私はこの3枚のシングルをアナログサウンドで聴きたかったので、カセットテープを自作しました。ジャケットも手作りしました。

3rdシングル「スーパーソニックジェットボーイ」と、そのカップリングであった「日曜日よりの使者」は新録バージョンとしてシングルに収録されました。

でも「スーパーソニックジェットボーイ」はアルバムバージョンとそっくりです。

1995年のアルバム『THE HIGH-LOWS』リリース当時、CDとレコード(限定生産)で発売されました。

CDの初回盤は「初回スペシャルパッケージ(デジパック)」&「CDサイズ・ロゴステッカー付き」でした。

ハイロウズの特製ロゴ・ピンバッチがもらえる応募券も入っていたので、私は応募してピンバッチをゲットしました。

1stアルバムの影響 : レコード収集のきっかけ

1995年当時、レコードは既に“過去の物”でした。

ところが、アルバムの方はアナログ盤も同時発売されるということでとてつもない興味を持ちました。

レコードを扱った事がなかったし、まだレコードプレーヤーを持っていませんでしたが何としても手に入れようと決心。

CD屋さんに問い合わせたところ「入荷するかわからない」と不安な言葉が返ってきましたが、実際にはしっかり手に入りました。

人生で初めて買った“レコード”です。

安いプレーヤーも買って、ここからレコードコレクションの始まり。

再生するのに手間のかかるレコードの楽しさに気付いた体験。

大事な宝物です。

以降のアナログ盤が発売された全シングル、全アルバムが揃っています。すっかりレコードプレーヤーの扱いにも慣れた今でもたまに針を落として聴いています。

1995年の“超”最新型な新世界。

鋭い魅力全開でアルバム1枚ブッ飛ばします。

“ザ・ハイロウズ登場!!”

M1「グッドバイ」

作詞・作曲/真島昌利

ハイロウズの2ndシングル。

デビュー1発目から「サヨナラ」するという衝撃です。

めちゃくちゃ少ない文字数の歌詞の中に「決別」というテーマが大きく存在しています。

よくブルーハーツとの別れとか言われていますが、どうでもいいと思います。

イントロはマーシーのギターです。

その音に一瞬で高まった期待感でワクワクしてきます。キラキラな音が部屋に広がってる。

ブチかましてくれそうな爆音のロックが響いてる。

直後にバンド全体の音が入ると、ヒロトと同じ訳の分からないダンスをしたくなる気持ちを抑えきれません。

アップテンポなロックアレンジ。

覚えやすいメロディ、ロックンロールの親しみやすさが表立ってる。

それにバシッと言い放つ歌詞、ロックンロールの強い主張が決意を表明してる。

ヒロトの力強いボーカルは、どこかで嘲笑ってるようなロックイズム全開でサヨナラしてる。

マーシーたちのコーラスもいい感じ。ファルセットのハーモニーが楽しさ満開だし、繰り返す“バイバイバーイ”はハイテンション。

高音質というのか、すべての音が鮮烈です。

この歌には強烈な仕掛けがあります。

急に爆音になるギターソロ!びっくりしたけど、胸熱な反則技で心を鷲掴みにされます。

ラストの全員での盛り上げはとても細やかな演奏がキラキラしてます。

この人たち、なんかすごい。

歌詞 : ダサい事にサヨナラする最新型の気持ち。割とあっさりしてる印象を受けるのが、ロックのダイナミズム。

過去はすでに完了したこと。生きているのは今この瞬間だけなので、決して過去の犠牲にならないように自分でコントロールできることとできないことを区別するのが大切。

過去の観点をこれからの生き方で変えない限り過去の犠牲者で終わってしまいます。

そんな学びをハイロウズのデビューが気付かせてくれました。

1stシングル『ミサイルマン』のカップリングに「グッドバイ(LIVE Version)」が収録されています。1995年7月23日に大阪万博記念公園もみじ川芝生広場で行われたライブにて収録された音源です。

アナログレコードを彷彿とされるレトロ感あるデザインが音楽好きの心に刺さります。

※1stアルバム『THE HIGH-LOWS』収録のシングルはアナログ盤は発売されていません。

M2「ママミルク」

作詞・作曲/真島昌利

白井さんのキーボードが際立つギンギンなブルージーソング。

何が始まるんだ⁈と思わせるドラムのリズムからスタート。また期待感が高まります。

しばらくして白井さんのキーボードがブッ飛んだ演奏力にて、緊迫してヒリヒリした感じのやつを一発ブチかます。

こんなに緊迫感のある音は聴いた事がない。

ヒロトの鼻をすするような人間らしい音が聞こえてきたら、マーシーのギターが合図になってハーモニカ、ベースと全員で爆発させるイントロは衝撃です。

この曲でのマーシーは、バッキングに徹したギターを弾いています。

同じフレーズの繰り返しで単調なアレンジではありますが、それを高い表現力とバチバチの魂で弾いているので、感じる事は「カッコいい」だけです。

テンポは速くないけど、抑揚のあるアレンジでとにかく凄まじい狂熱。

これまでに聴いた事のない音楽の強烈なインパクト。

「ママミルク」を聴いているといつも、これは渋いなと感じます。

ハイロウズは演奏が上手いと思った。

本物のプロフェッショナルだ!

6分近い長めの曲で、歌よりジャズのようなアドリブ感のある演奏部分のが長いです。

ラストもまたマーシーのギターが合図になってストロングな締めに入ります。

バッキングに徹していながら超重要な人だ。

これこそロックで遊んでいると感じさせるのが「ママミルク」の特徴です。

歌詞 : ハチミツよりも甘いミルクを要求したりする欲望に忠実なロックの歌詞という印象です。

1番から3番まですべて何かを要求している。

ロックの太々しさが一番前にあって剥き出しな感じが意味深です。

1stシングル「ミサイルマン」には「ママミルク」のモノラルバージョンが収録されています。モノラルなので、ど真ん中から全部の音が突っ込んできます。

M3「ミサイルマン」

作詞・作曲/甲本ヒロト

ハイロウズの1stシングル。

当時、発売前にラジオで初めて聴いた時は鋭い曲で攻めてきたなと興奮しっぱなしでした。

デビュー曲ということで気合いが入ったのかは分かりませんが、全メンバーが技術的に優れまくった演奏なので素人がコピーするには難しいです。

鋭利な16ビート。

究極のわがまま野郎の歌だと思ったけど、やっぱり最高のヒーローだった。

イントロの印象的なギターリフから大興奮です。一回で記憶に残るインパクト。

ヒロトのエモいハーモニカ入り。

そんなイントロだけでロックの最高峰。

キャッチーさがあるというよりも、“強烈”だとか“主張”だとか“存在感”とか、とにかく強いメロディです。

筋しか通さないヒロトのロックボーカル。

本当に誠実なのは一般的な人じゃなくて「ミサイルマン」だと納得してしまうパワーがあります。

全員の凄まじい音には活力しか感じない。

これを人力だけで出してるのがすごいと思わせるほどの迫力の音が出てます。圧倒的。

ビシッとしてる。ビシッとしすぎてる。

圧倒的なロックに熱狂しながら意識を逸らせないし、目も逸らせない。自分に迫る不幸を全部ぶっ壊したくなってくる。

間奏でのマーシーのとんがったギターソロ。

ワウを使ったウィンウィン系の鋭いやつ。フワフワしてるんじゃない。キビキビしてる。またはギュインギュインしてる。

この鋭さは、多分刺せる。

遂に感化された心は自分の幸せだけを目指し始めました。いいと思います。

全員でバシッとキメるラストは豪快でキレがいいです。

歌詞 : 究極のわがままであって、最高の自己肯定。決して自分を裏切らない男の歌だと解釈しています。

「自殺するのが 流行りなら〜」の部分の歌詞にはいい意味での物凄いショックを受けました。

今聴いても初めて聴いた時の感覚と変わりません。かなり重要な「自分軸」があると感じます。自分の意思で生きることの大切さです。

サビの前の「なんか食わせろ〜」なんかすごいわがままに聞こえます。なんか食わせろと要求しといて、そんなもんじゃねぇと突き返す。自分のためにそこまでするのは素晴らしいことです。

聴くとそう思わせる説得力あり。

2ndシングル「グッドバイ」同様に、一瞬でアナログレコードを連想させたデザインがたまらないです。1995年当時は12cmのマキシシングルがまだ一般化していなかったので特別感がありました。

1995年にいしだ壱成主演で放送されたドラマ『未成年』の第1話にハイロウズがライブシーンで登場していました。曲は「ミサイルマン」でした。

M4「BGM」

作詞・作曲/甲本ヒロト

明るく、スカッとしてるアップテンポ。

今日の生き方を自分で選ぶためのロックンロール。

煌びやかなキーボードがキマッてます。

朝起きた瞬間から眠る直前まで、いつでも私の頭の中にはBGMが流れているから、歌の世界には共感します。

イントロなし、いきなり始まる猛烈スタイル。

音も歌詞もアレンジも、いきがってる感じにポジティブな影響を受けます。

スッと心が軽くなる歌。

変調するBメロでボーカルがマーシーに変わる瞬間のスリリングさは、ブルーハーツの「ハンマー」の衝撃と同様です。

白井さんのキーボードのソロは、自分の軽やかになった気持ちを実感させてくれます。

その音がキラキラに光って聴こえているなら今日は元気な証拠です。

ハイロウズは録音が優れているのか、すべての音が鮮烈に聴こえてくることに驚きます。

実はロックの高音質盤なのかもしれません。

なんか楽しくなってきた。この歌すげえ!

にぎやかなこの歌を作ったヒロトもどんな時でもやっぱりBGMが流れているんだと知って嬉しくなりました。

すごく楽しげなアレンジで、聴きながら落ち込む人やイライラしてくる人はいません。

生き方を選ぶ人はいそうです。

歌詞 : 音楽好きにはたまらない、各種媒体の名称を歌われてニヤケてしまう。

CD、LP、MD、DATとヒロトもいろんな媒体で音楽を聴いているんだなと発見できました。

Bメロの歌詞は「しらねえ」と「しなねえ」をかけているのがキュンとします。「おらしなねえ」と言い切る大胆発言。生きることへの楽しさを感じます。

「BGM」と連発するサビの歌詞は魂を揺さぶられます。今日の生き方を選ぶ時のBGMは何にしよう。大事な気がする。

そのBGMこそが、今の自分の生き方なのかもしれません。

M5「ジュー・ジュー」

作詞・作曲/真島昌利

2ndシングル「グッドバイ」のカップリング曲。

「自由」がテーマの歌。

速すぎないテンポ+胸熱な仕掛けアレンジ。

やりたい事をやるという自由な思考が爽快です。

ギターのメジャーコードが鳴り響くイントロが気張らない自由を連想させます。

その音は音圧が高くリアリティ。

直後にバンド全体の音が入ると、イメージだった自由が現実になります。

ヒロトが軽やかに歌い出したらもう自由。

結論 : 心軽やかソング。

上手すぎるコーラスも凝っていて自由を無限なものにしてしまう。

間奏で炸裂するのは、マーシーのチョーキングたっぷりなギターソロ。

猛烈です。騒がしいロックの音。

なんと、終盤にもう一度ギターソロが入ります。短めだけどさっきよりもとんでもなく熱い。更には最後の最後にも弾きまくってる。

この曲、マーシーが弾きまくってる。

一度演奏が終わって、楽しさを押さえきれないような微かな笑い声が入ってからテンポアップして戻ってくるラストが自由全開です。

タイトルの「ジュー・ジュー」とは「自由・自由」と叫んでいると思いながら聴くと、すぐに誰でも自由になれます。

聴きながら不自由なんか存在できない。

歌詞 : 素晴らしき自由があふれてる。むしろ発想が自由すぎる。

仕事に行かない快晴の土曜日は自由な心でいられるので、午前中から太陽の下でビールを飲むと自由はあふれてるなと実感できます。

その時、「自由はあふれてる」という歌詞の言葉が心に染み渡って良い気分。

ロックでしかありえないブッ飛ばんだ歌詞が記憶に焼き付きます。

“昨日はお金を燃やした”というのが衝撃でした。次は“無駄使いがしたくなった”から明日はお金を稼ごうって発想が自由だなと感じました。

自由には自分の意思でなれるし、お金に価値を置いていないところが本当の自由だと感心します。一般的とはかけ離れた自由の歌だ。

M6「ツイスト」

作詞・作曲/甲本ヒロト

アルバム一番の踊り狂える1曲です。

ハイロウズが全力でやります。

60’sロックンロールなアレンジは一発で好きになりました。

イントロでのいきなりの連射。胸を撃ち抜かれます。たった2秒ぐらいのカッコ良すぎるその音で私の胸にヒビが入った。

絶対、踊れと言っている。

めちゃくちゃ軽快なリズムで、これを聴いて体が踊り出したくならない人はいません。

すげえキャッチーなメロディ。一回聴いたら、いや、初めて聴きながら一緒に歌えてしまう。

この歌、楽しすぎる!

この曲のマーシーのギターソロは独特で、これまであまりなかったタイプだなと心を奪われました。音も歪みすぎていない60’sロックンロールの特別な感じ。

音が光ってる瞬間を見た。

ヒロトの力強い歌声とバンドのハイセンスな演奏に、不安や悩みや今日のストレスが二度と戻ってこないところまでブッ飛ばされていきました。

思わず健康になってしまいそう。

ロックに求めるスペシャルな事態がある。

それは、なんかよく分からないけどカッコいいって感じるやつです。

歌詞 : 人間らしさに溢れていて共感します。

“たしなむていどにツイストを”と、記憶に残りやすいフレーズを繰り返し歌います。

【たしなむ】

・好んで親しむ。愛好する。
・好んでそのことに励んでいる。

【ツイスト】

・ひねること。 ねじること。 また、縒(よ)り合わせること。
・1960年ころ米国に起こり世界各国で流行した、足や腰をねじるように動かしながら踊るダンス。

「たしなむ(嗜む)」ってなんとなく意味も理解していたし知っている言葉ではあったけど、自分で使ったことはないなと気付いてすごく記憶に残りました。

聴いていてハッと実感したのは、発散することも大事だということ。

「ツイスト」はストレス発散にも効果的です。

M7「スーパーソニックジェットボーイ」

作詞・作曲/真島昌利

ハイロウズの3rdシングル。

レコードだと盤をひっくり返してここからがB面です。

しかしB面だからといって裏面という意味ではありません。気を抜かないでください。

ハードにキメる一発。ヘヴィーでもあります。

この歌にブッ飛ばせない悩みはなし。

歌詞カードをめくって全曲のタイトルを見た時に一際インパクトがありました。キラキラしたカタカナの羅列にワクワクしました。

聴く前から、タイトルのオラオラ感に我が心の中学2年生が激情。

もちろん曲自体も一度聴けば記憶に残り、何度も聴けば心を動かす名曲です。

今よりずっと楽に生きるためには取り入れたい考え方が歌の中に満載です。

楽観的で、自分を尊重しながら生きる歌です。

ギンギンにハードなイントロ。

また光ってる。音がピカピカに光ってる。

出だしからいきなり“ブッ飛ばして”を連発されたら気分が高揚しない理由がないです。

一緒に人生をブッ飛ばしたくなってきます。

ヒロトが歌ってるマーシーが作った歌詞が、私の興味のすべてをかっさらってく。

なんか異常に興味深い歌詞だと一瞬で悟ってしまった。

哲学的な歌詞も、ロックのメロディも、キビキビしたアレンジも猛烈です。際立ってるとか、心に響くとか、超絶とか、そんな感じ。

どうでもいいこと、ダサいことを一つずつ確実にブッ飛ばしてく破壊力。

マーシーのギターソロがそそり立つ。心地よく耳に刺さるキンキンでとんがった音はロックンロールの心得みたいだ。

ヒロトの歌はストロングでパワフル。

この歌、度を超えて強靭だ。すげえ強い。

私にとっては大正解な歌。

歌詞 : 超絶楽観的で悩みなんか忘れてしまうし、聴いた後には今ある自分の悩みなんて小さいものだと思えます。

「どうでもいいじゃないか〜」という一節は、悩んだ時の自分にかけてあげたい言葉です。ちょっとダメかもって自信をなくした自分さえ肯定できてしまいます。

「このバカをちょっと見てみろ〜」と歌う4番は特にインパクトがあります。

これって好きに生きればいい、自分の勝手で生きればいいと言われている気がします。「ロックはもう死んだ」という一般的な価値観よりも、自分は何を信じるのかが大事でした。

何も考えていなかった10代、20代の頃より多少は深い思考をするようになった40代の今の方がバシッと刺さってくるのが不思議です。

シングルはリカットではなく新録バージョンです。でもそっくりです。カップリングは名曲「日曜日よりの使者」新録バージョンです。

そちらは本作収録のものとは結構違います。

M8「なまけ大臣」

作詞・作曲/真島昌利

実はこれが心軽やかソングのナンバーワンで決定版。

ロックを聴いて体調が改善することだってあると思います。

日本人はあまりしないなまけ思考の歌で、個人的にはかなり好きです。

突き抜けたアップテンポ。

サビは“ゴロ ゴロ ゴロ ゴロ ゴーロゴロ”と歌うなまけることがテーマの名曲です。

元気いっぱいなアレンジと、宇宙一なまけてる雰囲気の漂う間奏のギャップに萌えます。

ジャカジャーン!と高らかにロックのギターが鳴り響き、なまけ大臣登場です。

決して頑張る事でなく、遊んだりサボったりしたい事を次から次へと歌い放つ。

みんな頑張ってるんだからとか、みんな我慢してるんだからとかは一切通用しない。

太々しいロックンロールです。筋金入り。

サビ直前の「イェイ! イェイ! イェイ!」のマーシーのシャウトは激アツで興奮必至です。

問題は間奏のギターソロ。これを聴きながら頑張れる人なんかいません。こんなになまけてる音を聴いたこともありません。ヒロトが脱力気味に「ゴーロゴロー」とか歌ってるし。

たまにはなまけよう。毎日でもいいと思う。

精神的に調子の良くない時に聴くと、いい意味で気分が変わり、改善の兆しが訪れます。

よし!頑張らない。

歌詞 : なまけ大臣は「果報寝て待つ大統領」です。

うわあーー!!!

このぐらいの気持ちで生きていたい。

やりたくない事をやり続けるバカバカしさに気付いてしまう。

生きにくさを払拭するには一生懸命に生きないことが超重要で、この「なまけ大臣」を聴いたらその正しさが分かりました。

もう自己犠牲とかやめようって思った。自分に忠実なことの方が本物の真面目さです。

なんだ、オレのための歌か。

日本人は頑張りすぎててなまけない。いつも私はついていけない。

M9「ヤ・バンバ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

品のないものに嫌気がさした時の爆薬。

手加減なし、容赦なしの痛快ロックです。

聴いた後に残るのは爽快感。

古いだけの有害なものを木っ端微塵にしますので、覚悟が必要かもしれません。

テンポが良くライブ映えするロックアレンジで、歌詞からはパンクの強烈な反骨精神を感じます。

アップテンポで激しいやつです。

ハイロウズの攻撃的な音が迫り来る。

1stアルバムには多いですが、非常に心を掴むギターのイントロは躍動感が突出してます。

何かすごいやつが始まると感じた次の瞬間には、期待以上の激しいロックがとっくに始まってます。凄まじい勢いと激しさがある。

音の感触はカチッとした感じ。

シャカシャカしたブラッシングを最大限に活かしたマーシーのギターが印象的です。快感すぎてトリップしてしまいそう。

歌詞もメロディもアレンジも演奏も過激だ。

音で分かるハイテンションなハイロウズ。

圧倒的なロックンロールの隙間の無さには、ネガティブな感情が付け入る隙がない。

気を抜く瞬間がなく、始まったら最後まで一気に駆け抜けていく心地良さ。

同時に滑らかさを感じるロックのプロフェッショナルたちの神技。

歌詞 : 意味がないと言われがちですが、実はすごく深いよなと気付いてしまいました。

解釈の仕方は人それぞれなのは当然ですが、歌詞の意味と自分の経験が繋がって点と点が線になった瞬間に鳥肌が立ちました。

ただ古いだけのもの、既成概念よりも新しい考え方と感性と価値観が世界を変えるというメッセージに聞こえます。

強烈で爽快なのはサビです。うるせえババアと、うるせえジジイを余裕でぶった斬ってくれます。

人間としての正しさで「有害」な「老害」を黙らせろ!うるせえ!ババア!とジジイ!

という訳で、聴くと強気になれます。

M10「ビッグ・マシン」

作詞・作曲/甲本ヒロト

真面目な顔して悩むのを今すぐやめたい時の推奨ソング。

始まった途端に下ネタソング全開な音。

それ以外の事を感じられる感性は、多分この世には存在しないと思われます。

「うぃ〜お〜わ〜お〜」というマーシーのスライドギターにインパクトがあり、記憶に残りやすいヒロト作の下ネタソング。

ブルースっぽいスライドギターが特徴です。

イントロのギターだけでも下ネタソングだと理解できるこの凄まじさこそハイロウズ。

ハイロウズではヒロトが割とこういった曲を作りますが、アルバムのこの辺の位置に入ってると盛り上がります。

こういうのみんな好きだと思う。

強烈なエレキの隣でさりげなく主張してるアコギが、超重要な役割を果たしてます。

Aメロにはマーシーのコーラスが入っているのが音場が広がる好ポイントになってます。

唸りまくるギターソロが終わる時の、アコギの弦をはじく音がドラマチックです。

終盤には華麗なキーボードソロあり。

楽しさを色々と詰め込んである1曲。

「ビッグ・マシン」を聴く時に変に構える必要はありません。ロックの素晴らしいバカバカしさに飲み込まれてください。

でもしっかりカッコいいので不思議です。

独創的なインパクト。

気を抜いて聴く方が楽しめるかもしれません。

歌詞 : 笑いもありつつ、他とは違うヒロトの言葉のセンスが溢れています。

サビの「キューリとサクランボ」ってそれ以外に想像できないのがステキです(笑)それ以外をイメージさせない比喩表現てすごい。

ヒロトが笑いながら言ってます。

「ロックは遊びなんだ。」

M11「バナナボートに銀の月」

作詞・作曲/真島昌利

爆撃のマーシーボーカル曲。

平常心を突破してしまいたい時の激ロック。

ロックンロールのギターを弾きながらマーシーがぶっちぎりに歌う。

この1stアルバムを初めて聴いた時、ハイロウズにもマーシーボーカル入ってた!とすごく嬉しく思った衝撃を覚えています。

何かのメディアでこの曲について語っていたマーシーが、これは「オレが歌うか」ってことになったと話していました。

マーシーの歌声、私の求めているものです。

太いロックンロールのギターリフが効果的なアレンジ。

無限大にギンギンバリバリです。

圧倒的な音圧を感じます。

いつもより3倍ぐらい多めなシャウトが聴きどころ。激しい魂のシャウトには凄みがあります。

聴いてるとカッコ良すぎて鳥肌が立つやつ。

独特なメロディ、インパクト大の歌詞。

間奏は「激」という字が10個ぐらい付きそうなヤバい状態のギターソロ。

激しさが暴走するのはここから。

マーシーが高すぎるテンションで弾きまくってます。シャウトもたっぷりで炸裂!遂に何かを解放してしまったかのような激しさ。

もしかしてドーピングしてる⁈

大丈夫なのか⁉︎

本人がサビで「ダイジョウブダイジョウブ」とカタカナで歌っているから大丈夫なのだろう。

アルバム随一の“激しい”を感じる。

なんか私も、ダイジョウブそうだ。

発売当時は、出だしの歌詞のインパクトから整体のオヤジの歌かと思ってましたが、そんなことはないみたいです(笑)

歌詞 : 整体のオヤジ、、じゃなくて奇跡の人。

誰もが生きているだけで奇跡だと悟っている歌詞が大好きです。生きていることが奇跡なんだから価値がない人なんていません。

サビの“ダイジョウブダイジョウブ”という唯一無二のカタカナ表現とロマンチックな情景が浮かぶ歌詞は虜になってしまうマーシーの感性です。

2番なんか共感しまくりです。誰かの予言とかじゃなくて、自分が感じてることがすべてなんだということです。

それよりも素晴らしい想像力があるじゃないかと、しかも韻を踏んでるところがマーシー節全開で心地良し。

2ndシングル「グッドバイ」のカップリングにLIVE Versionが収録されました。目の前に存在を感じるほどの臨場感があります。

M12「日曜日よりの使者」

作詞・作曲/甲本ヒロト

確実にアルバムのハイライトです。

名曲です。

お気楽そうで独創的なタイトルが聴く前から既に名曲でした。

すべての人の濁った気持ちをスッと取り払ってくれて、心がスッキリします。

「シャララーラ」と歌うポップなコーラスに、誰にでも覚えやすい美しいメロディ。

“日曜日”というキーワードと軽快な曲調からは、気楽な空気が目の前の空間を鳴らしてるという印象です。

アルバムラストに唯一のアコースティック調アレンジは存在感抜群です。

一言一句すべての言葉が、ちょっとお疲れ気味の心に染み渡る奇跡。

イントロなし、いきなり心を掴まれるゆったりめの導入部分には哀愁が漂います。わずかな憂いを経て、一気に軽快なアレンジに突き抜ける心地良さ。

快感なその瞬間は1mmぐらい体が宙に浮くかもしれません。

アルバム最長の6分超えで、ハイロウズが長めに癒してくれます。

ハイロウズが日曜日からやって来た。

やたらと上手い手拍子が入っていて、気楽な日曜日感を演出してます。体が機嫌良く反応してるのはその音かもしれない。

最高にポジティブでいい歌だ。

悩んでる場合じゃない。凹んでる場合でもない。今日は火曜日だったとしても、もっと気楽にやるべきだ。

軽やかで、しなやかで、全体的には華やか。

情緒あるアコギのギターソロも、マーシーの人柄の優しさが溢れていてとてもいい雰囲気です。まだ日曜日の昼ぐらいの感じがする。

シンガロングなコーラスはいつまでも包まれていたい柔らかさ。

ラストはなんとなくフェイドアウトするのかと思いきや、しっかり演奏し切って終わるのが好感度高いです。

「日曜日よりの使者」に感化されながら実感したのは、気持ちに余裕があるって素晴らしい。

歌詞 : 悲観せず楽観的なのが日曜日よりの使者です。

人間のデフォルトは悲観的なので、それを楽観的に変える歌はものすごく尊敬します。

嘘は相手を傷つけますが、日曜日よりの使者は適当な嘘をつきながら誰一人傷つけません。

神様よりも優しいです。

何より楽しそうなのが、誰かの心を救います。

今日は気楽に行こう。

1stアルバム発売から9年後の2004年に、このバージョンがリカットされてハイロウズの22thシングルにもなりました。

3rdシングル「スーパーソニックジェットボーイ」のカップリングには新録バージョンが収録されています。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

“たとえば 世界中が どしゃ降りの雨だろうと ゲラゲラ 笑える 日曜日よりの使者”

これなら憂鬱な月曜日さえもブッ飛ばせそう。

みんながすっかり気楽になったところでアルバムはおしまいです。

デビュー作がいきなり“名盤”だったハイロウズの1stアルバムでした。

全曲名曲。

1stアルバム『THE HIGH-LOWS』収録曲はバージョン違いや新録になったりもして、7曲もシングルに収録されています。

いつも音楽から人生変わるほどの好影響を受けていたいって思います。

歳を重ねるほど、若い頃とはまた違った良さに気付く瞬間もあります。

アルバム『THE HIGH-LOWS』には心に深くグッサリと刺さってくる言葉と、自然と記憶に残っているメロディがこんなにたくさんあったのかと新しく発見できました。

聴くと、生きる自信が確信に変わります。

これからも聴き続けるアルバムです。

ライブにも行きました

ブルーハーツのライブには行ったことがありませんでした。

しかしハイロウズの1stアルバムリリース後のツアーは社会人1年目であったのでやっと自分で行動できるということで、もちろんライブに行きました。

目の前で見るヒロトとマーシーは足がめちゃくちゃ細くて、リアルな「ロックの人」だなぁという衝撃の体験をしました。

プロのバンドのライブを見たのはハイロウズが初めてでした。この1stアルバムの全曲を生で体験しました。

圧巻のプロフェッショナルです。

未開封Tシャツコレクション

1stアルバムをリリースした頃のツアーグッズです。正直どのツアーのグッズだったのかハッキリ覚えていないので時期が違うものもあるかもしれません。

確実に行ったのは『TOUR 96 KING BISCUIT TIME』です。

アルバムジャケットデザインのTシャツとツアー「KING BISCUIT TIME」のTシャツです。

未開封のままです。

ツアーグッズのピンバッチセット。


こちらはライブの入場時に全員に配布されたと思われる缶バッチです。

ありがとうございました。

また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。


-↑THE HIGH-LOWS↓
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健康に心穏やかに、ロッケンロー!!

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【クロマニヨンズNEWS】

【クロマニヨンズNEWS】

ニュー・アルバム『HEY! WONDER』
2024/2/7発売決定!

CDとアナログ盤が出ます。
完全生産限定アナログ盤はいつも通り良心的な価格です。
レコードの価格が高騰しまくった今の世の中で、普通に3000円て思いやりが溢れてます。

<収録曲>
1.あいのロックンロール
2.大山椒魚
3.ゆでたまご
4.ハイウェイ61
5.よつであみ
6.恋のOKサイン
7.メロディー
8.くだらねえ
9.ダーウィン(恋こそがすべて)
10.SEX AND VIOLENCE
11.不器用
12.男の愛は火薬だぜ ~『東京火薬野郎』主題歌~

今回も興味深いタイトルばかりで、既にテンションが上がってきました。
ツアーも楽しみです!

ニュー・シングル「あいのロックンロール」12/13発売決定!!

1.あいのロックンロール
2.SEX AND DRUGS AND ROCK’N’ROLL

CDと7inchアナログ盤が出ます。

ロックンロール尽くしなシングルで超楽しみです!
タイトルだけでワクワクさせるクロマニヨンズ!

40代、人より物が好きです。

唯一の問題は冗談のセンスが全然ないということ。

繊細なものが好きです。

細やかで、誠実で、ピカピカに光ってて、そこら辺には落っこちてないもの。

マーシーやヒロトの突き抜けたロックンロール!永遠のウルトラミラクル!

ダイナミズムと同時に存在感する繊細さと誠実さに心が動きます。

「最近なんか疲れちゃってる人へ」

気楽な日曜日の昼間なんかにビールでも飲みながら聴いていってください。

【アントン・カラス/ハリー・ライムのテーマ】

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

レコードに次いでカセットテープの人気が上がってきてるみたいです。

私はカセットがとても好きです。もちろん私の中でも一度終わったメディアですが、個性的なものはもう一度好きになったという感じです。最近はカセットばかり聴きます。

小さくて手に馴染むサイズ感はかわいいと思います。A面とB面があるわずらわしさが、音楽を聴く楽しさに変身してます。

それで、ブルーハーツのシングルのカセットが欲しいとずっと思っていました。全シングルがカセットで存在している訳でもありません。たまに出品されていても割と高値が付いて買えません。

でも欲しかったし、貧乏なオレには買えないのはとっても悔しいので自分で作りました。

ジャケットも出来る限りオリジナルに忠実になるように自作しました。

生のテープが安く手に入ったので制作に踏み切りました。

自作カセットテープ↓

ハイロウズのカセットテープも作成しました。

ジャケットはレコードの帯の煽り文句をモチーフにしています。

見にくいだろ?イライラするだろ?(笑)

クロマニヨンズもあります。

素敵な音が出てます。

満足してます、納得してます、感激してます。だからもう高値で売られているものを買う気はありません。

ボロくても手作りには光があります。