こんにちは。
今回はMD(ミニディスク)の録音内容を一発で認識可能にする手作りラベルの紹介です。
私はカセットテープが特に好きなのですが、MiniDiscも好きで今でも使っています。
以前からMDもなんとかしてジャケットにて認識可能に出来ないかと考えていました。
そこで、ジャケットデザインのラベルを手作りしてみました。
このラベルを本体に貼り付けることにより、MDをもっと好きになる魅力あり。
皆さんどうぞ最後までよろしくお願いします。
ソニーは2025年2月28日、遂にMDの生産終了を発表。
個人的にはそんなタイミングでやっぱりMDいいよね!となってしまいました。
というのは、MD用のラベルを自作してみたら大成功したのがきっかけです。
1992年に登場してデジタルオーディオの光ディスク記録方式で愛され続けた媒体の終了。
簡単に曲の録音や消去が可能で便利でした。
CDよりも随分と小さなサイズで60、74、80分の3種類の記憶容量。
実は音質も優れています。

当然ですが自分で録音したMDにはジャケットがないため、今から聴こうとしているアルバムを探すのがわずかに厄介です。
以前からMDもなんとかして、ジャケットで認識可能に出来ないかと考えていました。
それからMDそのままの素っ気ないディスク本体もあまり好きになれなかった訳です。
そこでこんな感じのラベルを自作しました。
大成功です!
これなら一目瞭然。
ディスク本体にこれを貼り付けたら、思いのほかお気に入りになりました。
ラベルの作り方(私の場合の制作方法)
iPhoneでの作り方です。
まずはアルバムジャケットをスマホにダウンロードします。
この方法では10枚分の画像で1セット。
B4のコピー用紙1枚にMD10枚分のラベルをプリントすることになります。
ダウンロードした画像をiPhoneの「ショートカット」アプリで10枚分のジャケットを横並びにして1枚の画像を作ります。
9枚では大きくなりすぎ、11枚では微妙に小さいので注意。
10枚分がMD本体に貼り付けた時にピッタリサイズです。
あとはその画像をセブンイレブンのマルチコピー機でプリントします。
B4サイズを選び、必ず「ちょっと小さめ」を選択します。そうでないと両端の2枚の画像が少し切れてしまいます。
プリントしたら自分でカットして両面テープでMDに貼り付けたら完成です。
という訳で、ある程度の手間は掛かります。
私のMDへの録音の仕方
高音質で録音する方法を発見しました。
大元の音源は借りてきたCDをHDDに取り込んだもの、またはデータ化した後に売却したアルバムです。
HDDのデータを、繰り返し録音/消去可能である「CD-RW」に焼きます。
これには理由があり、Macで焼いたCDは元のCDより“なぜか”音が良くなるからです。
手間ですが、元のCDをダイレクトにMDに録音しないということ。
一度コンピュータでの処理を介入させる事により何が起きているのか、どういう仕組みなのかは私には分かりません。
私はCD-RWは信頼の「maxell」の物を使用しています。
そのCD-RWを元音源にしてMDに録音。
これがMDでもかなりの高音質を実現します。
現在、録音用MDデッキは「DENON」の物を使用中です。
手作りしたMDラベルと作品の紹介
自作ラベルを本体に貼り付けて完成した物を紹介させてください。
カセットテープでは分数の収まりが悪いベストアルバムをMDには録音しがち。
特にCDの収録時間が60分を超える作品は、カセットでは録音しにくいです。
カセット全盛期は細かな分数のテープが販売されていましたが、今は大抵10、60、90分のバリエーションしかありません。
大抵のベスト盤が60分以上から80分未満の収録ですね。
だからベストアルバムはMDに向きます。
MDではちょっと長めのベスト盤こそが聴きたいのです。
HDDに取り込んだデータのみでCDを所有していないベストアルバムを録音するにはMDは重宝します。
音もいいです。
ほとんどのMDは、データ化した後に売却してしまったCDをやっぱり物体として持っていたいという思いから作った物ばかり。
一体何をやっているんだという疑問はこの際無視してください(笑)
MDにはMDでしか感じられない音があって侮れないのも事実です。
私が手作りした物を1枚ずつ紹介します。
ジャンルは様々な25作品。
作品に対する個人的な一言レビューも添えさせて頂きました。
ベスト以外のオリジナルアルバムは少なめですが、お付き合いくださると嬉しいです。
1. JOHN LENNON/LENNON LEGEND 〜The Very Best of John Lennon (1997)
1997年に発表されたジョン・レノンのベストアルバム。
ほとんどのシングル曲を収録しています。
他にもベストは存在しますが、やはりこれが決定版だと感じます。
ちょっと気が重い2枚組にならず、とは言え収録して欲しい曲数が足りない訳でもなく。
ジョン・レノンを濃厚に楽しめるベスト。
他のアルバムでなく「LENNON LEGEND」が聴きたいという気分はよくある。
私の聴きたい好きな曲が揃ってます。
このベストからジョン・レノンのオリジナルアルバムに入っていくきっかけになる事は多いのではないかと。
私は「Happy Xmas (War Is Over)」が特にお気に入り。
2. SKID ROW/40 Seasons:The Best of Skid Row (1998)
1998年リリースのスキッド・ロウのベストアルバム。
こちらは音圧、音質ともに申し分のないリマスター版になります。
パンキッシュなハードロック。
ハードな耳触りですがメロディにはキャッチーさがしっかりあって、結構好きな人は多いと思います。
メタルが苦手なパンク好きもハマりそう。
ボーカルは迫力があります。
1st〜3rdアルバムからの選曲で、時系列順に収録。
リミックス、ライブバージョン、デモ音源、未発表曲も収録されていて楽しめます。
「Forever」という未発表曲のクオリティが高く、このベストの価値を上げています。
初めて聴く場合にもオススメのベスト盤。
3. TOM ROBINSON BAND/RISING FREE – The Very Best of TRB (1997)
次はイギリスのパンクロック。
シンガー・ソングライターのトム・ロビンソンが1976年に結成したパンクバンド。
私の印象は人情味のあるパンクです。
一度聴いただけで強烈に頭に残るメロディが多いのが魅力のベスト。
わずかにある感傷的な部分も良し。
キーボードが多用されているのが特徴。
UKパンク特有の反骨精神に満ちた聴き心地はバッチリ堪能できます。
名曲「2-4-6-8 Motorway」に代表されるようなキャッチーさは、やはりどの音楽にもあった方が楽しい。
メロディセンスの高さが光ります。
ファンでなければ持て余してしまう2枚組でもっと大容量のベスト盤もありますが、私はこの濃厚な1枚もののベストが好きです。
聴きたい曲はしっかり収録されたベスト。
収録時間はMDに向く69分。
4. White Lion/Greatest Hits (2008)
ホワイト・ライオンのそれほど有名ではないかもしれない「Greatest Hits」です。
あまりにもカチカチでないハードロック。
ハードロックバンドにありがちな耳触りとは異なるのが好きなポイントです。
勢いやハードさもちろんありますが、やり過ぎていない絶妙なサウンドだと感じます。
とは言え、間違いなくハードロック。
個人的な結論としては、テクニック志向ではない曲の良さが魅力。
心へ響くメロディ、覚えて一緒に歌いたくなる曲ばかり。
美しいバラードも聴きどころ。
古き良き時代のハードロックといった感触はあり、音に古さを感じるのは確かです。
※このベストの難点→曲によって音圧に結構な差があります。
5. TRACY CHAPMAN/GREATEST HITS (2015)
アメリカの女性シンガーソングライター、トレイシー・チャップマンのベスト。
ジャンルとしては“フォーク”ですが、むしろ“いい音楽”というのがしっくり来ます。
唯一無二を感じるのが特徴。
美しくも力強い歌声、心の中へスッと入ってくるメロディが魅力です。
それはもう何の引っ掛かりもなくスムーズに入ってくるので、特別な心地良さ。
「Greatest Hits」ということもあり、名曲ばかりで全曲が沁みます。
私が最初に心を奪われたのは感動的な超名曲の「Fast Car」でした。
歌唱や世界観、他の誰にも再現できない素晴らしい曲です。
穏やかになりたい日に合うベスト盤。
このベストは、しょぼくれていないしっかりとした音圧があります。
6. RIVAL SONS/Great Western Valkyrie (2015)
アメリカのロックバンド、ライヴァル サンズの4作目のオリジナルアルバム。
ロック好きが求めているロックンロールで、名盤と言えます。
常に音圧が高く迫力のサウンド。
ヴィンテージ色を強く感じるのが特徴であり大きな魅力です。
このアルバムは古き良きハードロックの音の感触に近いかもしれません。
こちらは2枚組のツアーエディションで、ライブ音源などのボーナストラック入り。
CD2枚分がMD1枚に収まる75分。
こういう場合にもMDは重宝します。
7. ROXY MUSIC/THE BEST OF ROXY MUSIC (2001)
新品CDでも随分と安価に買えるロキシー・ミュージックのベストアルバム。
名曲揃い、ひと通りのメジャーな曲はしっかり入っています。
上品で洗練されたポップミュージック。
堂々としたポップという印象。
新しいものから古いものへという逆の順序での収録がおもしろいのが特徴です。
80年代のヒット曲「Avalon」と「More Than This」から始まります。次のジョン・レノンのカバー「Jealous Guy」が素晴らしく、いい流れだと感じました。
後半へ行くほどエネルギッシュ。
なかなか聴きごたえのあるベスト。
2022年にはアナログ盤でも再発売されたようですが、それなりの値段はします。
8. THE WHO/My Generation:The Very Best of the Who (1996)
ザ・フーのベスト。
ロック史上初めてハードロック的なアプローチをした伝説のバンド。
そもそもベストで聴くバンドではないかもしれません。
ファンには物足りない内容だとよく言われていますが、ここからオリジナルアルバムに入っていくのはいいと思います。
長いキャリアの中からピックアップした選曲のバランスは良いと感じます。
しかし親しみやすいヒット曲満載です。
音源はモノラルとステレオが入り混じっていて音像の違いも楽しめるベスト。
割と迫力のある音が出ます。
9. STEPHANIE QUAYLE/on the edge:Forgiven (2024)
ステファニー・クエールというシンガーについての詳しい事は分かりませんが、たおやかな音が心地よいカントリー・アルバム。
気になったので聴いてみたらお気に入りになった音楽です。
全23曲78分と長編作なので、データをメディアに録音するならMDに向きます。
内容は前作にアコースティックバージョン、ライブ、デモ音源など追加のデラックス盤。
柔らかな光を感じる音が特徴、女性ならではの包容感のあるボーカルが魅力で、誰もこのアルバムを聴きながら絶望しません。
歌声はハツラツともしています。
現代的なサウンドですが、エレキもアコギも優しい響きを聴かせてくれる。
10. CYNDI LAUPER/JAPANESE SINGLES COLLECTION -GREATEST HITS- (2019)
2019年に発売されたシンディ・ローパーのベストアルバム。
現在でも結構売れてるっぽい。
1983年〜1995年に日本で発売された全シングル曲を網羅しています。
発売順での収録。
アルバムタイトルに偽りなし、すべてシングル・バージョンで収録されているのが特徴。
リマスター効果で音も鮮烈になっています。
早い話が、いい歌がたくさん入ってる。
シンディ・ローパー自身のカラフルな髪やファッションからも想像する通りのカラフルな音色のポップソング。
結論:元気出ます。
11. THE CRANBERRIES/STARS:THE BEST OF 1992 – 2002 (2002)
アイルランドのロックバンド、クランベリーズのベスト。
ジャンルとしてはオルタナティブ、インディーロックになるでしょうか。
私にとっては後からじわじわと良さに気付いた不思議な雰囲気を持つバンド。
上質なポップセンス、メロウでもありラウドでもある90年代特有の自由なサウンド。
一聴して「いいね!気に入った!」となる人は少ないかもしれません。
しかしハマってきたらとことん好きになる。
ボーカルのドロリスの急死により現在は解散しています。
アイルランド風のコブシが効いてこんなにも特徴のあるボーカリストはいません。
特別な声です。
オリジナルアルバムの方がより魅力があると感じますが、このベストには代表曲は網羅されています。
12. EUROPE/1982-1992 (1993)
スウェーデンのハードロック・バンド、ヨーロッパの10年間の軌跡をまとめたベスト。
かなり高い音圧で鳴ります。
ボリュームを上げて聴きたいハードロック。
ハードな曲はもちろん、名バラードもしっかり押さえてあり聴きごたえ抜群。
素直にメロディがいいです。
こちらのベストアルバムはオススメです。
この凄まじい音圧、ハードロックの聴き心地、メロディアスな耳触り、特にハードロック好きでなくても満足する人は多そう。
オリジナルアルバムのレコードも持っていますが、このベストのCDの音の方が好みです。
MDに録音してもその良さは引き継がれます。
13. NEIL YOUNG/GREATEST HITS (2004)
フォーク、フォーク・ロックのシンガーソングライター「ニール・ヤング」の3枚目のベストアルバム。
60〜70年代の楽曲中心。
ニール・ヤングを知るためのいい選曲です。
この音楽、ズンと来ます。
歌声には軽いショックを受ける程。
現代のサウンドとは異なる大胆なステレオ感には古さを感じるものの、音は良いです。
リマスターされたのか十分な音圧があり、出てくる音からは魂が炸裂しちゃってます。
激しく荒々しい演奏の中に繊細さもあり。
私はその辺りにグッときます。
14. THE CARS/COMPLETE GREATEST HITS (2002)
アメリカのロックバンド、カーズのベスト。
カーズの70〜80年代を聴くのに抜群の内容になっています。
リマスターが施されているようで、音色/音圧ともに素晴らしい。
ポップなメロディに軽快なギターとキーボードが心地よいパワー・ポップといった聴き心地の曲が多いです。
シンセサウンドも際立つ80年代テイストの耳触りも良し。
ギターソロなんかもしっかりキマる。
全20曲が時系列順に収録されたバランスの良いベスト。CDの収録時間、目一杯まで詰め込まれた名曲たち。
これで充分カーズが堪能できます。
15. Marilyn Monroe/Blonde Bomshell Collection (2021)
マリリン・モンローのベストアルバムは相当な種類で発売されていて、どれを買っても似たり寄ったりだと思います。
古いジャズ、音に手で触れそうな感触のあるモノラル音源がほとんど。
リマスター効果で音が極限までクリアになっている印象。
“ププッピドゥー”というフレーズで有名な曲「I Wanna Be Love by You」からのスタートです。
絶好調!
魅力はもちろん世界一色気のあるボーカル。
こちらは全曲リマスターされた音源ですが、そのままのもっとザラっとした音のベストなどもリアリティがあって良いです。
MDやCD-Rのデジタル媒体に録音する場合はリマスター音源のが合います。
16. MACHINE HEAD/ØF KINGDØM AND CRØW(2022)
マシーン・ヘッドの10枚目のスタジオアルバムで最高傑作と言えます。
ヘヴィメタル、グルーブメタルの名盤。
1曲目から10分を越える大曲。
全体的に独特の美しさがあり一貫性も抜群。
鋭いスラッシュ感も聴きどころ。
極悪なまでの分厚い音圧と、極限の攻撃性で攻めてます。
個人的に、マシーン・ヘッドのサウンドには心を掴まれる要素が多すぎて、アルバムから意識が逸れる瞬間はありません。
私の好みにバッチリ合ったという事でしょうけど、言い表せない強烈な魅力があります。
すべてを好きになってしまうということ。
マシーン・ヘッドのアルバムは収録時間が長いので、やはりMDに向いてます。
17. AMY GRANT/THE HITS (2025)
高音質なリマスター盤。
明るい歌声、ノリの良い曲調、弾けたポップスという印象です。
エイミー・グラントはCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)の立役者と言われているようです。
とは言え、どの曲もポップロック寄りのサウンドで聴き馴染みの良い音楽。
私の好きなポイントは、歌に力が入る瞬間のパワフルなボーカリゼーションが熱いこと。
この「THE HITS」はオールタイムの選曲。
40年以上の時期から選曲されていますが、まったく違和感なく全曲を楽しめます。
心を軽くしたい時にオススメです。
18. THE POLICE/GREATEST HITS (1992)
ザ・ポリスの超有名なベストです。
シングル曲中心の選曲で、もちろん入門盤としてはピッタリ。
音圧が改善されたリマスター盤もあるのかもしれませんが、音が小さいのが私には難点。
この音の小ささは尋常じゃなく、ボリュームはかなり上げる必要があります。
ただし内容は素晴らしい。
パンクにレゲエ、それから王道のポップスまでもが揃ってます。
イギリスのパンク全盛期、ピストンズやクラッシュとは異なるサウンドアプローチ。
荒々しさよりも美しさが際立ちます。
スティングのハイトーンボイスも魅力。
名曲「見つめていたい」の繊細さと力強さ、メロディやサウンドの美しさには抵抗できない中毒性あり。
19. GRAND FUNK RAILROAD/GREATEST HITS (2006)
アメリカのハードロックバンド「グランド・ファンク・レイルロード」の2006年発売のベストアルバム。
独自の骨太なサウンドが豪快で非常に聴きごたえがあります。
古い音楽とは思えないほど音質も良いです。
各楽器の音が鮮明に聴こえるし、そのバランスの良さはロックへの興奮を誘います。
最新の音楽を聴き慣れた耳へは、演奏やアレンジ、音楽自体に古さを感じるものの、現代では表現できない音が楽しめる好内容。
古めのロックの熱さを豪快な音で堪能したい時にはこれです。
10分の大曲も含みつつ、ロックの興奮に殺られっばなしになる魅力。
ギターなんか思いっきり音楽に意識が向いてしまういい音しています。
まさにグレイテストな14曲入り。
20. Heart/These Dreams:Greatest Hits (1997)
ボーカルとギターが姉妹のロックバンド「ハート」の85年からの10年間をまとめたグレイテスト・ヒッツ。
ヒット曲網羅とは言え、もっとわかりやすい選曲のベストもあります。
私にはハードすぎない聴き心地が魅力です。
80年代のロックの音ではありますが、なんと言うかこのバンドの音楽からは「情」の音を感じます。
メロディやアレンジが感情に直撃する感じ。
力強いボーカルは刺激的。
ギターはパワフルでありながも女性ならではの繊細さが特徴。
特に“感動”が枯渇した心へは響きます。
ラストに収録された超名曲「Barracuda」は臨場感炸裂のライブバージョンで迫力あり。
3曲は熱いライブバージョンでの収録。
21. blur/the best of (2000)
1991年にデビューしたイギリスのブリット・ポップ・バンド「ブラー」のベストアルバム。
こちらも新品CDがかなり安く買えるベストでオススメ。
選曲は完璧で、最強ベストと言えるほど。
極めてポップなロックが魅力で、特徴はその中毒性の高さにあります。
親しみやすさ抜群。
ロックファンなら大抵はハマります。
覚えて一緒に歌いたくなるメロディの猛襲。
彼らの貫くイギリス志向、それから徹底したポップス志向が心を捉えます。
ただしひねくれたポップスなのが「ブラー」の本当の魅力。
“ブリット・ポップ”の象徴的存在。
22. Samantha Fox/The Hit Album (1995)
イギリスのポップシンガー「サマンサ・フォックス」のベスト。
これまたCDは安価に入手可能でオススメ。
弾けたダンス・ポップ。
名曲「Touch Me」からの好スタート。
イケイケなサウンド、異常な色気のあるボーカルがこの人の特徴。
聴き馴染んだメロディがキラッキラサウンドで炸裂するカバー曲も秀逸です。
全体的にノリノリで聴けるダンス・ポップの魅力。シンセサウンドが目立ちますが、ロック好きもハマる可能性大です。
ディスコティックにアレンジされたストーンズのカバー「サティスファクション」は一発でお気に入りになりました。
要するに、踊れるベストアルバム。
23. DAVINA/Best of Both Worlds (1998)
アメリカのR&Bシンガー「ダヴィナ」のデビューアルバム。ちょっと紛らわしいタイトルですがベストアルバムではありません。
シンガーソングライターで独特の世界観。
スタイリッシュでクールな作品です。
少し尖ったサウンドが特徴、それから夜に合うムーディーで濃厚な雰囲気が魅力。
それほどヒットはしなかったようですが、、
私はこのアルバムのレコードが当時100円で売っていたのでジャケ買いしてみたところかなりのお気に入りになったという訳です。
個人的にはずっと聴いている名盤。
捨て曲はありません。
いつの間にか落ち着いた気分になれているので、室内でゆっくり聴くのにピッタリです。
意外にも、ボリュームは上げすぎない方がいい感じに聴けます。
24. DIRE STRAITS/The Very Best Of DIRE STRAITS (1995)
イギリスを代表するロックバンド「ダイアー・ストレイツ」のベスト。
曲良し、音質良し!
渋みのある歌声とギターが沁みます。
ギターには人情味がありすぎて、聴いていると涙もろくなるかもしれません。
味わい深いのが魅力になります。
これを聴くと音楽が感情に直撃して、ロックって人の心が鳴らしているんだよなとかちょっとしみじみともしてしまう。
人力で奏でるロックの魅力が詰まってます。
若さより、深みを増した心へオススメ。
コーヒーかウイスキーの苦味にピッタリ。
「ダイアー・ストレイツ」の業績が分かる必聴のベスト。
25. KoЯn/Greatest Hits Vol.1 (2004)
アメリカのニューメタルバンド「コーン」の1994〜2004年の代表曲を逆時系列順で収録したベスト。
冒頭に未発表曲、カバー曲を含みつつ、トチ狂ったへヴィなサウンドは独創的で聴きごたえがあります。
とは言え、ベストアルバムはオリジナルアルバムとはかなり雰囲気が異なるという印象。
初心者向けであるのかもしれません。
ここからオリジナルへ入っていくきっかけには最高な作品。
個人的には「KoЯn」にしか感じない特別な親しみやすさが魅力です。
ドスンッ!とした重低音の効いた過激な音が出て刺激的。
こんな物を手作りしていたら過去最高にMDが好きになりました。
MDいいじゃん!
これからもまだまだ楽しんでいきます。
1枚ずつ紹介せれて頂いた作品と被っている物もありますが、他にも沢山作りました。
その他の手作りラベルです↓
終わりに
これらは私が選曲したミックスMDと言えばいいのか、マイベストです。
それに好みの手作りラベルを貼ったもの。
内容は90年代から現在までの邦楽のみ。
大抵はシングル曲で、大ヒットの一歩手前ぐらいの私にとっての名曲たち。
時間をかけて選曲したり、曲順を考えたりするのが楽しく、第3弾まで作ってしまいました。お気に入りです。
聴く頻度もかなり高い3枚。
こういう自分だけの楽しみ方も、カセットテープよりMDなら割と楽チン。
そんなのスマホのプレイリストでいいじゃないかというのは無しでお願いします(笑)
私の場合は音楽に物体があった方が楽しく感じるし、MDにはMDの良さがあります。
マイベストMDを作って分かったのは、、、
自分にとって最高のDJは、やはり「自分」だということ。
やってみると相当に楽しい作業になるので、実はこれが一番のオススメです。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
SONYの“MD生産終了”発表後の現在。
今では中古MDの価格の相場も随分と上がりました。異常な高騰にびっくりします。
フリマやオークションでの価格設定、ちょっと強気すぎやしないかと感じています。
やはり安心なのは新品ですが、、、
もうSONY製の新品MDも在庫のみです。
MDは音質も良く便利です。
音楽に物体があるのが私は好きなのです。
好きなように手作り出来るのが最大の魅力。
まだまだMDは使い続けると断言して今回はおしまいにしたいと思います。
皆様ありがとうございました。
また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。
世界に一つの手作りカセットテープの記事も楽しんで頂けると思いますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。