こんにちはUMEです。
誰もがポンキッキの歌を聴きたくなります。
結論から言うとポンキッキの音楽は誰でも子供の心のままで聴けて元気が出ます。
「ポンキッキーズ」というよりも「ひらけポンキッキ!」を子供の頃に夢中になって観てた世代です。自分の記憶がいつから始まったのかは覚えていないけどポンキッキは今でもはっきり覚えてますね。ガチャピンとムックが出てきて子供の心を鷲掴みにする子供向けの番組。2人とも強烈なキャラクターですね。声も外見にぴったり合ってるし。
大人になってからガチャピンは恐竜でムックは雪男だという事実を知ってちょっとショックを受けました。
その番組の中ですごく耳に残る音楽がたくさん流れてました。いい意味でクセが強くて一度聴いただけでも印象に残る曲ばかり。いかにもポンキッキと感じられる子供にも伝わりやすい曲たちで子供の頃の僕もよく歌ってました。
それを大人になったいま聴くとどうなのか?子供の頃と何も変わらない。あの気持ちのままなんだと思う。ワクワクするし元気が出るしテンションも上がります。そして疲れた心が癒される。
僕は仕事の疲労感でいっぱいな時にポンキッキの歌を聴くと元気が出ます。どこまでも元気いっぱいな歌に疲れ果てた心と体が回復します。
だからたくさんの人に聴いてほしいと思いますね。新しい子供たちも子供の頃の気持ちに戻りたい大人たちにもです。
ポンキッキーズ30周年記念アルバム ガチャピン&ムックが選ぶポンキッキーズ・ベスト30(2004)
聴きやすさポイント
・どの曲も演奏時間が潔く飽きない
・聴けば誰もが3歳か4歳の子供に戻れる
・とにかく元気が出るしテンションも上がる
大人になってからポンキッキの歌が聴きたいなと思った時にいいベスト盤はないかなって探してました。調べると意外とたくさん出てますね。たくさんあるんだけど僕が聴きたかった曲をすべて収録しているベスト盤はなかったんですよね。なのでどれかの曲は妥協して諦めるしかないなという結論に至りました。全部を買うわけにはいかないですからね。そんなことすると曲が被りまくるし大変なことになります。
当然どれか1枚だけしか買わないわけで。その中でこの「ポンキッキーズ30周年記念アルバム」が割と欲しかった曲たちを網羅していたので決めました。
ただこのベスト盤で諦めたのは「ケンカのあとは」って曲なんだけど、これがめちゃくちゃいい曲なんですよぉ。なんで入ってないの〜と苦情入れたくなりますwまぁYouTubeで聴けるからいいとしましょう。このベスト盤には入ってませんよ。どうしても聴きたい人は他のベストを買う方がいいです。
それでこのベスト盤は2枚組になってるんだけどポンキッキ世代には圧倒的に1枚目です。DISC1です。DISC2が悪いと言ってるわけじゃなくDISC1の方がポンキッキ世代には、多分そうでなくても子供の気持ちのまま聴けますね。正直なところDISC2はあんまり聴かないかなw申し訳ない。決して悪くはない。森高千里、斉藤和義、和田アキ子なんかのすごい人たちの曲ばっかり入ってるし。でもね、ポンキッキと言ったらやっぱり「おっぱいがいっぱい」とかなんだよ。
M1 たべちゃうぞ/ガチャピン
これガチャピンが歌ってます。実は僕はこのベスト盤を買うまでこの曲を聴いたことがなかった。もしかしたら子供の頃に聴いていたのかもしれないけどまったく覚えてなかったです。ガチャピン以外の何者でもないあの声でたべちゃうぞって歌うからなんか怖いんですけどね。ジャンケンして勝ったらたべろ、負けたら逃げろっていう全体的に残酷な歌詞なのがちょっとウケる。これは子供向けで合っているんだろうか?
これぞ昭和歌謡な感じの曲調です。とにかく再生ボタンを押して出てくる「音」がまず違う。今の音楽を批判するわけじゃないですけど、今のとは全然違う好ましい音が耳触りよしです。1曲目をガチャピンが飾ってるのはいいんじゃないかな。
昭和歌謡は昭和が残した唯一のいいものです。
M2 およげ!たいやきくん/子門真人
これはもう説明不要に誰でも知ってる曲ですね。1975年に「ひらけポンキッキ!」のオリジナルナンバーとしてリリースされたこの曲は2021年現在で日本でレコード売り上げ枚数が最も多いシングル盤です。
聴けば楽しくなるんだけど歌詞を読んでいくとどこか切なさもあるのがいいです。たいやきくんのように嫌になっちゃう毎日を抜け出して広い海に飛び込みたい気持ちは誰にでもあるでしょうね。
子供の頃はこの歌の映像が好きでした。CGなんかじゃなくて紙で作ったであろうたいやきくんが動くから心に響く。あれは実際に動かしてるはずです。アナログ的なものは柔らかいですね。
昔はのっぽさんの紙工作にもすごく憧れました。それで子供の僕がのっぽさんの真似して作ってみるといつも全然できないというオチでした。でもチャレンジ精神と想像力が豊かでした。
M3 いっぽんでもニンジン/なぎら健壱
有名曲ですね。「およげ!たいやきくん」のレコードのカップリングでした。僕の個人的な感想に過ぎませんがこれは数え唄であるんだけどなんとなく語呂が悪い感じがします。きっと子供向けに作ったからそうなったんだろうけど。なぎら健壱さんの歌のあとに続くガチャピンの掛け声が好き。ばっちりとポンキッキ気分に浸れます。
アレンジがめちゃくちゃ昭和歌謡でカッコいいです。なぎら健壱さんの声も昭和の雰囲気が漂ってますね。
M4 ホネホネ・ロック/子門真人
ここでまた来ました!子門真人さん。ポンキッキといったらこの声です。すごい特徴的な歌い方がいいシビれます。この曲にその良さがよく出てると思う。イントロのアコギが好きです。本当に恐竜とかガイコツとか出てきそうなヤバい感じ。出だしの「ひとくいしゅうちょう」の歌詞が過激すぎだろ。子供の頃はこの曲の映像に恐れを抱いてた気がします。
あとサビで「ホーネホネロック♪」のフレーズを子門真人さんのあとに続く女性のコーラスが秀逸ですね。ロックだね。サイケだね。いいね。
M5 パタパタママ/のこいのこ
これいいですよ。果てしなく明るく楽しい曲だから確実にテンション上がります。元気なイントロからすでに燃える曲。のこいのこさんという歌手の人は知らないんですけど、この人の声以外は絶対に合わないとまで思わせるハマりっぷりです。「パータパタママーパータパタママー♪」の出だしは誰もが知ってますよね。子供の頃も夢中になってました。大人になった今でもあの時と同じ気持ちのまま盛り上がれます。イントロからぶっ飛んでるエレクトリックギターに惹きつけられる。パタパタママの1日を歌っていくんだけど、その言い回しが個性に溢れてて印象的です。“おなべケロケロ台所”だとか“洗濯ポイポイスイッチオン”とか“お風呂をピュクピュク沸かしすぎ”といった普段は使わないような音の表現だからインパクトあります。
12時には“お化粧パタパタ”して“ママきれいだよ”って褒められます。だけどこの曲の映像のママはお世辞にもきれいじゃないと思いますwついでに3時のとなりのママも美人ではありませんでした。どうしてこうなったアニメーション。子供ながらにもそう思ってました。のこいのこさんは次でもう一曲歌います。いい声だし元気をもらえる歌いっぷりです。それにしても元気ですね。
元気出ますよ‼︎
M6 まる・さんかく・しかく/のこいのこ
のこいのこさん2曲目です。この曲も知ってる人は多いでしょう。「まーるさんかくしかーくー♪まーるさんかくしかーくー♪」って歌です。僕は大人になってもその部分だけはずっと頭に残ってました。地球ではないどこか遠くの星に連れて行ってくれる世界感でスケールの大きい歌だと感じます。歌詞にある四角いタイヤが回らないというアクシデントは地球では起こりませんね。
のこいのこさんの声も明るくて好きです。
M7 カンフーレディー/高田とも子&コスモス
タイトルを見たときにどんな曲だったか浮かぶほどにはこれは正直そんなに覚えていなかった。聴いたらわかりました。たしかに子供の頃に聴いた。イントロで「アチョー!」って叫ぶのがカンフーらしいですね。
歌手の人は子供なのかな?わからないです。サビで地声からファルセットに変わる瞬間がすごい美しい。僕は音楽の中で歌声がファルセットに変わる瞬間のスリリングさとか美しさが大好きなんですよね。
「イー アル サン スー ウー リョウ チー パー」この歌詞が歌われてるのが更に雰囲気を盛り上げます。
M8 あいうえ おほしさま/うらいみさこ
8曲目はしっとりしています。情緒ある名曲って感じです。うらいみさこさんて歌手の発音がはっきりしていて歌詞が聴き取りやすい。五十音の歌ですね。だから最後は「わーをーんー♪」で締まります。夜に似合う曲かなと思います。子供の頃の僕の記憶にガッツリと残ってくれた1曲です。大人になって聴いてみても当時と変わることなくすごくいい。3分間のこの曲の世界は柔らかいなぁ。次の曲はもっと柔らかいんですけどね。
M9 おっぱいがいっぱい/ぶんけかな
これですよね?ポンキッキといったらこれでしょ!タイトルが強烈すぎるもん。覚えないわけないです。曲自体もこれ以上ないほどキャッチーで誰の頭と心にもこびりつきますね。
当時の映像は本物のおっぱいが登場してました。途中ではおっぱいがいっぱい飛んでましたね。子供心に照れてた記憶があります。どうでもいいけどおっぱいがいっぱい言いすぎだろw子供の声で歌ってるからいいんだよ。
内容は、なんか…すごく…とても、何も分かっていなくてかわいい。もし大人が歌っていたら多分だけど引くよね。子供のままの気持ちで聴かなきゃダメです。
これはあれだ…柔らかさ以外の何者でもないですね。そういうことです。
歌詞中の「うれしいな さわーりたいー♪」ってところの歌の主人公の子とおじさんの「さわーりたいー♪」の意味は多分だけど違うと思いますw
YouTubeで野沢雅子さんのものまねの田島さんが「おっぺぇがいっぺぇ」って歌ってたのはめちゃくちゃウケました。
「おっぱいがいっぱい」誰でも知っている曲ですね。
M10 ドキドキドン!一年生/ぶんけかな
ぶんけかなさんの歌が続きます。これは元気出ますよ。何か新しいことを始める時なんかにビクビクしてしまう自分の心をこれでいいんだと肯定させてくれる一曲です。大人になっても変わらない。一年生になる直前の不安と期待を歌う歌詞が今の自分にも共感できて勇気が湧いてきます。“誰でも最初は一年生”だし“誰もがおんなじ一年生”なんですよね。だから“ドキドキするけどドンといけ”って、これほどまでに勇気をくれる曲はない。キャッチーな曲調に2分半という演奏時間の潔さ。ダラダラと5分とか聴かされても苦になりますよね。この曲も子供の頃からずっと頭も中に残っててまた聴きたいなと思ってた一曲でした。今聴いても夢中でポンキッキを観ていた子供の頃と同じ気持ちになってしまいます。聴くとランドセルを思い出すこと間違いなしです。ポンキッキを聴くなら外せない一曲です。
最近は不登校ユーチューバーとかいますけど、そういうんじゃなくて、ドキドキするけどドンといけって勇気付けてほしいんだよ。
M11 十二支のうた/くらっぷ
この曲を聴いて十二支を覚えるのもありだと思います。ただ僕はこの曲自体を覚えていませんでした。調べてみるとこのベストのDISC1の中では新しめの1986年のリリースになってるからポンキッキを観ていなかったのかもしれません。どうも打ち込みサウンドっぽくて今ひとつ心に響かないのですよ。個人的には印象が薄い聴き流してしまう曲です。
人間が楽器を演奏してその音を録音した音楽ってやっぱり魂が宿ってると感じるんですよね。好みの問題です。
M12 からだ元気?/しょうじけいすけ
これは素晴らしいです。レゲエ!ノリノリの熱いレゲエ。聴いてるとだんだんマリ○ァナ吸いたくなってき…来ませんw大丈夫です。そのくらいテンション上がるレゲエってことです。体の各部位を歌いながら点検していくんですけど曲に合わせて自分の体も不調はないかチェックしていけば健康になれるかもしれません。曲の最後の「てんけーんおわりっ!」ってところがめちゃくちゃポンキッキっぽくていい。
レゲエといえば夏にボブ・マーリーをこれでもかってくらいの大音量で聴くと気持ちいいですね。オススメです。
M13 はたらく くるま2/子門真人
この曲は知ってる人も多いでしょう。ここでも来ました!子門真人さん。このベストで最多登場の3曲目です。タイトルが2になってるってことは1があったわけですよね。僕はあんまり覚えてないな。3もあったような気がするけど記憶違いかな。カッコいい曲だからシリーズ化されても納得です。いろんな働く車の名前と機能を覚えられる優れた曲。どんな働きをする車なのかまで丁寧に説明してくれるところがすごいです。子門真人さんの圧倒的なボーカルと子供たちのかわいいコーラスがバッチリ合ってます。
M14 たなあげおんど/大竹しのぶ
大竹しのぶさんですね。あの女優の大竹しのぶさんです。これ子供の頃に聴いたことあるのは確実なんだけどあまり記憶に残っていなかった。今この曲を聴いてみるとすごいです。初めて聴いた人はこんな感想を持つと思います。「大竹しのぶさん歌うまいんだな!」すごく感情が入ってますね。こういうのがいいんだよ。声が裏返りそうなスレスレのスリリングさがたまらない。
M15 みんなともだち/山崎清介&砂川直人
これです!僕の大本命です。名曲です。この曲が入っているかどうかがチョイスの基準でもありました。これが聴きたかったんです。うたのおにいさん的な声質の歌手2人が友情について歌う胸熱な曲です。ここにも入っているけど子供たちのコーラスは本当に元気が出てきます。みんな元気いっぱいに歌ってますからね。すごいパワーです。「みんなともだち ずっとずっとともだち おとなになっても ずっとともだち♪」この歌詞めっちゃよくないですか?僕はもう心の奥の方を鷲掴みにされました。これがDISC1の最後の曲なんですけどひと通り再生が終わったあとにこの曲だけ何度もリピートしてしまうほどに大好きです。
というわけでDISC1はここまでですね。このベスト盤は2枚組なので当然この後にDISC2があるんですけど僕はあんまり聴いてないので書くことがありません(笑)しかし普通にJポップとして聴いても名曲揃いなので是非DISC2も聴いてあげてください。
ポンキッキ世代には懐かしくてたまらないしそんな大人たちの心にまで外すことなくぶっ刺さる。一生懸命に遊んでた子供の頃の想像力が戻ってきていつのまにか元気になってます。
考え事が多かったりストレスがたまっていたりと暗い気持ちの時にこそこのCDはオススメです。
暗い日本の元気印。
明るい気持ちになれます。
一ファンとして。
ありがとうございました。
それではまた。