M☆MUSIC

★ロックンロールが鳴り響く!! ★ つまらない世界を照らす 馬鹿げた光

真島昌利

【ましまろ/ましまろ 1stアルバムはアナログレコードがとても似合う音が聴こえてくる】

投稿日:2022年6月4日 更新日:

こんにちは。

「ましまろ」は2015年リリースのましまろの1stアルバムです。

ファーストアルバムで名盤です。

マーシーも歌います。アコギも弾いてます。

クロマニヨンズになってから全然歌わなくなってしまったマーシーが急に歌を披露してくれたもんだから、マーシーファンとしては大歓喜したわけですよ。

それだけじゃなく、音楽性としてはマーシーがソロ作品でやっていたアコースティックな世界が繰り広げられていたもんだから、これまたマーシーのソロ作品好きは大興奮した次第です。

ましまろ/ましまろ(2015)

ましまろは2015年に30年来の知人であったこのベテラン3人によって結成されました。

・真城めぐみ : ボーカル、パーカッション

・中森泰弘 : ギター、ボーカル

・真島昌利 : ギター、ボーカル

バンド名は察しがつくように苗字の「ましま」と「ましろ」ってことなのでしょうね。

2015年5月13日に1stシングル『ガランとしてる』でメジャーデビューしました。

この1stシングルも熱いです。アルバム未収録曲2曲+別バージョン1曲が収録されています。表題曲の「ガランとしてる」以外はこのシングルでしか聴けません。カップリングの3曲も炸裂しているので要チェックです。

真城めぐみさんは1996年リリースのザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者 SINGLE Version」でコーラス参加していて、一際個性的な魅力が眩しかったです。

【ましまろ/恋の季節】

↑こちらは音源としては発売されていないカバー曲ですが、観たら一発で「ましまろ」のカッコよさが分かります。真城さん鳥肌が立つほどにカッコよすぎです。シビレます。

全員が際立つ個性でビビります。

心の中にスッと入ってきて、記憶の中にドシッと腰を下ろしました。

アルバムを聴くとすぐに気付きますが、3人の感性がピッタリ合っていると音楽から伝わります。インタビューでも3人とも「面倒くさい人はいない」と語っていました。

「ましまろ」の音楽の魅力のひつとにコーラスの楽しさがあります。マーシーが結構コーラスを歌っているし、リードボーカルもやっています。驚きなのは、真島さんと真城さんの声が似ています。

叙情的です。

マーシーは女性とハモるのは初めての経験で、楽しんでやってるということも語っていました。

コーラスアレンジがヤバいほど絶妙な熱い1枚で名曲揃いです。

マーシーが言うことには、趣味がなくていつも曲を作っていると。そうやって作った曲の中から3人に合いそうな曲をセレクトして持っていって合わせてみたらイメージ通りだった、ということです。

叙情的でアコースティックな、それでいて魂が震えるアルバムです。

アコギ調とは言え、陰湿で頭の悪そうな、聞くと気力が失われるフォークとはハッキリ違います。悲しいのと感動するのは違います。

サポートでベース、ドラムのミュージシャンが参加したバンド編成のアルバムです。

今の流行にありがちな、テンプレ化されて他のと違いが分からない、理論的な音楽とかにうんざりしている人に強烈にオススメです。

良いとか悪いとかではなくて、個人的に感じることは今の音楽は歌詞までデジタルっぽく聞こえてしまう。ましまろの歌詞にはアナログを感じます。

僕は音楽を聴く時に歌詞カードは見ません。文章として聞いてるのではなく、音楽として聴いています。魅力的な歌詞は文字を読んでいなくても、歌詞の世界の映像を頭の中に自動的に再生し始めます。風景の描写がリアルな歌詞はましまろの特徴です。

もちろん音楽に映像はありませんが、良き音楽の魅力の中に映像は存在します。

歌詞カードなんか見なくても、音としてガッツリ歌詞が心の奥まで入ってくる名盤です。

この音楽、この雰囲気、メンバーそれぞれの魂と個性、そして音は唯一無二です。心が踊ります、胸が熱くなります、感動して涙がいっぱい出ます。

聴いていて心地いい音とはこのことです。

この心地よさはレコードの方がより合っています。アルバム発売当時レコードも同時発売されましたが、すでに完売ですのでレコードを聴きたい場合は中古を探すしかありません。

定価以下で買うのは難しいかもしれませんがレコードを買って聴いてみる価値は余裕であります。CDとは違う柔らかい音とかではありません。演者が伝えようとしているその意思と魂が聴こえてくる音です。熱いです。

CDでもレコードでもカセットテープでも、本作を聴くと、アルバムの雰囲気を支配している少年性のある歌詞世界と、ノスタルジックな音世界の心地よさにいつでも胸がジワーッと熱くなります。

自然と子供の心が呼び覚まされ、その心のままで聴けます。

初めて聴いた時から、時空を超えているアルバムという印象があります。

全10曲42分とアルバムとして一番イイ感じです。

M1「体温」

作詞・作曲/真島昌利

一発目のアコギの音が鳴った瞬間から「ましまろ」の世界に惹き込まれます。

1曲目は決して元気いっぱいな明るい曲調ではありませんが、叙情性の中に光る、力強さと説得力があってこの曲を聴いただけでも「なんかスゲーいい」と感じました。

3人の持っている魅力であって、ましまろの世界から放たれる音楽の心です。

この曲はマーシーのコーラスは少なめで、ベテランの安定した説得力のある真城さんのボーカルに思いっきり浸れます。

歌詞 : マーシー節の詩的な言葉選びの魅力にヤラレます。マーシー以外の人には絶対にこの歌詞は書けないと思わせるほど、他との違いを感じます。「ライオン」と「体温」で韻を踏んでいるのも大好きなマーシー健在と嬉しくなりました。これはやっぱり歌詞を文章として読むよりも、音として聴いた時の気持ち良さは抜群です。

↑元は通常のプラケースに入っています。

M2「したたるさよなら」

作詞・作曲/真島昌利

今度は、明るいコードのアコギが聴こえてきたなとワクワクで胸が躍り出します。

しゃがれた声のマーシーのコーラスもバッチリと聴こえてきて最高潮です。良いところに感動的なタイミングで入っています。これがましまろのコーラスワークの楽しさです。

アコギのソロも叙情的なメロディで、実在感のある音で録音されているのでレコードで聴きたくなってきます。

直接的ではない美しい言葉の歌詞も聴きどころです。

歌詞 : 歌い出しから思いっきりマーシーの世界観で、一言一句が記憶に残りやすいです。

※なまめく

「なまめく」って使ったことない言葉だなと思ったと同時に意味がよく分かっていない自分に気付きました。“艶めく”と書くらしい。

1. 異性の心を誘うような色っぽさが感じられる。また、あだっぽいふるまいをする
2. 若々しく美しく見える。清新である
3. しっとりとして、品がある。優美である。
4. 物や情景などが、美しく趣がある。風流である。

なるほど、詩的な歌詞の世界が全開です。最近の歌詞にありがちな直接的な言葉は一切なく、抽象的です。すべてを語らない美しさってものが存在します。

穏やかな午後に、くつろいだ心で、まったりした家カフェで聴くのがいい感じです。

M3「はだしになったら」

作詞・作曲/真島昌利

弾んだエレキの軽やかなイントロです。後ろで心地よいアコギも鳴っています。

2番からはマーシーのボーカルも聴こえてきて、歌に厚みが増したら曲の熱が高まります。

子供の頃の純粋な気持ちを思い出させる言葉たちが心を癒やしてくれつつも、サビでは核心をつく歌詞が哲学的に聴こえてきて盛り上げます。

歌詞 : こだわりを感じるハイセンス。歌詞を音で聴いた時の気持ち良さは最高です。「ボール」に合わせた「(遊)ぼーよ」とか、何気に歌詞を見た時の納得感にテンション上がります。

自分の生き方、自分の哲学を持っている繊細な感性の持ち主にしか、表現できない歌詞でインパクトがあります。

M4「いつかどこかできっとまた」

作詞・作曲/中森泰弘

まず何と言ってもタイトルが印象的ですぐに覚えました。マネして使いたくなる言葉です。この言葉が音として聴こえた時、ものすごくハマっていて感動的でした。

タイトルも歌詞もアレンジも「ましまろ」というバンドにすごく合っていると、一番感じた曲です。

聴くと心が楽しく弾む言葉選びがアルバムの世界観にマッチしていて、軽快な曲調でありながら深いところに沁みます。

3分もない短めの曲ですが、記憶に残るインパクトは大です。

それから中森さんの作った曲をもっと聴きたいと興奮し始めました。

歌詞 : 「サックスの空」という歌詞がすごく印象に残ります。青空というよりも、少しグレーがかった色の空をイメージします。それと「サックスの空」という言葉に含まれる”あ音”の強さが強烈なパワーを持っています。

サビの歌詞は気持ちよく流れる音の心地よさです。音として聴いても歌詞としての映像が頭に浮かびます。またいいところでマーシーのコーラスが入るもんだから、筆者はいつもニコニコです。

M5「ぼくと山ちゃん」

作詞・作曲/真島昌利

マーシーが歌います。あの声で、あの歌い方で、少年性とノスタルジーな世界観。

驚きなのはサビを1回しかやらないという衝撃です。

サビから歌い始めることに何の興奮もなくなってしまったほど、みんながやっててそれは当たり前になってしまっていたり、何度もサビばかり繰り返してサビばかりがもてはやされる状況の中でこれだもん。すごいよ。

ハーモニカも入ったゆったりめなテンポに力強いマーシーのボーカルが、懐かしさと夏間近の空を思い浮かばせます。

求めていた歌声です。

真城さんの控えめなコーラスもいい感じです。中森さんのエレキの表現力も凄みがあります。

歌詞 : 1番の歌詞からすでに心は子供の頃にタイムスリップしてしまいます。言葉の選び方とか順番とか組み合わせなんかさすが詩人です。刺さりました。

サビのマーシーの歌はもう本当に叙情性と感慨深さが爆発しています。控えめに絡まってくる真城さんのコーラスは、叙情性を一段と引き立てます。何これ!感動的すぎて目頭と胸の奥の方がすっかり熱くなっちゃってるよ。

M6「ガランとしてる」

作詞・作曲/真島昌利

ましまろの1stシングル。

シングルリリースされた曲なので、さすがにズバ抜けています。真城さんが歌い出し途端にましまろのノスタルジックな世界観に気付けてしまう。2番からマーシーのボーカルも入ってくると、ましまろへの恋心が爆発します。

ましまろは基本的に、いい感じの力の抜け具合が特徴ですが、やはり途中マーシーが声を張り上げて歌うのが胸熱なポイントです。この曲ではガッツリ歌ってます。Bメロ、サビは完全なツインボーカルで聴きどころです。

右にマーシーのアコギ、左に中森さんのエレキ、真ん中に2人のボーカルと聴きやすい音の配置がたまりません。

イントロの、生きる人間の魂を感じるマーシーのアコギの音が鳴り出した瞬間から、これぞましまろの世界です。リズムに乗って笑顔で歌う真城さんが目に浮かびます。

それにしてもすごいタイトルだなぁ。覚えられない人なんていません。

歌詞 : サビでは“何もない”と繰り返し歌われます。ガランとしていますね。でも“ふり”です。

ラストの歌詞が詩人すぎて強烈です。“カーテンあけっぱなしの不在証明”とか唯一無二の感性です。

↑元は通常のプラケースに入っています。

M7「ずっと」

作詞・作曲/真島昌利

筆者にとってアルバムの中で一番好きな曲です。

無邪気な歌詞の世界がヤバいです。サビなんか誠実さが爆発してます。何度も聴きたくなる、心が無邪気になれる1曲。

いつか宇宙の謎や生命の謎が解けたとしても、恋の謎だけは解けないでほしいと心揺さぶるブっ飛んだ歌詞が最高です。

イントロのメロディなんか好きにならずにいられない。

ラストの掛け合い「ずぅっと〜(真城)」「ずぅっと〜(真島)」「ずぅっとぉぉぉ(真城)」のところが感動的すぎて、アルバムの胸熱ポイントナンバーワン。あーたまらん!

歌詞 : 宇宙の謎が解けるとかものすごいことです。でもいつかは解けるかもしれません。

現実に確実に存在する恋心を歌います。なぜかわからないけど歌詞のような相反する気持ちって確かにあります。なんでだろ?謎ですね。その気持ちが強力な何かを持っていることだけは気付いています。

強烈なサビは純粋で無邪気でロマンチックです。どこにでもある愛には、こんな素敵な気持ちは含まれていない。その謎はとっくに解けてる。それに比べて恋の謎って超偉大ですね。それは心がトキメク気持ちだから、ずっとずっと解けないでほしいという歌詞に共感します。

恋はドキドキします、愛はウンザリします。

M8「水色の風船」

作詞・作曲/真島昌利

曲の柔らかさが胸をふわっと軽くしてくれます。この柔らかさに怒り出す人はまずいません。穏やかな気持ちになりたい時にオススメです。

言葉がものすごくメロディに乗っていて、日本語だと思えないほどに気持ちいいです。日本語なのにカクカクしていないなめらかさ。

ふんわりとしたアレンジに魅せられて、心が風船のように空に浮かびそうな1曲です。

歌詞 : 詩的でどこか切なさもあってマーシーらしい歌詞にドキッとします。

歌に登場する単語に関連性はあまりないので、マーシーがその時に目にしたものたちなんだろうなと思っています。だからこんなにもリアルな風景なんですね。

M9「しおからとんぼ(シトロンソーダ Ver.)」

作詞・作曲/真島昌利

この曲は3人での演奏です。ボーカル、アコギ、エレキのみです。雰囲気がまた違って楽しい。

(シトロンソーダ Ver.)ということで、シングル『ガランとしてる』に収録のものとは印象が結構違います。完全に新しく録音していますね。こちらのバージョンは全体的にエコーがかかっている音です。ギターの音なんか特に聴こえ方がまるで違います。

ソーダのようにシュワシュワっとした聴こえ方のバージョンです。ソーダの中のたくさんの小さな泡が弾けているのが見えます。

歌い出しはマーシーです。

歌詞 : 決して気持ち悪い日本語のあいまいさではなく、すべてを語らない抽象的な表現がましまろの魅力です。わざとどっちとも取れるあいまいな日本語は大嫌いです。YESかNOだけにしてくれ。ましまろの世界はそういうことではないんだ。

日常というのは割とこの歌の感じです。

ところで「しおからとんぼ」ってどんなヤツなんだ。こんなヤツでした↓

ソーダっぽい色でなんかスゲエ。

M10「山の師匠」

作詞・作曲/真島昌利

アルバムラストはマーシーが歌います。歌とアコギとハーモニカのボブ・ディラン風な弾き語りです。

タイトルの「山の師匠」という言葉から連想される雰囲気がバッチリ表現されたアレンジと歌詞と曲調と、マーシーの歌声が、アルバムラストにしてインパクト大です。

歌詞 : 冒頭から繰り返される歌詞のこの一節はなんという説得力なんだ。

山の師匠の独特な雰囲気が興味深い曲です。“枯れた言葉を拾ってる”とか山の師匠もマーシーも只者ではないです。

ラストに「ドンドンドン」と太鼓が響いてアルバムはおしまいです。

10曲すべてが心の深いところで感じる音楽です。たくさんの深い感動のある1枚で、感慨深い名盤です。

こういう音楽を作って、ぼくたちリスナーに提供してくれるのは本当に嬉しい。いつでも大歓迎な音楽です。

アナログ的な音が心地よくて、レコードがとてもよく似合う音がします。

中毒性アリ。

Amazonは20%OFFです。

ちなみに、ライブ会場で販売されていた胸熱なカセットテープも存在します。ましまろのアナログへのこだわりですね。レコードにも引けを取らぬほどに、物体としての特別感が最高です。

レコードとかカセットテープとかのアナログの音というのは、デジタルでは表現しきれない演者の意思も意図もしっかり伝えてくれる真面目な音が素晴らしいです。

今(といっても2015年リリース)カセットテープとか素敵すぎる。

シングル『ガランとしてる』カップリング曲

M1「ガランとしてる」
M2「公園」
M3「しおからとんぼ」
M4「ハートビート」

シングル「ガランとしてる」はCDとレコードでは曲順が異なります。レコードの曲順はこうなっています。

A面
M1「ガランとしてる」
M2「ハートビート」
B面
M1「公園」
M2「しおからとんぼ」

という感じで結構違うので、レコードで聴いた時もしっかり楽しめるのがポイントです。45回転なので音圧が高く、ショボくれていない誠実な音がします。

M1「ガランとしてる」

※「ガランとしてる」はアルバム収録のものと同テイクです。

M2「公園」

作詞・作曲/真島昌利

ボーカルが真城さんと真島さんの掛け合いで相当に胸熱です。

エレキ調のアレンジと胸に響くメロディと懐かしい気持ちを蘇らせる歌詞が最高ですぐに好きになりました。音楽を聴いて頭の中に映像が再生されるほどにノスタルジーが炸裂してます。

音楽を聴いてこういう気持ちになるなんて感動的だな、という体験ができます。

ダラダラと何度も同じメロディを歌わず、展開が早くアッという間に聴けてしまう。

歌詞 : 切なさのある歌詞に真城さんの歌声がぴったり合っていて心を奪われます。

この人にしかあり得ない言葉の組み合わせが最高なサビは、ボーカルがマーシーに交代します。これがまた感情がこもっていてすごいです。シングルタイトル曲「ガランとしてる」にもまったく引けを取らない名曲です。

ノスタルジーと共に哀愁漂う雰囲気ですが、悲しいとは違います。昔の日本人がよく歌ってた悲しいだけの歌とはハッキリ違う。そういうのはなんか違う。暗いしつまらないし。

M3「しおからとんぼ」

作詞・作曲/真島昌利

アルバム収録のシトロンソーダVerより生音感があります。こちらの方はすぐそばで演奏している感じで聴けます。どちらかと言うとこちらのシングル収録のオリジナルバージョンの方が好きです。

シトロンソーダVerを聴いた後にシングルの方を聴くとその音の近さにびっくりします。

歌い出しはマーシーで、2番から真城が入ってきて、次は真城さんだけになるというのが楽しい曲です。

M4「ハートビート」

作詞・作曲/Bob Montgomery & Norman Petty
日本語詩/真島昌利

カバー曲ですね。

出だしからのツインボーカルが萌えます。カバー曲とはいえ、マーシーによる日本語詩で歌われるのが分かりやすいし楽しいです。

筆者はオリジナル(カバー曲であること)を知らなかったので、歌詞カードを見るまでマーシーが作った曲だと信じ込んでいました。そう思ってしまうほどカバーの違和感がないです。

途中マーシーがシャウトするところが熱いです。

歌詞 : どう聴いてもマーシーが作った歌としか思えませんでした。カバー曲ですがましまろワールド全開です。

全4曲とボリュームは少ないですが、シングルの方もかなり楽しめます。マーシーの歌声もたくさん聴こえます。まだ聴いていない場合は、安い中古でも探して買って聴いてみてください。損しません。

ありがとうございました。

また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。

-真島昌利
-,

執筆者:


  1. あおい より:

    いつもUMEさんの記事を見てるものです
    中々ヒロトマーシーのアルバムを全部レビューする人が居ない中、UMEさんのストレートな衝撃と聴いてる時のワクワク感が、伝わる文章が自分の感性にピッタリハマりました!もしお時間がありましたら、クロマニヨンズのアルバムレビューも今後見てみたいです

    • UME より:

      こんにちはUMEです。
      いつもありがとうございます!
      まず何より楽しんでいただけたのが嬉しいです。そして私の文章がご自身の感性にピッタリという最高の褒め言葉に感激しました。
      初めてリクエストをいただけましたし、時間はかかってしまいますが、クロマニヨンズはやります。誰よりも自分がその記事を読んでみたいというのが本音なところです。
      ものすごく励みになりました、ありがとうございます。

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一つハッキリと言えるのは、以前より明るい笑顔が増えました。

今年も私は「無理せず、気張らず、頑張らず」で行きます。

現在は読みにくさのあった古い記事から順に、より楽しいものに一新していく作業をしています。

クロマニヨンズの新譜が心に響き次第、レビューいたしますので、また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。

いつまでも幸せがありますように。

健康に心穏やかに、ロッケンロー!!

M☆MUSIC/UME

【クロマニヨンズNEWS】

【クロマニヨンズNEWS】

ニュー・アルバム『HEY! WONDER』
2024/2/7発売決定!

CDとアナログ盤が出ます。
完全生産限定アナログ盤はいつも通り良心的な価格です。
レコードの価格が高騰しまくった今の世の中で、普通に3000円て思いやりが溢れてます。

<収録曲>
1.あいのロックンロール
2.大山椒魚
3.ゆでたまご
4.ハイウェイ61
5.よつであみ
6.恋のOKサイン
7.メロディー
8.くだらねえ
9.ダーウィン(恋こそがすべて)
10.SEX AND VIOLENCE
11.不器用
12.男の愛は火薬だぜ ~『東京火薬野郎』主題歌~

今回も興味深いタイトルばかりで、既にテンションが上がってきました。
ツアーも楽しみです!

ニュー・シングル「あいのロックンロール」12/13発売決定!!

1.あいのロックンロール
2.SEX AND DRUGS AND ROCK’N’ROLL

CDと7inchアナログ盤が出ます。

ロックンロール尽くしなシングルで超楽しみです!
タイトルだけでワクワクさせるクロマニヨンズ!

40代、人より物が好きです。

唯一の問題は冗談のセンスが全然ないということ。

繊細なものが好きです。

細やかで、誠実で、ピカピカに光ってて、そこら辺には落っこちてないもの。

マーシーやヒロトの突き抜けたロックンロール!永遠のウルトラミラクル!

ダイナミズムと同時に存在感する繊細さと誠実さに心が動きます。

「最近なんか疲れちゃってる人へ」

気楽な日曜日の昼間なんかにビールでも飲みながら聴いていってください。

【アントン・カラス/ハリー・ライムのテーマ】

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

レコードに次いでカセットテープの人気が上がってきてるみたいです。

私はカセットがとても好きです。もちろん私の中でも一度終わったメディアですが、個性的なものはもう一度好きになったという感じです。最近はカセットばかり聴きます。

小さくて手に馴染むサイズ感はかわいいと思います。A面とB面があるわずらわしさが、音楽を聴く楽しさに変身してます。

それで、ブルーハーツのシングルのカセットが欲しいとずっと思っていました。全シングルがカセットで存在している訳でもありません。たまに出品されていても割と高値が付いて買えません。

でも欲しかったし、貧乏なオレには買えないのはとっても悔しいので自分で作りました。

ジャケットも出来る限りオリジナルに忠実になるように自作しました。

生のテープが安く手に入ったので制作に踏み切りました。

自作カセットテープ↓

ハイロウズのカセットテープも作成しました。

ジャケットはレコードの帯の煽り文句をモチーフにしています。

見にくいだろ?イライラするだろ?(笑)

クロマニヨンズもあります。

素敵な音が出てます。

満足してます、納得してます、感激してます。だからもう高値で売られているものを買う気はありません。

ボロくても手作りには光があります。