こんにちは。
やはり私はカセットテープが大好きなのです。
なぜなら、自分でどうにでも作れるから。
つまり楽しみ方は無限大。
手作りカセットテープ自慢、またやります。
というわけで続編になります。
皆さんどうぞ最後までよろしくお願いします。
私はカセットテープが好きで、自分で録音したテープ、これから録音する用の生テープを合わせると1000本程度のカセットを所有しています。
カセットの音が好きだし、自分で作るという最高の遊びが出来るのが好きな理由です。
もちろんカセットテープで音楽を聴くのが、私にとっては幸せな時間。
その音が流れる部屋は癒し空間。
カセットテープの聴き方は色々あります。
・ラジカセで空間を鳴らして踊る
・ポータブルプレーヤーで気軽に聴く
レコードを超えるほどの高音質を望むのであれば、やはり当時の高級カセットデッキをオーディオに繋ぐのが間違いありません。
これは一般的なカセットテープの音質イメージを軽々と覆すアナログサウンドです。
こもっている曖昧な音を、カセットテープサウンドの持ち味だと考えてしまう一般的なイメージは間違っています。
カセットテープはそういう音ではありません。
もっとハッキリとした細部まで鳴らしてくれる音がカセットからは出ます。
音の生々しさもしっかりあります。
とは言え、私は当時の高級機などではない何の変哲もないようなカセットデッキ、ラジカセ、ポータブルカセットプレーヤーしか所有していません。
結論としては、それで満足に楽しめます。
注意点は【録音】は“RECレベル”などの調整が可能な据え置きタイプのカセットデッキにて行うことです。
ポータブルやラジカセなどは、音楽の高音質録音には向きません。
録音環境にはこだわるのが正解。
あとは自分の欲しかったカセットを手作りすれば、ほぼカセットテープ代のみで最安値にて世界に一つしかない物を手に入れられます。
私はたくさん作りました。
ジャケットも割と簡単に自作は可能です。
やはりジャケットがあるかないかでは、愛着の度合いが随分と違ってきます。
オススメのカセットの聴き方
カセットテープは高音質と言いましたが、
私はどちらかと言えばチープな音でカセットテープを聴くのが好みです。
決してショボくれた音の事ではありません。
空間いっぱいに広がるカセットテープのアナログサウンドが非常に心地よいのが理由。
私がお気に入りの、カセットでの音楽鑑賞のスタイルを紹介させてください。
その音にはグッときます。
それは、
WALKMANなどのポータブルプレーヤーをPCスピーカー等に繋いで鳴らすスタイル。
ポータブルは録音には向きませんが、再生では魔法使いになってくれます。
このスタイルは、音楽に魔法をかけてくれたような素敵な音を鳴らしてくれるのです。
現行品で実現する場合は、東芝のポータブルカセットプレーヤー「Walky」とBluetoothスピーカーの組み合わせによるワイヤレス再生なんかロマンチックだと思います。
しかも自分で作ったカセットテープを聴くというは最高の遊びになります。
手作りカセットテープ:インデックス 2 (51〜)
世界の名盤、私的名盤を手作りでカセット化しました。すべて私の好きな作品です。
自分で手作りした物を紹介させてください。
誰もが知る有名なものから、他に聴く人はいるのかというようなマイナーなものもあるかもしれません。ジャンルは多岐に渡ります。
1本ずつ心を込めて作りました。
今回もまた個人的な一言レビューを添えさせていただきました。
お付き合い頂けますとすごく嬉しいです。
私は自分が美しいと感じる音楽から、とてもたくさんの影響を受けたいと思っています。
数日に一度は新しい見出しを更新していきますので、是非また見に来てください。
古いものから最新のものまで、今回も50本の紹介を目指します。
それでは皆さまよろしくお願い致します。
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51. ROXETTE/A COLLECTION OF ROXETTE HITS THEIR 20 GREATEST SONGS! (2006)
続編1本目は、私が2025年最初に作成した手作りカセットを紹介させてください。
楽しく聴ける「ロクセット」をカセットテープで聴きたかったので満を持して作りました。
スウェーデンの男女デュオ「ロクセット」のベストアルバム。
ジャンルとしてはロック/ポップスです。
全体的に明るい聴き心地。
楽しいポップスとしても、美しいロックとしても聴ける好内容。
日本ではあまり人気がないのか「ロクセット」の中古ミュージックテープは割と安価に買えますが、自分で作りました。
手作り以下の最安値はあり得ません。
印象的なギターリフなんかもあり、ロック好きならハマる可能性大の作品。
初めて聴く「ロクセット」にも最適。
52. LADY BLACKBIRD/SLANG SPIRITUALS (2024)
実力派シンガー、レディ・ブラックバード。
ジャズもソウルも楽しめる壮大なムードを感じるアルバム。
私は一発目で凄まじい衝撃を受けて、そのままお気に入りの作品になりました。
たがらこそ自分でカセット化です。
初めて歌を聴いた瞬間は「レディ・ブラックバード」のあまりの存在感に一瞬だけ世界が止まったりもした。
魅力はなんと言っても、ソウルフルでパワフルな歌声。
それから、人の心を動かす冴えた歌心。
ドキッとする程の迫力のある歌声に魅了されたい時のベストチョイスになります。
圧倒的なヴォーカルには世界が魅了されてる。
53. STRUNG OUT/DEAD REBELLION (2024)
パンクの疾走感と、絶妙なヘヴィネスでブッ飛ばすメロディックなアルバム。
メタリックでもあるのが特徴。
ルーズでなくカチッとした演奏は極上。
ビシバシと聴覚と心を刺激します。
メロディの親しみやすさやキャッチーなコーラスにグッとくるパンク好きなら必聴です。
私は全体的に感じる哀愁のマイナーキーに惹かれます。
メタル好きにもオススメできる熟練パンク・サウンド。
刺激あり、全曲ハズレなし、痛快です。
54. Bruno Mars/24K Magic (2016)
頂点を極めた音楽、私には最高傑作。
ポピュラー音楽界を代表する天才です。
全曲が最高だし、ハズレなし。
踊れるアルバムを求めるなら間違いなし。
魅力はノンストップで踊れる感じ、どんどんエキサイティングしちゃう娯楽性、そしてスタイリッシュであるサウンド。
特徴は歌が完璧、いや歌が楽しいというのが正解です。
全編に渡って「ブルーノ・マーズ」の遊び心が溢れています。
断言しますが、これは飽きません。名盤!
55. Dum Dum Girls/ONLY IN DREAMS (2011)
ポップスとしても成り立ちますし、私はパンク的な音楽として聴いています。
60’sポップテイストと言えるかもしれない。
インディーズシーンのど真ん中を突っ走るような作風で、ありきたりな音楽に飽きた心には興味深いものです。
疾走感があり、キャッチーなメロディ揃い。
甘くて感傷的なメロディも素晴らしい。
とは言え、甘すぎないロックに合う歌声と心へスッと入ってくる歌唱力は見事です。
ブロンディなんかが好きな人にはバッチリ。
56. UKULENA/Only Daddy Calls Me Marley (2024)
全曲にウクレレ入りのレゲエという印象。
詳細は分かりませんが、“UKLENA”はウクレレ・ボーカルなのだと思います。
ウクレレが入っているとは言え、すべてがハワイアンテイストのアレンジではなく、聴き心地はあたたかいレゲエです。
エレキやサックスなども鳴るバンドサウンド。
もちろんハワイアンで陽気な雰囲気の曲もあり、抑揚の効いた作風に楽しさがあります。
優雅で叙情的であり、私はかなりお気に入りのアルバムです。
空や太陽が似合う開放的な音楽。
柔らかく温暖な気分になりたい日に合います。
それにしても大胆なジャケットです。
57. RECKLESS KELLY/THE LAST FRONTIER (2024)
音も曲も良く好印象のカントリー・アルバム。
ボーカルには深みがあり、心を込めて歌っているのが伝わります。
思わず体を動かしたくなる軽快な曲からの好スタート。
続くタイトル曲では女性とのツインボーカルが心地よく、アレンジには壮大感まで出ます。
落ち着いたスローテンポの曲は、心を柔らかくしてくれます。
癒し効果抜群のカントリーミュージックですが、しっとりというよりもカラッとした音色が私好みのアルバム。
ロック色が強めなので、カントリー・ロックと言った方がいいのかもしれません。
湿った心を吹き飛ばした時にオススメです。
58. JENNIFER WARNES/THE HUNTER (1992)
まず録音が素晴らしいです。
誰でも感じる他とは一線を画す高音質。
優秀録音盤として有名で、オーディオマニアの間では視聴用のリファレンスCD、または愛聴盤というアルバムです。
確かに音像定位、空間の響き、歌声や楽器の音のリアリティは優れていると感じます。
それをカセットテープに録音しても、やはりとんでもなく高音質。
内容は、良さが分かるのに少し時間が必要。
ジャンルとしては何でしょうか、大人サウンドという表現にはしっくりくるのでAORに近いものかもしれません。
名曲と言えるものが多くゆったり聴ける名盤。
59. Bonnie Raitt/Give It Up (1972)
女性ブルースギタリスト、スライドギターの名手、70年代の名盤。
ウッドストックのスタジオにて録音されたセカンド作。「ボニー・レイット」の最高傑作とする人も多いブルース色濃いめのアルバム。
自作は3曲とカバー曲が多いですが、選曲は最高です。
歌が上手い、ギターが上手い。
土臭い音、可憐な歌声が魅力になります。
この娘が弾いているのかと驚愕するほどのスライドギターが一番の特徴。
彼女の歌を引き立てる演奏も唯一無二の素晴らしさ。
アナログサウンドにて堪能したい傑作。
60. Jack Johnson/Brushfire Fairytales (2001)
ギタリスト兼、シンガー・ソングライターの名盤です。
極上のオーガニック・アコースティック・サウンド。サーフィン×音楽×自然の融合。
いい歌、いい音、いい演奏。
このアルバムを表すには、そういう言葉に尽きます。
いい音楽が聴きたい時はこれです。
音楽の背景がものすごく静かだと感じるのが不思議。そういう魅力。
「BECK」というバンドのストーリーを描いた漫画の中にも登場していて、私がこの名盤を知るきっけになりました。
しっとりと落ち着いた気分になりたい午後によく聴きます。
つまり、リラックスできるアルバム。
61. VOLBEAT/REWIND・REPLAY・REBOUND (2019)
私好みのブチかます痛感なロックサウンド。
疾走感あり、ヘヴィネスあり、美しさあり、インパクトあり。
すべてに魅力あり!
いつもよりボリュームを上げて、日常で抑えたテンションも開放して聴きたいアルバム。
全曲、メロディの良さが際立ちます。
メロディックなロックを求める人に特にオススメします。
私はノーマルテープに録音したけど、アルバム自体はグッとくるいい音しているのでハイポジに録れば良かったと後から思いました。
62. SNOW PATROL/The Forest Is The Path (2024)
心への影響にいいアルバムです。
感動的な聴き心地。
私には何の引っ掛かりもなくスッと入ってきたビューティフルサウンド。
思わず幸せを感じてしまう綺麗なメロディ、力強くも美しい音、極めて繊細な響き。
今この瞬間に世界で一番の”美”が見えてしまっているような神秘的な感覚にもなります。
優しくなりたい時に合う。
騒がしいことより、美しいことが好きな人には絶対オススメです。
63. Fairground Attraction/Beautiful Happening (2024)
奇跡!36年ぶりのセカンド・アルバム!完全な新録、新曲12曲。
断言しますが、まず何より美しいです。
言い足りません。特別に美しい。
エディ・リーダーは昔の透き通った感じの声ではないですが、経験を重ねた分の独自の深みがあって心へ響きます。
聴き入ってしまう作品。
只事でない。感動的な聴き心地。
この世界には悪意という概念さえ存在しないと感じる程の清らかさ。
今ここに素晴らしい音楽が鳴っていると感じるのが魅力。音がいい響きをするのです。
あんまり言いたくないけど、こんなの泣くわ。
間違いなく未来では“名盤”と呼ばれてます。
64. ANGIE ATKINSON/HIGH & MIGHTY (2024)
シンガーソングライターの個性的な傑作。
ブルースやカントリーなどの要素を存分に取り入れたロックという感じで、非常に聴きごたえがあります。
魅力の意味で、至る所に心への引っ掛かりがある音楽です。音には深みもあります。
この音楽を歌うのにベストだと思わせる声質とボーカルスタイルが魅力的。
口先で歌わない、魂が熱い印象。
そこら辺で流行っているありきたりなポップスに飽きた人へ強烈にオススメです。
65. THE DEAD DAISIES/Light ‘Em Up (2024)
ぶっちぎりの痛快ロックサウンド。
疾走感あり、爆発力あり、文句なし。
ロックにキャッチーなメロディを求める人にもハズレなしでオススメです。
煽りまくってブッ飛ばすスピード感と、凄まじき音圧にはトチ狂えます。
心の癒しにはなってくれないかもしれないけど、ストレス破壊の起爆剤にはなり得る。
66. FRANZ FERDINAND/THE HUMAN FEAR (2025)
やりやがった、気分が上がるアルバム爆誕。
1曲目からいいです!
そんでずっといいです。
アルバム1枚が36分という潔さも素敵。
ついつい音楽の世界へ没入してしまうベストな音圧は最高。
心へ響くメロディばかりでロックから意識が逸れる瞬間は1秒もなし。
2025年一発目の衝撃としてもふさわしい。
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自分で心を込めて作ったカセットテープは、素晴らしい音が出ます。
必ず毎回ジャケットも作るので結構な手間はかかりますが、私には最高の遊びです。
カセットの手に馴染むサイズ感はキュート。
どれもいい音しています。
ジャズもカセットで楽しく聴けます。
ピアノトリオは録音レベルの調整がシビアですが、自分の調整が完璧だった時は至高の音が出ています。
それも手作りカセットの楽しみのひとつ。
カセットテープが想像以上の生々しい音を鳴らしてくれるのです。
つまり、部屋がライブハウスになります。
終わりに
90年代に「AIWA」や「Panasonic」が低価格で販売して人気を博したポータブルカセットプレーヤーがあります。
当時、数千円で買えた物。
オートリバイス機能はありませんが、私はその音が好ましいので数台愛用しています。
電池(バッテリー)で駆動できる事が音質には有利なので、まさに適役です。
実はそれらがとても“いい音”を出すのです。
廉価モデルのポータブルプレーヤーを有線でBluetoothスピーカーなどに繋いで鳴らす音は、間違いなく癒しになる。
気楽に楽しめるアナログサウンド。
私は当時の物を自己修理して使っています。
自分で修理する自信のない場合は、現在販売されている東芝の「Walky」などが、現代的なもっと優れた音質を聴かせてくれるかもしれません。
ありがとうございました。
また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。
前編はこちはになります↓
評判の良い現行品のポータブルカセットプレーヤー2機種になります。
信頼の「TEAC」が販売する数少ない現行品のダブルカセットデッキ【W-1200(S)】
DECK1、DECK2共に[録音/再生]が可能な機種になります。