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つまらない世界に“心のロックンロール”をブチかます無謀な企画 ★ロックンロールが鳴り響く!! ★

ザ・クロマニヨンズ

【ザ・クロマニヨンズ/20 FLAKES〜Coupling Collection〜】魅力的!裏側のカリスマ性!

投稿日:2023年2月24日 更新日:

こんにちは。

『20 FLAKES〜Coupling Collection〜』は2014年リリースのザ・クロマニヨンズ初のカップリング・コレクションです。

1stシングル「タリホー」から12thシングル「炎」までのシングルのカップリング曲を完全網羅しているお得盤。

魅力的なカップリング曲たちが大暴れ。

20曲すべてが心へ響きます。

心の名盤:全曲レビューです。

皆さんどうぞ最後までよろしくお願いします。

シングルのタイトル曲とは一味違う「笑いあり、涙あり、何でもあり」の強烈なカップリング曲たち。

独創的な魅力を放ち、シングルレコードの裏側、シングルCDの2、3曲目でカリスマ性を誇っていました。

全曲オリジナルアルバムには未収録。

オリジナルアルバムには収まりきらない個性派な曲たちが、今度はひとつの作品になって集団で激突してきます。

ひねくれ者たちの連続攻撃。

どれもすぐに覚える絶大のインパクト。

記憶に残る衝撃性!

ルール無用、興奮必至のクロマニヨンズを思いっきり堪能できます。

The Cro-Magnons/20 FLAKES〜Coupling Collection〜(2014)


20 FLAKES〜Coupling Collection〜(20フレークス カップリングコレクション)は、先に発売されたシングル・コレクション『13 PEBBLES〜Single Collection〜』の1ヶ月後にリリースされたクロマニヨンズ初のカップリング・コレクション。

「20 FLAKES」というタイトルは20のひねくれ者たちとかそんな感じでしょうか。

もしそうなら私はかなりしっくり来ます。

この時期のクロマニヨンズは短期間(半年間)にライブ盤、シングル・コレクション、そしてこのカップリング・コレクションとリリースラッシュ。

激情型リスナーの私には一息つける暇がありませんでした。毎日聴きっぱなし状態。

本作はデビューシングル「タリホー」から12枚目のシングル「炎」までの、シングルのカップリング曲たちがコンプリートで収録された「カップリングの魅力」完全盤。

レコードだとひっくり返した裏側の面で大暴れしていた曲たちです。

クロマニヨンズのカップリング曲は興味深いものばかり。

先行してリリースされた「シングル・コレクション」にはなかった笑いもあったりするので飽きずに聴き続けられます。

『20 FLAKES』すごくいいです。

1枚のアルバムになったことでシングルのカップリング曲がまとめて聴けるし、今度はアルバムとしての新しい流れを体験できる。

それが新たな魅力になっていると感じます。

『20 FLAKES〜Coupling Collection〜』収録曲

1. 弾丸ロック
2. クロマニヨン・ストンプ
3. ワハハ
4. チンパンマン
5. マナティ
6. 笹塚夜定食
7. ヒャクレンジャー
8. レッツゴー宇宙
9. オレなとこ
10. たこあげ大会
11. ネギボーズ
12. メインジェット
13. ヤッターキング2009
14. サンデー・サンデー
15. 拳銃が泣いてるぜ
16. BLITZKRIEG BOP(電撃バップ)
17. アングラ番長
18. コロッケ定食
19. サイダー
20. とがってる

全20曲、58分。

ステレオ音源、モノラル音源が混在します。

曲のタイトルを見ただけでも「普通」というイメージが一切湧きません。なんかすごい。

テキトーな感じにタイトルを付けときながらすげえエモいとか、涙が出るほど感動するなど印象に残らない曲はひとつもなし。

本作に収録されたカップリング曲たちは1曲もオリジナルアルバムには入っていません。

アルバム未収録曲の集合体。

クロマニヨンズの裏ベストと言えます。

シングルを買わなければ聴けなかった歌たちが1枚のアルバムにまとまりました。

最近クロマニヨンズを好きになった人も、シングル盤をひとつずつ買わなくて済みます。

初回限定盤CDの特典ディスクに収録されていた「ヤッターキング2009」「BLITZKRIEG BOP(電撃バップ)」もしっかり入った親切仕様。

当時うっかり買い逃しちゃった人も納得です。

すべてのシングルを買った私も、これでシングル盤を引っ張り出してこなくてもよくなったのがかなりのメリットになります。

本音を言うと、シングルを引っ張り出してくるのちょっと面倒くさいんだ。

7枚目のシングル「オートバイと皮ジャンパーとカレー」までの最初の方のクロマニヨンズのシングルは3曲入りで突っ走っていました。

8枚目のシングル「流線型/飛び乗れ‼︎ボニー‼︎」(両A面シングル)からは2曲入りが定着していきます。

シングル・コレクション『13 PEBBLES』と同様に“stereo”と“mono”のハイブリッド盤。

前半の10曲は慣れ親しんだstereoの立体感、左右に広がる音場が楽しめます。

後半の9曲(M13はstereo)は圧倒的なmonoの迫力と存在感が心に響く。

2つの音の世界が体験できます。

意外にも3分を超える曲が多いですが、次から次に進んでいく印象です。

激情する瞬間が何度もあって内容が濃いと感じているのに、20曲も聴いて1時間かかっていないのはクロマニヨンズならでは。

特徴は何度も聴ける親しみやすさ。

私はクロマニヨンズを聴くと、いつも激しく心が動きます。

それが楽しくてしょうがない。何度目だろうと何も感じないということはありません。このカップリング・コレクションもそうです。

つまり名曲揃い。

カリスマ性を持った20曲のロックンロールが私の心のど真ん中にも後ろの方にも、普段はあまり使わない隅っこの方にまで鳴り響く。

心を掴む音楽は熱くて最高な気分です。

大事な事に気付いてしまったような、とても健やかな気持ちになります。

楽しく生きるために必要なロックンロールと自分の感情までが『20 FLAKES』に揃ってる。

魅力はオリジナルアルバム以上のバラエティ豊かな娯楽性。

だからこそ極端に楽しいと感じるはず。

2014年のアルバム発売当時、CDとアナログ盤が同時リリースされました。

CDの初回限定盤は紙ジャケット仕様。

アナログ盤は限定生産だったため既に完売。

重くて厚くて頑丈そうなレコード2枚組で見開きジャケット。2枚となると結構な重量。

1枚目のレコードがstereoで2枚目のレコードは大体mono(1曲のみstereo)です。

上手い具合にディスクごとで「stereo/mono」が分かれたロックンロールの魔法を感じます。

レコードの場合は2枚組ですが、CDは通常の1枚ものです。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

思わず無気力のプロを目指してしまいそうな日にきっぱりオススメの作品。

聴くと次から次に心へと今日を楽しく生きる気力と、そのための激しい衝動がブチ込まれていくロックンロール20発。

消極性は素晴らしき積極性へブッ覆る。

ポジティブになっちまう。

魅力的なカップリング曲の猛襲に、心の中では衝撃のライブが始まります。

攻めたロックンロールの音が、58分間ずっと頭を飛ばして非常に刺激的。

20通りの熱狂です。

むしろ私の心は無限の狂乱。

オーライ!ロッケンロー!!

M1「弾丸ロック」

作詞・作曲/甲本ヒロト

1st Single 『タリホー」c/w

stereo

熱狂のアルバムの始まりを告げるようなサイレンが鳴り響いてロックの突撃開始です。

アルバム1曲目にふさわしい勢いがあります。

私には、今いる暗闇から明るい光の方へ突破するためのロックンロール。

何発もの弾丸が飛んでくるアップテンポ。

ネガティブを撃破する発射アレンジ。

突破口を見出す光のメロディ。

冒頭で鳴り響くサイレンからイントロなしでいきなりサビをブチかます。

何発もロックの弾丸が発射される。

始まってすぐに自分のテンションの高まりを実感する瞬間がたまらなく楽しい。

クロマニヨンズの弾丸は最大級の威力。

これだ!クロマニヨンズだ!無限にワクワクしてくる。

Aメロをヒロトが力一杯に歌い出す。

心へ響く歌心。

極めて明瞭な歌声で刺激的。

思わず元気になる明るいメロディ。

ロックに心を奪われた人ならではの表現力。

2番での「爆音」というフレーズにはやっぱり心が勝手に反応しちゃう。そういうのをクロマニヨンズに求めているんだなと思った。

演奏は疾走感のあるパンキッシュスタイル。

歪んだギターの攻撃的なコードストローク、ブイブイ唸る太々しいベース、叩きまくる破壊力抜群のドラム。

マーシー、コビー、カツジが一丸となった凄まじき演奏。

これが心で感じる弾丸の正体なのかも。

タイトでシンプルなロックンロールは不快な思考を抜け出す突破口になります。

音がズンズンしているし、ポジティブな今日が始まったという実感がすごい。

ロック聴いてるぜという高揚感。

これから私はどこへ連れて行かれるんだという期待感。

間奏のギターソロなどはなし。

だからこそたったの2分27秒を実現してる。

ロックンロールはだらだらやってくれない方が私には好ましい。最高!

ビシバシと弾丸が撃ち込まれるラスト。

マーシーが流れだまを乱れうつようなギターのフレーズが入ってうっとりしつつも激昂。

“弾丸ロック”が繰り返される力強いサビで、寝起きのようだった私のテンションも完全に覚醒する。

負けっぱなしの日常に反旗をひるがえす我が心のレジストソング。

根拠のない勝機あり。

 

歌詞:ロックが撃ちまくる弾丸の威力。

そいつが必ず光への突破口になるのが魅力。

爆音の夢が鳴り響いてるこの感じはクロマニヨンズに求めている希望そのものです。

ネガティブから覆った無敵のテンションに、悩みや不安なんかとっくに消滅。

今日は攻めていけそうだ。

M2「クロマニヨン・ストンプ」

作詞・作曲/真島昌利

1st Single「タリホー」c/w

stereo

今でもライブで披露されることがあります。

演奏も会場もヤケクソで、カオス状態になるハイテンションのロックンロール。

ヒロトとマーシーによる胸熱のツインボーカルが炸裂する。

トチ狂った高速テンポ。

ヤケクソ気味の演奏。

1回で覚える強烈なメロディ。

歪みまくるパンキッシュなアレンジ。

なんと、2分を切る1分55秒。

これは激しい。

特にマーシーが激しい。

シャウトしまくるマーシー。

一体どうなってんだ⁈こんなのありか!

最大の特徴は、クロマニヨンズがどうかしてるということ。

替えの利かない魅力は、世の中のダサいことを一つ残らずぶった斬ること。

イントロなし。

いきなり過激に“人間 人間”と連発してくるから「そういえばオレも人間だった」ということを誇りに思えてきてしまう。

直後にマーシーのシャウト、ガンギマリ!

歌が始まると過激さ激増。

ヒロトとマーシーの掛け合いのボーカル。

何この圧倒的なゴリ押し感⁉︎

頑固すぎるパワーに私の頭の中は訳の分からないことになっちまってる。

平常心を逸脱してトリップ寸前。

しかしこの歌は私の理解など一切待ってはくれずにすぐサビへ。

サビでは音が突き抜けて快感です。

ロックが驚愕のスピード違反をしながら2番をブチかます。

その後またとんでもない衝撃を喰らうのだ。

たったの1分55秒の演奏時間の中にガッツリとギターソロがある。

マーシーがどうかしちまったテンションで猛々しく弾きまくる。

ヤケクソ気味のチョーキング炸裂!

おいおい、一体何キロオーバーしているのか、すげえ速い。

それだけじゃない。

シャウトもしまくり状態。

ライブ会場なら熱気ムンムンの名場面。

ズバ抜けた勢いのあるアレンジに、ヒロトとマーシーの掛け合いのボーカルが強烈なインパクトで最高なロックンロールです。

歌詞は短いけど無敵になっちゃいます。

2人が歌う江戸っ子な言葉に、今日は細かい事はどうでもいいやと自分の中のクロマニヨンな心が仁王立ちしてる。

どんどん気持ちがたかぶって、すでにちょっとだけ地面から体が浮いてる気もする。

攻撃的なラストはロックンロールの猛襲。

容赦なく何発もブッ飛んでくる衝撃波。

最後の最後まで何のお構いもなしにマーシーがシャウトしまくる。

こんなのありか!

 

歌詞:ストーリー的なものではなく、とにかく“しゃらくせえ”という激しい一撃。

文字量としては極端に少なく短い内容ですが、インパクトは絶大です。

ザ・クロマニヨンズのテーマ曲としてもグッとくる歌詞。

深い意味はなさそう。

意味とかでなく、頑固にぶった斬る印象。

自己重要型の江戸っ子おやじといった雰囲気が、私の昨日から引きずってる心のわだかまりを全部ブッ壊してくれます。

お世辞なんか吐いたら怒られそうな感じ。

そういうイメージ。

M3「ワハハ」

作詞・作曲/真島昌利

2nd Single「紙飛行機」c/w

stereo

笑っていたい日のテーマソング。

“ワハハのハ”と大笑いから始まる元気なアレンジに日々の不安な心が救われます。

うまくいかないことさえ笑ってしまえるロックンロール。

今あるネガティブなんか笑い飛ばせる歌。

つまり希望。

笑顔で駆け抜けるロックアレンジ。

メジャーコードのポジティブな響き。

ついつい笑顔になっちゃうアップテンポ。

うっかり心が健康になってしまいそうな元気いっぱいのメロディ。

極め付けは言葉の響きが美しい歌詞。

イントロの前にクロマニヨンズが“ワハハのハ”とデッカい声で笑い出す。

ギターのカッティングが冴えてるキレの良いイントロ。

これは良さそうだ!とすぐにわかった。

ヒロトが歌い出すと、音楽からものすごく明るい光を感じる。

しかも歌のリズム感なんか最高。

これはヒロトが最大級の上機嫌で歌ってるな。

マーシーが作ったメロディはサラサラしていて、私の心のわだかまりを流してくれた。

絶対もう悲しくない。

クロマニヨンズが笑ってるんだもの。

マーシーのカッティングギターが唯一無二。

なぜなら、鋭くも柔らかいと両極端を感じてしまうからです。

その音が目の前の闇を切り開き、私の前へと光を照らす大いなる希望になってる。

2番の後のサビで一気に不安を突破します。

サビは前に出ていく疾走的アレンジ。

コーラス入りで「うまくやれる」と繰り返すクロマニヨンズからの激励。

この人たちはいつも必ず言い切る。

そんで、なんだ笑ってりゃいいのか!ってことを思い出します。

間奏のギターソロはなし。

しかしそれよりインパクトの強い事が起こる。

4番では緩やかなレゲエアレンジになって、それまでの歪んだロックアレンジとは異なる聴き心地を楽しませてくれる。

思わず心がスッと軽くなる心地。

クロマニヨンズ、サービス旺盛です。

体が勝手に動き出す音。

歌詞だけではなくて、聴こえてくる音もすべてが笑い飛ばしているから心まで動くのだ。

この歌を聴きながら、生きてキラキラした気持ちで笑っていられない心は存在しません。

笑うってことは全部がうまくいくってこと。

聴くとうまくやれる気がしてくるのではなく、うまくやれると完全に決定できる。

音に笑顔がたくさんあるのが特徴。

心がポジティブに覆ることが魅力です。

 

歌詞:笑顔というこの世で一番の幸せ。

それをばら撒きながら、希望までそっと差し出してくれる思いやりまで感じる。

マーシーならではの音質の良い歌詞。

語呂が良いというのもあるかもしれないけど、説明できないそれ以上の心地良さです。

サビの歌詞には救われる心が沢山あります。

クロマニヨンズからそっと差し出されてる希望だから受け取らない訳にはいかない。

強引に押し付けてる感じじゃなくて、あたたかい優しさと柔らかい思いやりに聴こえます。

あとは心がワハハのハと笑い出す。

M4「チンパンマン」

作詞・作曲/甲本ヒロト

2nd Single「紙飛行機」c/w

stereo

強烈なタイトル。

人並みでないチンパンマンの歌。

特に歌詞ですが、クスッとした笑いのある楽しい音楽。

カッコよくない人並みに嫌気がさした時に聴くジャングルの無作法ソング。

吹きまくるハーモニカ入り。

勝手に体が踊り出すスカのリズム。

走り出したくなるくらいのアップテンポ。

他の誰も思いつかないヒロトならではの歌詞。

何度聴いても親しみが湧いてくる笑顔溢れるメロディ。

魅力は気取った都会性を感じない野生。

絶妙な重みのあるイントロが始まると、割とドスンとしたロックになるのかと感じます。

この後どう来る⁉︎と思わせるインパクト。

ヒロトのハーモニカが入ってきた。

ハーモニカが入った途端にスカのリズムになって軽快なアレンジに一変します。

楽しい気持ちが炸裂する。

ギターの勇ましい歪みが特徴。

これまで聴いた事もないようなぶっ飛んだ内容をヒロトが歌い出した。

何これ⁈変なの(笑)と1秒で心が反応。

歌詞は独特で、人並みを一切感じさせない奇才ヒロトの世界観。

私にとってどうでもいい世間なんかを背負い投げてくれるチンパンマンの優しさ。

歌心はエンターテイナーそのもの。

メロディはふわっとしていて“楽しい”以外の感情が消え失せます。

極上の娯楽を感じる。

高速なスカのリズムが体も心も躍らせます。

Bメロではスカが急にレゲエぐらいのテンポになって、今度はちょっと和む。

歌詞は相変わらず「チンパンジー」とか面白いことを歌ってる。

サビでまた高速のスカに戻った!

テンポが急変するスリリングさがたまらない。

高速になって気分がまた高揚していると、サビの最後の歌詞に心を撃ち抜かれた。

「ジャングルのルードボーイ」って、、、

か、か、カッコいいじゃねえかよ!!

私は一発で憧れを抱きました。

なんか大変です。

間奏はなく、中盤ではレゲエのリズムに乗せておかしな声で「チンパン、チンパン」と繰り返して笑わせてくれる。

クロマニヨンズのエンタメ性が爆発。

「チンパンマン」を聴いて感じたのは、人を楽しませるとはこういうこと。

この人たち本気でやってるから尚更楽しい。

私の好きな歌になった。

自分が優先だし自分のことのみしか考えていないチンパンマンに、私のチンパンジーさがギュッと共感してる。

すっかりジャングルに連れて行かれた気分。

 

歌詞:チンパンマンによる自己肯定の極み。

そいつはジャングルのルードボーイで、非常に本能的。

言葉の一つずつが胸を張っている。

巨大なタンガニーカ湖の景色も見えてくる。

ヒロトの感性でなければ絶対に表現できない笑いまである世界観。

自分を人並みじゃないと言い切るこのカッコいいジャングルのルードボーイに憧れる。

私は「ジャングルのルードボーイ」というパワーワードが一発で記憶に残って、個人的にはそこがハイライト。

M5「マナティ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

3rd Single「ギリギリガガンガン」c/w

stereo

5曲目でテンポだけはやっと少し落ち着けるかもしれません。テンポだけですが。

ゆったりとしたレゲエアレンジ。

広々とした耳触り。

柔らかく緩やかなメロディ。

訳の分からなさが絶好調な歌詞。

ドラムの打撃、一音目が鳴った途端の衝撃。

何が始まるんだ⁈

これ変なヤツとかが登場してくるだろ⁉︎

非常に怪しげな雰囲気の漂うイントロから、今度はレゲエのリズム。

歌はサビ始まり。

ヒロトが「マナティ」に愛情を注ぐかのように歌います。

穏やかな気持ちが身体中に広がる程にサウンドがほのぼのとしてる。

とは言え、退屈とは絶対に違う。

なぜならAメロに入ると何かがおかしい。

言葉に引っ掛かりがありすぎる。

つい心が反応してしまうようなかなり強烈なことを歌っているから、手放しで聴ける歌ではなかった。

わずかにエコーが掛かったヒロトのボーカルの音が印象的。

“酒池肉林”とか“絶倫”とか歌われてロックとは別の方へ意識が行った私が変なのか、、、

もしかして下ネタソング⁈

それを笑える自分の心にほっとする。

なんだかよく分からないけど楽しいのだ。

一体なんの事なのかの正解を見つけに行くのは無意味です。そんなもの知った途端に多分つまらなくなるから。

ヒロトにしか分からない。

本人も分かってない可能性もある。

それにしてもマーシーのギターの絶妙な歪み具合は芸術的です。

改めていい音が出るギターだなと感激。

間奏はギターソロ等ではなく、みんなでコーラスを歌う饗宴のような雰囲気。

これぞエンターテイメントの聴き心地。

クロマニヨンズのレゲエのリズムは抜群に心地いいし、なんかこれ私が歩くテンポと一致しちゃってるな。

ただし真っ直ぐには歩けなくなっちゃった。

左右に振れて変な歩き方になってるかもしれない。楽しいからこのままでいい。

頭から離れなくなる歌だ。

 

歌詞:もしかして下ネタソング?と思わせる際どさが特徴。

いや、私の勘違いの気がする。

どうだろう?そうでもないかも、、

訳の分からないことだけは分かる。

イメージの中ではなんかすごい光景が歌われてどことなく下ネタソングを感じてしまった。

何より先に欲望だけが存在している感じが強烈なのです。

でもそれだけの歌じゃなくて、真面目に真実を語る会話調の部分に親しみを感じた。

むしろそっちが記憶に残ります。

いや、「穴から穴」とか「股から股へ」とかのが刺激的だったのは告白しておきます。

M6「笹塚夜定食」

作詞・作曲/真島昌利

3rd Single「ギリギリガガンガン」c/w

stereo

尋常ではない超高速なロックンロール。

むしろハードコア。

タイトルを見てどんな定食を食べるのかと思ったらびっくりするおかずだった。

何のこっちゃわからん歌詞。

メロディというよりも激しい主張。

かなりタイトな演奏です。

その音は、足より細いパツパツのパンツを履いたスタイルのいいパンクスみたい。

たったの2分16秒。

10分の休憩中なら4回も聴けてしまう。

激しくパンキッシュな曲が始まったなと気分が上がるイントロ。

既に速いテンポ。

しかしイントロはまだまだ大人しい方。

直後にカツジのカウントをきっかけに歌が入って極端なテンポアップ。

どうしちゃったの⁉︎

トチ狂ったスピード感。

これハードコアじゃんか!

必要以上に捲し立てるヒロトのボーカル。

私は平常心なんか保てていない。

異常に速いギターとベース。

速すぎて何がなんだか分からないくらい。

猛烈に撃ちまくるドラムが強烈です。

1回演奏しただけで何キロか痩せるであろう過激な打ちっぷり。

なんだかこれ、4人の異常者による演奏だ。

煽り運転を軽く超える程の過激運転といった感じさえする。

なんの事だか分からない歌詞は煽りの元凶。

特に意味はなさそうなのに、一度聴いたら忘れないインパクトのありすぎる短い歌詞が大暴れてしる。

この歌、楽しんだもん勝ちだという事をクロマニヨンズが見せつけた。

生き急ぎすぎてて、もはや美しい。

とにかく「猛烈」といったニュアンスが合う。

ラストにはカツジの超連打からキメの一撃で見事に頭が吹っ飛ぶ。

とんでもない時速が出ていて危険な歌だ。

 

歌詞:私には親近感の湧く“定食”について。

「おかず ふりかけ」って、、え⁈これは私がよく食べる定食です。

こういう人いるんだなとシンパシーを感じました。でももっと美味しいおかずはある(笑)

それと「逃げろ 出て行け」という2ブロックしかない短い歌詞の繰り返し。

この歌詞を超高速のハードコアなアレンジでやるもんだからインパクトありすぎです。

内容に意味はないのかもしれませんが、それよりもっと重要なことがあります。

誰もが1回で覚えられるということ。

M7「ヒャクレンジャー」

作詞・作曲/甲本ヒロト

4th Single「エイトビート」c/w

stereo

どうしようもなくワクワクするのが魅力。

クロマニヨンズの楽しいところを全開した感じ。この歌に心がときめく感性でよかった。

衝撃的に私の心を揺さぶる戦隊モノ。

勇敢なロックンロールアレンジ。

ブッ飛びサウンドのアップテンポ。

ロックに親しみの湧く楽しいメロディ。

ヒーローが百人も並ぶ壮大な歌詞。

カッコ良さだけでなく笑いがあるのが特徴。

幕開け感のある開放的なイントロに、またすごいの始まるぜともうワクワクしてる。

短めのイントロの後すぐにヒロトが歌う。

何っ⁉︎

「ヒャクレンジャー」だと!!!100⁈

私にも入れそうな程にヒーローの枠が増えてるじゃねえか!

これを逃す訳にはいかない。

私だってヒーローになって活躍したかったんだ。ずっとそう願っていたんだ。

遂に叶う時が来た。

またしても1回で覚えられる至極キャッチーなメロディが空間へと広がってる。

悲しみや醜い嫉妬心を抱かせない明るさ。

つい一緒に歌ってしまう。

Bメロもひたすらに明朗快活な聴き心地で、この曲を聴きながらヘコむ心は一切なし。

みんなでポーズをキメるサビ。

「ヒャクレンジャー」である事を誇るのだ。

そのサビではこれぞロックンロール!といったアレンジで、左側で炸裂してるとんがったギターが悪いヤツをブッ倒す。

間奏は闘争心が突っ走るギターソロ。

マーシーの情熱が爆音で鳴る。

悪と戦うための勇気がブチ込まれる名場面。

レコードで聴くと「ヒャクレンジャー」のギターソロは心に響くものすごい音が出る。

私の心の隅々まで喜ぶロックンロールです。

カッコいいロックンロールなのにどこか笑える感じがクロマニヨンズならでは。

「ヒャクレンジャー」が楽しめないとか絶対にもったいないんだ。

これすごいな。

人並みとはかけ離れたスケール。

普通は大体ゴレンジャーぐらいなんだけど。

五レンジャーでは厳しいけど、百レンジャーなら私でも入隊出来そうだ。何色が残ってるかな?黄土色ぐらいにはなりたい。

ヒロトの発想には度肝を抜かれた。

とぼけた顔した“平等”からは弾かれちまった私の存在も認めてくれる仲間の歌。

私はビミョーな色の新米レンジャーになれた。

 

歌詞:ヒャクレンジャー加入への誘い。

自分は決してただのエキストラではなく、主人公でヒーローであるという肯定的な印象。

ビミョーな色だろうとしてもヒャクレンジャーなのだ。だから自信を持っていいとクロマニヨンズが言ってる気がします。

なぜなら、その100人に入らない人が何十億人もいるのだから。

しかし百人て!!

キメのポーズを取りながらどんだけ並ぶんだという想像力を掻き立てる名作。

白黒つけるのではない。

認めることで世界は変わるってこと。

M8「レッツゴー宇宙」

作詞・作曲/真島昌利

4th Single「エイトビート」c/w

stereo

宇宙を見せるロックンロール。

かっ飛ばす勢いのあるアレンジから、間奏のサイケな感じのギャップが印象的です。

全力で走り回るアップテンポ。

世の退屈さを切り裂く鋭いアレンジ。

キャッチーなメロディに空想的な歌詞。

耳に刺さる程キンキンでキレッキレのギターが暴れるシャープなサウンド。

もはや宇宙に向けて発射されたロケット。

イントロなし容赦なしのレッツゴー!

こんなにも堂々とした態度で「レッツゴー」を連発されると座っている訳にはいかない。

しかも大胆なコーラス入り。

ドラムの素早い連打サービスまであり。

いきなり始まるし、全員が叩き起こされるから目覚ましにもいいかもしれない。

体を起こすためのきっかけまである。

それは直後にマーシーのギターがキンキンな音で部屋中に響き渡ること。

パンキッシュな感触。

ヒロトが自信満々に歌い出す。

でっかく心へ響くのは、全身で歌っているのが余裕で伝わるからです。独創的な歌心。

これこそロックンロールに求める太々しさ。

曲のテンポはすげえ速い。

カツジのバスドラなんかはすごい音圧だし、演奏の凄まじいスピード感は聴きどころ。

AメロもBメロもサビも、全部が覚えやすいストレートなメロディだ。

楽しそうだから私も一緒に歌おう。

クロマニヨンズの魅力にすっかり没入してる。

1番が終わるとヒロトがカウントを始めた。

「3、2、1、ゼロォォォン」

ヒロトの魂に心を撃ち抜かれた。

個性的なカウントの威力に、普段のカッコつけて整った理性なんか宇宙まで吹っ飛ぶ。

その後の間奏は宇宙に浮遊するふわふわ感が楽しめる衝撃ポイント。

曲の雰囲気が急変。

それまでの勢いは極端に減衰し急に無重力。

唐突にサイケデリック。

現実ではないものが見えてしまってる。

ここは危険か⁈

いや、間違いなくこの音は快楽だ。

「宇宙はいいなあ」なんてしみじみ言ってるし、多分この人たち宇宙に行ってきたんだな。

私は無重力の宇宙に浮かんでる。

しばらく別の世界へ行ってしまったけど、また突発的にロックンロールアレンジへ。

何だこれ!ゲリラ的衝撃を伴う。

並外れ、奇想天外。

後半はまたまたとんでもない勢いで宇宙までレッツゴーと出撃していく。

最後の最後までハイテンション。

クロマニヨンズが何度も「レッツゴー」と煽ってくるから心が共鳴しちゃってる。

イントロなしの始まりから、曲の終わりまで「レッツゴー」を連発しているので、出撃の前に聴けば無敵な勢いが精神に備わる。

 

歌詞:宇宙まで行ける純粋な遊び心。

ただの遊び心じゃありません。大人に欠けているけど本当は無限にある大胆な遊び心。

本気で遊んでいるのが見えます。

マーシーならではの空想的なもので、言葉の美しさも同時に存在するのが特徴。

この感性が好きだと思わせるハイセンス。

サビでの「レッツゴー」の連発に気持ちだけはとっくに宇宙に行っている。

あえて言うなら、私はその宇宙でマーシーたちを見た。

M9「オレなとこ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

5th Single「スピードとナイフ」c/w

stereo

個人的にはかなりの名曲。

猛烈に自己肯定的である歌詞は、それまでの自己犠牲であった残念な世界を救う。

自分が自分の“オレなとこ”を認める重要性に気付ける超有益なロックンロール。

この歌の影響で自分を好きになる人が続出。

結構速いアップテンポ。

大暴れしたくなるタイプの攻撃的アレンジ。

歌詞とメロディの相性の良さが特徴。

高次元の親和性を感じます。

どうにも自信が持てない時にこそ絶対オススメの1曲です。

歪んだギターが突撃してくるイントロ。

ドヤ顔しながら空間いっぱいに響くロックサウンド。もしかしたら地球の裏側まで響いているかもしれない襲撃の音。

ダラダラやらない短いイントロです。

ヒロトが胸を張って歌い始めた。

自慢げに歌うその内容に、私の場合は一瞬で心を鷲掴みにされました。

こんなにも自分を肯定している歌を初めて聴いたから衝撃的でもあったのです。

マーシーがジャカジャカ鳴らしてるギターの音に自分の中のロックな部分が騒ぎ出す。

何も加工されていないとわかるその音には、ロックンロール好きのオレなとこが見えた。

コビーのベースはぶっちぎりの疾走感。

カツジのドラムは前に出るための破壊力。

この4人の情熱が揃うと最高で最強のロックンロールになる。

自己肯定感を爆発的に高める一撃必殺。

ノリノリのロックンロールだけど歌詞は相当に興味深く、踊り狂いながらも心へ響く。

Bメロでは大切なパートナーも登場。

自分のオレなとこを肯定しているからこそ、相手のお前なとこを守ってやると断言できる真っ直ぐさに惚れます。

この2人の理想的ではなく現実的な関係性にすごく共感。

サビがまたすべての否定を突破する起爆剤。

「バーローメ‼︎」と繰り返すインパクトは、生き方も感性も違う他人の付け入る隙はなし。

“オレなとこ”と“お前なとこ”以外は私にはどうでもいい。

間奏は豪快なギターソロ。

ギラギラしてとんがった音がロックの反骨精神を鳴らしてる。

自己肯定感に火をつけるメロディ。

曲は後半へ突入した後も最後まで自信に満ちた表情でオレなとこをアピールしまくる。

ぶっ飛んだ厚かましさが魅力。

心にネガティブなんかやって来ない程、歌詞もメロディもアレンジまでポジティブすぎて何度も聴きたくなる。

正しかろうが間違っていようがオレなとこ。

 

歌詞:自己肯定の極みと、私にとってはクロマニヨンズからの激励。

どれも愛しき自分だと完全に肯定しているリアリティが心に刺さります。

聴くと勝手に自己肯定感が爆上がりする驚異的な歌詞だし、私には名作。

オレなとこはかえられない、でも毎日変わる のがオレなとこ、という部分は私が一番シビレた感性です。

とても人間らしいし、感銘を受けたから。

最大の魅力はクロマニヨンズがお前カッチョいいから大丈夫だよと言ってくれること。

M10「たこあげ大会」

作詞・作曲/真島昌利

5th Single「スピードとナイフ」c/w

stereo

特徴的な曲調にリアリティのある歌詞がとても印象深いロックンロール。

一際目立つ渋いギターの音には、ひねくれたブルースを感じます。

程よくテンション抑え気味のハーモニカが曲の雰囲気を決定付けるミドルテンポ。

暴走しないコントロールの効いた演奏で、気付いてる人はあんまりいない超重要な事実をさりげなく歌う。

気付いたら生きるのが楽になる言葉。

心の奥までドスンと入ってくるマイナーキーのメロディ。

疾走感よりも独特な深みのあるアレンジ。

その中でマーシーのギターだけはギンギンサウンドで暴走してる。

一音目から柔らかくもリズミカルなハーモニカが鳴り響くイントロ。

嫌な気持ちが一つ外れる感覚あり。

日常では忘れちゃってた超重要なことをヒロトが歌い出した。

真摯な態度と、断言する真っ直ぐな歌心。

他でもない「今日」というアピール。

このアレンジ、このテンポでヒロトにハッキリとした発音でこれを歌われると心の奥の方にグッサリと刺さる。

ボーッと生きていた私には衝撃です。

今吹いているのは今日の風だし、今付いているのは今日の耳たぶ、今なびいているのは今日の髪の毛なのだ。

そうだった!

毎日違う自分なのだったとハッとした瞬間。

「戦艦ヤマト〜」と歌うBメロは、遊びの天才を感じさせる歌詞とともに記憶に残りやすく心を捉える。

2番ではたこあげをしている様子。

マーシーの遊び心が溢れてる。

本気の遊びを表現する大人をあんまり見たことがないからインパクトが強い。

走り回る公園の楽しげな景色が見えます。

サビのメロディは心へといい意味での引っ掛かりを与えるマイナー調。

心の奥の方へ響くサビの後半辺りからギターが徐々に唸り始める。

間奏は穏やかなハーモニカに絡む頑固なロック、または情念のブルースの音が聴こえてくるギターソロが印象的です。

マーシーが遂に我慢できなくなったかのような凄まじいギター演奏。

音が誰よりも前に出てる。

特徴的な音がバシッと鳴って強烈です。

こんなにも主張の激しいギターサウンドは初めて聴きました。

そいつがアウトロでも凶暴に唸ってる。

ロックンロールは過激だ。

人並みなんか求めるべきではない。

クロマニヨンズは教えてくれるのではなく、いつも何かに気付くきっかけをくれる。

 

歌詞:昨日ではなく明日でもなく、生きているのは「今日」の自分ということ。

昨日を後悔したり、明日を心配したりして、こんなにも重要なことを忘れちゃってた自分に気付きます。

今日の耳たぶと今日の髪の毛。

猛烈にハッとした言葉。

気付いてしまったこの感じ。

今ここに生きているのは今日の自分なんだな。

もう昨日の自分じゃなく、まだ明日の自分でもない。何これ!今日のオレこそ最高だ!

曲のタイトルからは想像もつかなかったほどの強烈な内容が心を動かします。

M11「ネギボーズ」

作詞・作曲/真島昌利

6th Single「グリセリン・クイーン」c/w

mono

回避できない光を放つピカピカソング。

歌詞、メロディ、アレンジ、テンポすべてがピカピカに光ってるロックンロール。

これぞクロマニヨンズと感じる曲に心の中の感化されやすい部分がメラメラしてる。

すげえ元気出る。

どれだけ時間が経とうと勝手に頭の中で再生される記憶に残る1曲。

ハイパワーのアップテンポ。

歪んだパンキッシュなサウンドに、未来まで明るくなるロックアレンジ。

高輝度の光を感じるメロディ。

歌詞はほとんど意味は分かりません。

しかし意味は分からなくても心が感じることは純度100%のトキメキです。

もし正しい意味があったら楽しくない。

個人的には音が光る名曲です。

どこへでもひとっ飛び出来そうな勢いを誇るイントロ。

音は鋭く、キレッキレの耳触り。

マーシーの空想のような何の事だか分からない歌詞をヒロトが歌い出した。

怖気付かずに前へ出て行くエネルギー。

Bメロで一気に音楽が光る。

「ピカピカじゃんか」だとか「光ってるじゃんか」って言葉が、燦然と輝くメロディに乗ってる強刺激。

音楽って本当に光るんだな!

サビはいつもの不安をブッ消すキラキラしたメロディが心へ直撃です。

歌詞では今の自分のすべてが肯定されます。

間奏はなし。

ピカピカに光りながらラストまでロックンロールが突っ走る。

よく分からないけどカッコいい心へ響く歌。

何がどうカッコいいのか上手く説明できない直感が刺激される感じ。説明できる程度のことなんか大したことないんだから。

とにかく光ってる。トキメキを感じた私の心も完全に光ってる。ピカピカじゃんか!!

ラストは一度しかやらない特別なメロディ。

マイナー調になるのも胸熱です。

ロックンロールに求めてる勢いと、私の純粋な部分がゾクゾクうずく光ったサウンド。

何度聴いても熱狂する。

「ネギボーズ」がピカピカに光っていれば、それが間違いのない心の反応だと思います。

 

歌詞:煌めく言葉、光る光景、理由もなくハイテンションになるのが魅力。

“ネギボーズ”とか“リンゴ頭”とか、出だしから絶好調の訳の分からなさがいかしてます。

マーシーのイマジネーションが私の想像力をビシバシと煽る。

唐突に飛び出した「ピカピカじゃんか 光ってるじゃんか」という歌詞。

突然、目の前が明るくなった。

この言葉は心に何かが刺さった感触が現実的すぎてビビったのです。

絶対オレにアピールしてる。

この歌詞に心の中学2年生は世界を変えるほどの衝撃を受けました。

それだけじゃない。「何もないけど 全部ある」と、私にとっての真実まで示してくれてテンションが上限を突破。

M12「メインジェット」

作詞・作曲/甲本ヒロト

6th Single「グリセリン・クイーン」c/w

mono

一言で表すなら常識外れ。

そいつは曖昧さを許さない正直者。

小気味のいいジェットなアレンジで色々と炸裂してるから、聴けば人生がいい方向にしか向かわない影響力あり。

くそったれた同調圧力へのレジストソング。

みんな同じである事を受け入れない誠実なロックンロール。

ルール無用のアップテンポ。

突き出した個性を貫くメロディ。

ドキドキしてた憧れを元に戻す歌詞。

いくら周りに合わそうが、昔に強く思った自分だけの夢は決して消えないと思い出すのが最大の魅力。

イントロは高らかに鳴り響くギターと、力の限りに「ジェット」と歌うコーラスが印象的。

早速クロマニヨンズの真っ直ぐさを感じる。

ヒロトが堂々と歌い出した。

決して長い物に巻かれない純粋な歌心。

なんだか人に弾かれてしまった私への応援歌のような響きが心地よい。

演奏はロックンロールアレンジで非常に軽快。

曲中で何度も聴こえる「ジャカジャーン!」と鳴る歪みを抑えたギターの音が強烈です。

前に出るきっかけになる音。

その堂々とした鳴りっぷりの音に感動した私は、納得できないことを今すぐ一つ捨ててしまいそう。

曲の展開はダラダラやらないテンポの良さが特徴で、あっという間に心に響くサビへ。

疑問が投げかけられる歌詞には私の心の根底の部分が反応します。

協調性より重要な“個性”が歌うメロディ。

ヒロトの「やべえなあ」という歌はしみじみしつつ、その気持ちのリアリティが溢れてる。

間奏はマーシーのギターソロ。

ジェットの勢いでブッ飛ぶ美しいメロディを奏でてくれる。音が空を飛んでいく。

耳と心へ快感を与えるいい音しています。

感動的なギターソロがありつつも、曲自体は3分を切る潔さ。

クロマニヨンズの神業。

ドキドキしているかどうかが大事だと思い出させたロックンロール。

私は人と同じである事には飽きた。

そこら辺に不親切な顔でのさばってる「常識」という圧力を逸脱するための起爆剤。

 

歌詞:個性を軽視した同調性への違和感。

個人的には、みんなで同じものを目指したりみんなと同じ事をする退屈さへの嫌悪感を突き破ってくれるもの。

「仲良し負けなしルールは みんなビリってこと」という歌詞が、胸に鋭く引っかかる。

誠実な心の疑問のよう。

この後に“やべえなあ”と歌っている辺り、私は仲良しルールへの否定的な感情なのだと感じます。

信じられるのは個性だけだと言いたいのかもしれません。

純度100%の個性。

これを聴いて「やべえなあ」と感じたなら正しい反応なんだと思うのです。

M13「ヤッターキング2009」

作詞・作曲/山本正之

6th Single「グリセリン・クイーン」初回限定盤収録

stereo

アニメソングの猛烈カバー。

この歌がこれほどまでにクロマニヨンズに似合うとは!

それに相当テンション高いです。

完全にクロマニヨンズならではのロックンロールになっていて、心の中学2年生が黙っていられない。

胸を撃ち抜かれて爆発しそうなテンションと破裂しそうな大人の心。

どうかしちゃってるアップテンポ。

過激なパンキッシュアレンジ。

ステレオバージョン。

自分の中にある正義の味方に憧れる子供心が1秒で戻ってくるのが魅力。

聴き覚えのあるイントロ。

ギター、ベース、ドラムの素早い連射でクロマニヨンズ突撃開始。

すこぶる強靭なイメージ。

他の追随を許さないパンキッシュサウンド。

悪と戦い始めたヒロトの歌がハマりすぎていて私の憧れの気持ちを爆発させる。

歌心のもっとも純粋なかたち。

アレンジが神がかっていてロックンロールの魅力に自分の精神が若返る。

この人たちなんでこんなにカッコいいの⁉︎

そのテンションどうしちゃったの⁈

“行くぞ強いぞ負けないぞ ヤッターキング”

ロックの「ヤッターキング」に一人で燃えてる心と、私も悪と戦おうとする感情になってきてしまうのが楽しい。

聴きながら実際には自分が今何歳なのかとか考えていないのが素晴らしい。

正義の心が溢れてる。

クロマニヨンズによるヤッターマンの世界観を表現するセンスに心を鷲掴みにされる。

迫力満点のヤッターマン。

サビでヒロトが“ヤッター ヤッター ヤッターマン”と歌う箇所の衝撃的魅力。

その部分でのマーシーのコードチェンジがすごく胸熱で、自分の心がときめいているのが余裕でわかることが衝撃的。

こういう熱くなった瞬間こそ魅力だ。

いいぞ!心の中学2年生はいつまでもオレが守ってやるぞ!とか思っちゃう。

歌詞はオリジナルのまま歌っています。

その後で映画『ヤッターマン』を観たのですが、私にはあまり刺さりませんでした。

とは言え、クロマニヨンズの「ヤッターキング2009」は今から出撃する絶好調のシーンで流れていて感動しました。

この曲はstereoです。

シングル「グリセリン・クイーン」の初回限定盤の特典ディスクにはmonoで収録されていましたが、今回はstereoになっています。

メカの名前を叫んでいくところが左右に分かれていて楽しいです。stereoのメリット。

M14「サンデー・サンデー」

作詞・作曲/真島昌利

7th Single「オートバイと皮ジャンパーとカレー」c/w

mono

遂にマーシーが、日本国民全員を納得させる言葉をブッ放す。

平日のあまり幸せじゃない心をド忘れさせる解放感が、心を自由にするロックンロール。

明るくほんわかした雰囲気と体が踊り出す軽快なリズム。それは今から日曜日を楽しむぞという弾けるリズム。

心のわだかまりを外す自由なリズム。

日曜日の嬉しさで空を飛んでしまいそうな軽快なアレンジ。

スキップしたくなる心地よいテンポ。

何にも縛られていないメロディ。

歌詞には異常な説得力があって印象的です。

サンデーということもあり、何かにイラついていた自分とかアホらしく思えるのが魅力。

毎日が心の日曜日ソングで和みます。

イントロなし。

いきなり始まる日曜日。

「サンデー サンデー」と歌うコーラス入りのメロディの隣にキラッキラなギターの音色が響き渡って一発で平日の疲労感が吹っ飛んだ。

Aメロに入ると聴こえてくるアコギの音。

心軽やかな日曜日に合ってる。

ヒロトが笑顔で「サンデー サンデー 日曜日」と至極当たり前なことを歌い出した。

その直後に衝撃が走る心の緊急事態発生。

“サンデー・サンデー 日曜日 サンデー・サンデー 火曜じゃない”

この説得力である。

例えるなら特別な当たり前。

私は完全に頭も心も撃ち抜かれた。

全員を納得させる言葉ってあったのか!

1回目のBメロではマーシーのギターが迫力の音でギンギンなフレーズを唸らせる。

聴覚への強烈な刺激。

曲の中盤には上手すぎる手拍子と、コーラス入りの歌のみで日曜日の気持ちの軽やかさを演出する名シーンあり。

一節歌い終える直前にマーシーの豪快なピックスクラッチが炸裂。

その後は勢いに乗ってぶっ飛ばしていく。

アウトロは“SUNDAY”をアピールしながらマーシーのギターが色々盛り上げます。

大胆なアコギの音が不要な嫌気をぶっ壊す。

後はお前の思った通りの日曜日を過ごせよと、フェードアウトしていく。

義務感なし、否定なし、ルールもなし。

幸福感があり。

 

歌詞:楽観的な日曜日の幸せ。

言葉がたくさんある訳ではないのに、多くを連想させるマーシースタイル。

この人は絶対に抽象的な表現をしない。

空想的な言葉でこちらに強いイメージを抱かせつつ、必ずいつも言い切る。

内容は気楽な日曜日の過ごし方についてマーシーが思案する様子。

せっかくの日曜日なのだから無理して何かしようという考え方はよくない。

「何もしない」が出来るものまた日曜日だけ。

M15「拳銃が泣いてるぜ」

作詞・作曲/甲本ヒロト

7th Single「オートバイと皮ジャンパーとカレー」c/w

mono

ふんわりとした聴き心地が特徴的で、自分の気持ちがふわっと浮き出すロックンロール。

何を連想するのかは自由。

今日のストレスを吹き飛ばす癒しサウンド。

ハーモニカ入りの和みアレンジ。

誰でも受け入れやすいミディアムテンポ。

決して押し付けない柔らかなメロディ。

ほんわかした雰囲気の中で強烈なことを歌っているギャップが楽しくて、やっぱり記憶に残る歌。

独特な歌詞はかなりのインパクトありです。

もしかしたら下ネタソングなのかもしれないけど、ただのわるい人なのかもしれない。

クスッと笑えるところがクロマニヨンズの魅力だし、唯一無二のもの。

みんなで歌うスタイルのコーラスも楽しさを倍増させてます。

明るい音のハーモニカが鳴り響くイントロ。

ロックンロールフレーズを奏でるギターは、絶妙な歪み。

サウンドのふわっとした感触が心地よい。

ヒロトの歌が入ると更に軽やかでふんわりした耳触りに、自分の機嫌が良くなったのを実感します。

この人たちはやっぱり、、、

人の機嫌をよくするプロフェッショナル。

親しみの湧くメロディに、何の事なのか訳の分からない歌詞。

想像力を掻き立てる。

私の場合は下ネタの方へ行ってしまう(笑)

Bメロには哀愁もあります。

短いけど心は大きく反応しちゃってる。

みんなで歌う賑やかなサビ。

全員がノリノリで歌っている光景まで見えてしまう。お互いの笑顔に刺激されながら楽しく録音したのだと思われます。

なんだか、仲間というものに憧れちゃう。

音が良くて実在感もあります。今そこでやってる生の音に近い。生音と錯覚するようなリアリティのある録音が好きです。

間奏はマーシーのギターソロ。

私にはテクニックやエフェクターの事は分からないけど、いつもと違う独特な音が出ていて印象的。

スライドギターというやつ。

ギターソロまで浮遊感のあるメロディ。

むしろ気持ちが一番ふわっとする瞬間かも。

マーシーの演奏を聴きながら、誰もイラっとは出来ません。

「拳銃が泣いてるぜ」はクロマニヨンズのインパクトの強さを再認識した1曲。

1回目より10回目のが良し。

メロディとかみんなで歌っている感じとか特徴的なギターの音が妙に記憶に残って、気付いたら頭の中で流れていることが多いです。

無意識に再生されてるクロマニヨンズの歌って思いの外たくさんある。

記憶のジュークボックスと心のレコードプレーヤーが、毎日私にいろんなクロマニヨンズを聴かせてくれます。

私のその日の体調や機嫌に配慮しているのかなぜか選曲もバッチリです。

 

歌詞:二枚目のガンマンの生き様。

それとも下ネタっぽい妄想なのか、突っ走ってる欲望なのか、よく分からないけど強烈。

ただの妄想ではありません。

妄想にリアリティが伴っていて驚異的。

どうしても下ネタに感じてしまうのは、私の頭がおかしいだけという可能性もあります。

ヒロトの人それぞれの解釈でいいという遊び心と、想像の余白に魅力がある。

独創的なヒロトの感性に惹かれます。

M16「BLITZKRIEG BOP(電撃バップ)」

Words & Music/Jeffery Hyman/John Cummings/Douglas Colvin/Thomas Erdelyi

7th Single「オートバイと皮ジャンパーとカレー」初回限定盤収録

mono

言わずと知れたラモーンズの名曲のカバー。

2分ちょっとの激情。

この人たちがやって似合わないわけがない。

変に自分流に変えた分かりにくいアレンジにせず、オリジナルに忠実なカバー。

とは言え、唯一無二なクロマニヨンズの音にしか聴こえないのが特徴です。

モノラル音源というのもクロマニヨンズの魅力に更にロックの魔法をかけてる。

「BLITZKRIEG BOP」の電撃が炸裂するベストなテンポ。

弾けたテンション。

突破力を伴う勢い重視スタイル。

ラモーンズのカバーだからかもしれないけど、古き良きパンクロックを感じる音。

歌詞はオリジナルのままヒロトが英語で歌う。

反骨精神の溢れたパンキッシュな歌心。

元気が出てきて、やりたくなかった事さえも難なくやり切ってしまえそう。

マーシーのギターの歪み具合は、腐った世間に流されてしまわない自己優先的な音。

オリジナルのラモーンズもびっくりしてる。

メンバーがしっかりコーラスもやってるところにラモーンズへのリスペクトを感じます。

コビーが率先して「BLITZKRIEG BOP」の絶対に曲がらない信念を鳴らしてる。

ベースが強めに入っていて迫力があります。

大袈裟な程に派手に叩きまくるカツジのドラムは揺るがない魂そのもの。

お前もやれよとグイグイ背中を押してくる。

それまであった心のモヤモヤは、目が眩むほどに輝いたエネルギーに変わった。

今日も自分のままで生きられる。

「ラモーンズ×クロマニヨンズ」は今より前に進むための威力最大級。

これまでになかった猛威。

クロマニヨンズが「BLITZKRIEG BOP」に最新型の激情をブチ込んだ!

“Hey ho , let’s goー”

歴史に残る有名なこのパンクフレーズがクロマニヨンズのロックンロールに変わる瞬間に心をガシッと掴まれる。

英語なんか分からなくても元気が出てくるクロマニヨンズの激情。

意味もなく始まる私の熱狂。

M17「アングラ番長」

作詞・作曲/甲本ヒロト

9th Single「ナンバーワン野郎!」c/w

mono

“番長”の登場で楽しさが何倍にも増して、まだどこかに少し残っていた心のネガティブを一気にブッ覆す。

ロックンロールのカッコ良さと、クロマニヨンズのおバカっぽさの2軸が魅力。

地上と地下をひっくり返す歪みサウンド。

地下の世界を突っ走るアップテンポ。

全力でやるロックアレンジ。

愉快なメロディ。

極端に楽しいたった2分のロックンロール。

イントロは図太い音をしたベースのフレーズが跳ねる。

コビーのベースがブイブイいってて心臓まで響く迫力の音を聴いてる実感がたまらない。

すかさず入るマーシーのギター。

強烈な歪みが聴覚を鋭く刺激。

ヒロトが歌い出すと大きな笑顔を感じます。

聴いたこともないような事を歌うし、誰かを楽しませようとする意思がハッキリしてる。

エンターテイメントのど真ん中。

シンバルを叩きまくって一際派手なサウンドをぶっ放すカツジのドラム。

私の耳の奥が楽しいとアピールしてきた。

テンションの高いコーラスがあちこちに入って非常ににぎやかな聴き心地。

Aメロ、Bメロ、サビ、どのメロディも明るさが突き抜けてます。

1回目のサビの後に爆笑ポイントまであり。

コマーシャルに入るアナウンスが面白すぎて記憶の活性化が急上昇。

言葉と音色が1回で記憶にインプットされた。

エフェクトがかかって誰だか分からない音声だけど、絶対ヒロトだと分かる。

その部分でマーシーが鳴らすギターの音もなんだか笑いを誘います。

マーシーの笑いのセンスでしか出せない音。

こういうのを全力でやっちゃうクロマニヨンズが私は大好きなのだと改めて分かった。

最高の褒め言葉として、バカばっかりです。

常にコーラスが「地下、地下」と歌っているのが印象的。

地下の歌に明るさが突出しているのが特徴。

暗い気持ちになる人はいないと思います。

モノラルサウンドで迫力のレコードの音は、スピーカーより随分と前にあって、私の部屋におバカなクロマニヨンズが来てる。

ラストの怪しげな笑いには眉間のシワも笑い出します。

 

歌詞:普段は見ることのできない地下にあるエンターテイメント。

ここにアンダーグラウンドの長たち集結。

私が憧れるアンダーグラウンド・キングたちに会ったような気分。

ヒロトの独特な歌詞世界は一般的な意味がある訳ではないけど、ものすごい何かを主張していてインパクトがデカすぎます。

視点が人並みとは真逆であるのがヒロトならではの魅力です。

語呂の良さが際立ち、覚えやすい。

いつも言葉のチョイスがハイセンス。

何かがつまらなくなってきた時には、単純に笑顔で聴ける好内容。

M18「コロッケ定食」

作詞・作曲/真島昌利

10th Single「雷雨決行」c/w

mono

きっと誰かの救いになるポジティブソングの決定版。

私はかなりのお気に入りです。

この頃ちょっと下がってしまった気持ちが上がっていくので、どうにも調子が上がらない時に聴くと効果的です。

これを聴きながらだんだん気持ちが下がっていく人はいません。

音楽にあった方がいい親しみやすさの突出した聴き心地。

結構速いスカのリズム。

思わず体が動く明るい音色。

一緒に口ずさみたくなる楽しいメロディ。

ギコギコと鳴る名前は知らないけど誰もが聞いたことのある楽器の音からスタート。

希望の光へ向かって出発する。

直後に、ジャーン!と勢いよく飛び出してきたかのようなイントロのフレーズは印象的。

希望だけを持ってヒロトがAメロを歌う。

スカのリズムと明るく楽しいアレンジに曇り空にも晴れ間が見えてくる。

マーシーの声を張り上げたコーラス入り。

跳ねる気持ちが際立つコビーのベース。

楽しげなフレーズを豪快に奏でるこの音が、つい体が動いてしまう正体なのだ。

ベースが強調されていて愉快な耳触り。

一つ断言できるのは、ワクワクしきたこと。

意外にもこの歌はAメロこそがサビぐらいのインパクトです。

みんなで「デーーオ」と繰り返す歌詞カードに記載はないサビ。

急にマイナーコードになるのが刺激的。

間奏はなし。

そんなことしてると希望の光が遠ざかってしまうからやらないのかもしれない。

終盤はAメロに乗せて希望を放ちまくる。

ヒロトとマーシーのツインボーカル。

跳ねるスカのリズムで“だんだんよくなる”なんて2人に連発されたら、なんだか大丈夫な気がしてきちゃった。

涙が一粒落っこちたらもう安心しちゃうぜ。

絶望した日には特にオススメします。

この歌は嘘をついていません。

なぜなら、私の絶望的な状況もだんだんよくなってきてるから。

誰も私の希望を奪えない。

オチがついたようなラストの「パフっ」の音が最高です。

 

歌詞:くもり空がだんだん晴れていく希望。

美味しそうなコロッケ定食と、楽しそうな気持ちを表現する独創性が冴えてます。

希望の光を差し出しているのが魅力。

ちょっと調子が良くない日には「だんだんよくなる」と繰り返す言葉が優しくあたたかく心に沁みます。

特徴はリアリティのあるポジティブ思考。

確実に明るい光が見えてくるロックンロールからの激励。

M19「サイダー」

作詞・作曲/真島昌利

11th Single「突撃ロック」c/w

mono

このカップリング・コレクションで唯一のスローテンポ。

「サイダー」というタイトルからパチパチした弾ける感じの曲を想像したけど、正直者が泣かせるスローテンポ。

ちょっと感傷的なメロディが涙を誘う。

このメロディは心の繊細な部分や、隠しておきたい弱さの部分にそっと入ってくる。

澄んだ音色のバラード。

耳へ入ってくるすべてが心へ響きます。

誰も悲しくはならないけど、しみじみとはするかもしれない。

美しい音色のギターが一節奏でるイントロ。

ギターの音のみの短いフレーズに、これはきっと感動するだろうということを悟ります。

カツジの柔らかなカウントが入って4人での演奏開始。

感情に直接響くヒロトの擦り切れそうな歌と、後ろで鳴ってるマーシーの歪ませていないエレキの音が優しく空間へ響く。

1番を聴いただけでも感じる魅力があります。

それはただ音が聞こえたという表面的な事ではなくて、心の奥へと鳴っている実感。

歌詞は映像まで見せます。

言葉が美しい上に、難なく風景を連想させる詩人の感性が見事に私のコアな部分を刺激。

歌詞、メロディ、アレンジ、演奏のすべてから感傷的な雰囲気を感じるのが私には非常に好ましい聴き心地。

一歩間違えると悲しくなってしまいそう。

しかしクロマニヨンズだから絶対にそんな気持ちは抱かせません。

人に勇気を与えるプロフェッショナルです。

間奏はマーシーが心を込めて弾くギターソロ。

曖昧さのないギターのメロディはもうすぐにやって来る希望の音がする。

しっかりマーシーの感情が鳴ってる。

そうだ、この歌は人の「情」の音が聴こえているんだな。

それこそが感動的な音色や音像を実現してる。

この歌を聴いて涙がこぼれ落ちるのは悲しいからではなく、共感して心が激情したから。

悲しさで涙を誘う音楽は嫌いだし、くだらないとさえ思う。

必ず希望を与えてほしい。

クロマニヨンズはいつもそうしてくれる。

マーシーの叙情性のある歌詞の切なさに感情を刺激されつつも、今を生きようとする大きくてまぶしい希望のあるバラード。

 

歌詞:目に見えている事象と心が感じている心象の両方がある美しいストーリー。

ただの音楽の歌詞に映像があって、物語を感じるのが特徴。

重要なことに気付いているし、そっと希望が差し出されているのが魅力。

曲がっていない正直者の言葉に感動します。

涙がこぼれ落ちそうになるのは、決して悲しいからではなく、真っ直ぐな心に感動する名場面だからです。

笑顔がこぼれ落ちそうになるのは、今を生きて困難を突破しようとしている強さがたくましい光になっているからです。

歌詞に“サイダー”は出てこない。

M20「とがってる」

作詞・作曲/真島昌利

12th Single「炎」c/w

mono

保守派には刺さらないとんがりソング。

音が聴こえた瞬間に思わず体が踊り出してしまうラスト曲。

ハーモニカ入りのジャキジャキしてるロックンロール。

こういうのが聴きたかった!

特に意味なんてないかもしれないけど、そこがすごく良くて極端に刺激的。

攻撃的なロックンロールアレンジ。

ギンギンのアップテンポ。

鋭利なメロディ。

本当に尖っているので、聴く時は刺さる覚悟が必要です。

早速マーシーのとがったギターで演奏開始。

直後にヒロトが荒々しく吹きまくるハーモニカの入るイントロ。

ヒロトがパワフルに歌い出した。

異常にとがってる。とにかくとがってる事を主張してる。しかもすげえ固いだと!

何の事だか分からないけど、間違いなく心に鋭くブッ刺さった感覚は確実なもの。

演奏は極めてキレッキレで、やはりとんでもなくとがってる。

クロマニヨンズがとがってる。

2番へ突入すると更なる刺激を受けます。

今度はとがってすげえ光ってる。

なんだこの歌は⁈

この刺激、最高の衝撃じゃんか!

すげえ固いとかすげえ光るとか、心の中学2年生が思いっきりときめいています。

何かに苦悩してしまわない為の重要な感情。

純粋で恐れを知らないそいつがときめいていることが、今を楽しく生きてる実感です。

私の子供心が激情したままサビへ。

サビでの演奏はマーシーの冴えたカッティングギターが印象的。

マーシーならではの感情的なカッティング。

爆裂ポイント、間奏直前の衝撃あり。

強烈なマーシーのシャウト、ガンギマリ!

間奏では鋭すぎたギターソロと、フルパワーのハーモニカの尖り合戦にシビレます。

曲はその後も最後の最後までとがってる。

とがっていない瞬間がどこにもなかった。

鋭利なアレンジにふさわしいラスト1秒のキレの良さが、根拠のない勝機を呼んできた。

やたらと眩しくて丸みのないとがった1曲。

これを聴いたらもう保守的ではいられない。

 

歌詞:とがっててすげえ固くてすげえ光る、鋭利な言葉たち。

具体的に何の事かも言っていないのに心に刺さりまくるのはどういう事なんだろうか⁈

言葉のインパクトが猛烈すぎるのだ。

イメージとしてはかなりの鋭さ。

マーシーにとっての真実のみ。

歌詞の言葉としては極端に少ない印象派。

私にとっては、これぞまさにロックンロールの尖りっぷり。

すげえ固くてすげえ光るバキバキの感情がとがったところでアルバムはおしまいです。

1曲目からもう一回聴きたくなってきた。

私のこのカップリング・コレクション、再生回数が多すぎる。

楽しかった!

平常心のまま聴き終えることは不可能である色々と楽しすぎるクロマニヨンズのカップリング・コレクションでした。

またやってほしい!

カップリングってシングルのCDかレコードを出してくるわずらわしさから、聴くの忘れちゃってた好きな曲が多いんだな。

こんなにも熱狂が揃っていたとは。

これ以降のカップリング曲も個性派揃いで、記憶の奥底に埋もれさせとく歌など一つもありません。

そのほとんどがオリジナルアルバム未収録の自由奔放な歌たち。

私たちが今日を生きるためのエネルギーになる相当なパワーを持っていながら、シングルレコードの裏側で太々しいほどの笑顔で圧倒的な存在感を放ってる。

厄介者でひねくれ者の名曲たち。

20曲も収録されていたので随分と長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました。


今を生きる瞬発力の神のように叩きまくるカツジのドラム。

弾けてないシドとは正反対に機能して太く轟くコビーのベース。

いつでもアンプフル10で心に刺さるフレーズを連発していくマーシーのギター。

絶大なインパクトとど迫力の魂で歌うヒロトのボーカル。

好きになるすべてが揃ってる。

個性が鳴らす生々しい音は手を抜いていないから、感じた熱さがいつまでも減衰していくことはない。

ここにあるのは、どうかしてる存在感。


ありがとうございました。

また読んで頂けるとものすごく嬉しいです。

-ザ・クロマニヨンズ
-,

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『手作りカセットの達人』

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唯一の問題は冗談のセンスが全然ないということ。

繊細なものが好きです。

細やかで、誠実で、ピカピカに光ってて、そこら辺には落っこちてないもの。

マーシーやヒロトの突き抜けたロックンロール!永遠のウルトラミラクル!

ダイナミズムと同時に存在感する繊細さと誠実さに心が動きます。

レコードに次いでカセットテープの人気が上がってきてるみたいです。

私はカセットがとても好きです。もちろん私の中でも一度終わったメディアですが、個性的なものはもう一度好きになったという感じです。最近はカセットばかり聴きます。

小さくて手に馴染むサイズ感はかわいいと思います。A面とB面があるわずらわしさが、音楽を聴く楽しさに変身してます。

それで、ブルーハーツのシングルのカセットが欲しいとずっと思っていました。全シングルがカセットで存在している訳でもありません。たまに出品されていても割と高値が付いて買えません。

でも欲しかったし、貧乏なオレには買えないのはとっても悔しいので自分で作りました。

ジャケットも出来る限りオリジナルに忠実になるように自作しました。

生のテープが安く手に入ったので制作に踏み切りました。

自作カセットテープ↓

ハイロウズのカセットテープも作成しました。

ジャケットはレコードの帯の煽り文句をモチーフにしています。

見にくいだろ?イライラするだろ?(笑)

クロマニヨンズもあります。

クロマニヨンズのシングルカセットも自作しました。

素敵な音が出てます。

満足してます、納得してます、感激してます。だからもう高値で売られているものを買う気はありません。

ボロくても手作りには光があります。

こういうものが欲しかったけど、どこにも売ってなかったので自分で作りました。

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。